Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
あたたかい支え
- 2014/04/20 (Sun)
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年々なぜか早まっていく授業参観の日程。
今年も昨年より数日早い。
正直なところ、2,3年ならまだしも1年生はこの時期、まだまだアルファベットが終わるか終らないかくらいのもので授業らしい授業にならない。
そんなときに参観もへったくれもあったもんじゃないと思うけれど、毎年決まってんだからしゃあないわな
授業参観の日程を見越して、とりあえずギリギリ小文字のa~zを終わらせた。
自分たちの頃は、教師が一方的にしゃべってばかりの授業でも何ともなかったが、今はそうはいかない。
何をしようかと頭をひねり、結局フォニックス。
英語は綴り字と発音が一致しないことが多いので、アルファベットが読める=語が読めるとはならない。
慣れればたいしたことないのだが、初心者とか英語が苦手な人からすれば「なんでやねん」ってなんねんやろな。
字と音が一致しなくなった原因については、話し出すと長くなるけれど、他の言語では母音の推移は起こらなかったのだろうか。
スペイン語なんて発音記号ないしね、そのまますぎて。。
フォニックスというのは英語の音と綴り字の規則性についての学問である。
時代と共に変化するけれども、干支がひとまわりする間にもいろいろなことが変わるなぁと思う。
自分たちが中学の頃はフォニックスよりも暗記で覚えろって感じだったし、教科書の文についても大事なところの説明のあと、訳をするってのが当たり前だった。
この「訳読」も今はほとんど行われなくなっている。
少し前に研修に出たら、もう訳を授業中にするなんてとんでもないみたいな風潮だったので驚いた。
去年はそのまま訳読スタイルを貫いたけれど、今年からは私も時代の流れに乗ろうと思う。
でも懸念もあって。
たぶん訳読をさせない意図っていうのは、今まで訳読に掛けていた時間を、たとえばリスニングで英語耳を鍛えるであったり、スピーキングを鍛えるための時間に使いましょうっていう意図なのだろう。
じっくり訳読をすれば15分はザラに掛かるし。
時代は机上の勉強から、実際に話せる人間を求めているのも事実だ。
それについて異論はないし、中高と6年も勉強していて話せるようになれないってのも変な話ではあるから、そういう意図はいいねんけれども。
英語の和訳と言うのは、日本語力とセンスが問われる。
今、小学校では作文指導を熱心にしないところも多いと聞く。
平和学習の感想文を書かせたときに、『てゆうか、〇〇(下の名)は原爆とかまじありえへんしと思ったw』と書いていて、ビビったわ。
「あんたのこの文章がまじありえへんのやー!」言うて返したけど・笑
小3から英語必修と言う流れに近い将来なるような中で、作文指導が減り、さらに訳読も減ったら、最終的に、
I played baseball with Tom yesterday. なんて文を、
私はしました野球をトムと昨日。 なんて本気で訳す子が出ないとも限らない。
まぁ、そんなことが起きてからわたわた言えばいいのかもしれないけど、ちょっと心配。
話を戻して参観。
平日ではないので、パパやじいちゃんも結構見に来る。4月は特に保護者の方も先生がどんなのか知りたい、とか、子どもの様子が見たいとかで参加率が高い。
子どもの頃は、参観日なんて先生がちょっとお洒落をして教壇にいるくらいでいつもと変わらんやんと思ってたけど。
先生が服装以外で何も変わらんなんてないと思い知っている・笑
何年経っても参観は緊張する。うん。
どんなに入念に計画を練ってシミュレーションしてもその緊張はあまり減らない。
やっぱり子どもが黙って一方的に授業を受けている姿よりも、何か活躍しているところを見たいのが親心ってものなのだろうな、と勝手に親心を想像し、短い自己紹介を組み込んだ。
これには自分が中学の頃の母の言葉がヒントになっている。
家に帰って友達の話をしていても上の空の母にちゃんと聞くよう文句を言ったら『あんたは〇〇ちゃんとか〇〇君って言うけど、小学校が違う子はお母さん聞いてもわからんもん』
父はわからんなりに、そういう名前の子がクラスにいるのねって感じでにこにこ聞いていたから、(普通はそうするだろうけど) 余計に母のその対応が寂しかったのだが、今ならアスペな母のことだから、自分の知らない名前の子がぽんぽん話題に出てきてもイメージできない話を聞くのは苦痛だったのだろう。
知らないから『じゃぁ遊びに連れてらっしゃいよ』と言うような人でもなかったし。
家が狭いのと散らかっている(のは母の問題でしかないけれど) のを負い目に感じている彼女は余程古くから知っている友達以外を呼ぶのを嫌がって、たまに頼み込んで連れてきても『どうせウチの中がどんなんか見に来て、家の中やりくってる(散らかしまくっている)って吹聴するんだろう』なんて嫌味しか言わなかった。
まだ年端もいかない子どもが家に遊びに来るのにそこまで裏の理由があるかって思うけどねw
そんなこんなで、お母さん方も子どもの口から出る友達の名前と顔が一致すれば更なる話題作りのきっかけにもなるし安心もできるだろうと。
名前、出身地、好きなもの、くらいを一人30秒程度で。
数日前に練習した時にはみんな声も小さいし、元々おとなしいクラスだからしーんとなって興ざめするんじゃないか、大丈夫かよぉ~と思っていたけれど、みんな自分の親にいいとこを見せたいという思いもあるのか、言われた通り、保護者の方々の方を向いて大きな声で発表していた。
本番に強いクラスかもw
フォニックスの練習中は、後ろで数人のお母さんが歯擦音や破裂音、軟口蓋音など私の真似をして生徒と一緒に発音してくれてはって。
そういうのって授業していてすごく心強いねんな。もう、心でありがとう言いまくって授業してたわ。
私が言った些細なことにもにこにこ反応してくれてはったり。有難い。
ひとりだけまったく表情変わらへんおじいちゃん居てはって、かなりドキドキしたわ・笑
更に嬉しかったのが、終了後にその発音してくれてはったお母さん方が私のところに来て、
『楽しい授業でしたー』と。
それだけでも嬉しいのにさらに、毎年新入生に配っている自分の体のことについての説明のプリントを、お家で一緒に読みはったみたいで、
『先生のお手紙(プリントのこと)とても感動して、子どもの前で泣いてしまいそうになりました。これからもよろしくお願いします』
とか、
『授業中は立ちっぱなしでつらくないんですか?』と案じてくださったり。
『うちの子、なんでも手伝えって言ってるから先生しんどい時は息子どんどん頼ってや。荷物持ちでもなんでもさせるから』と豪快に笑って帰るお母さんがいたり。
こっちが涙出るわそんなん
生徒も保護者も十人十色で、時には怒鳴りつけられるし、やくざまがいのお父ちゃんにどやされ脅されたり、、なんてこともあったけど。
中にこういう方もいるから、この仕事をしていくうえでほんまに有難いなと思う
やっぱ教師だけの力で子どもを良い方向にってかなり厳しい。お家の人の協力があってこそ、教師もやっていけるもんだし。
もちろん、自分の耳には入らないだけで、応援してくれてはる方はたくさんいるのだけれど、こうして実際に言葉にして言われると、やっぱ心強い。
ほんま感謝やなぁと思った日だった。
その感謝を子どもらにもっと還元してかなあかんな、と同時に身も引き締まる思いがした。
ありがとう。
今年も昨年より数日早い。
正直なところ、2,3年ならまだしも1年生はこの時期、まだまだアルファベットが終わるか終らないかくらいのもので授業らしい授業にならない。
そんなときに参観もへったくれもあったもんじゃないと思うけれど、毎年決まってんだからしゃあないわな
授業参観の日程を見越して、とりあえずギリギリ小文字のa~zを終わらせた。
自分たちの頃は、教師が一方的にしゃべってばかりの授業でも何ともなかったが、今はそうはいかない。
何をしようかと頭をひねり、結局フォニックス。
英語は綴り字と発音が一致しないことが多いので、アルファベットが読める=語が読めるとはならない。
慣れればたいしたことないのだが、初心者とか英語が苦手な人からすれば「なんでやねん」ってなんねんやろな。
字と音が一致しなくなった原因については、話し出すと長くなるけれど、他の言語では母音の推移は起こらなかったのだろうか。
スペイン語なんて発音記号ないしね、そのまますぎて。。
フォニックスというのは英語の音と綴り字の規則性についての学問である。
時代と共に変化するけれども、干支がひとまわりする間にもいろいろなことが変わるなぁと思う。
自分たちが中学の頃はフォニックスよりも暗記で覚えろって感じだったし、教科書の文についても大事なところの説明のあと、訳をするってのが当たり前だった。
この「訳読」も今はほとんど行われなくなっている。
少し前に研修に出たら、もう訳を授業中にするなんてとんでもないみたいな風潮だったので驚いた。
去年はそのまま訳読スタイルを貫いたけれど、今年からは私も時代の流れに乗ろうと思う。
でも懸念もあって。
たぶん訳読をさせない意図っていうのは、今まで訳読に掛けていた時間を、たとえばリスニングで英語耳を鍛えるであったり、スピーキングを鍛えるための時間に使いましょうっていう意図なのだろう。
じっくり訳読をすれば15分はザラに掛かるし。
時代は机上の勉強から、実際に話せる人間を求めているのも事実だ。
それについて異論はないし、中高と6年も勉強していて話せるようになれないってのも変な話ではあるから、そういう意図はいいねんけれども。
英語の和訳と言うのは、日本語力とセンスが問われる。
今、小学校では作文指導を熱心にしないところも多いと聞く。
平和学習の感想文を書かせたときに、『てゆうか、〇〇(下の名)は原爆とかまじありえへんしと思ったw』と書いていて、ビビったわ。
「あんたのこの文章がまじありえへんのやー!」言うて返したけど・笑
小3から英語必修と言う流れに近い将来なるような中で、作文指導が減り、さらに訳読も減ったら、最終的に、
I played baseball with Tom yesterday. なんて文を、
私はしました野球をトムと昨日。 なんて本気で訳す子が出ないとも限らない。
まぁ、そんなことが起きてからわたわた言えばいいのかもしれないけど、ちょっと心配。
話を戻して参観。
平日ではないので、パパやじいちゃんも結構見に来る。4月は特に保護者の方も先生がどんなのか知りたい、とか、子どもの様子が見たいとかで参加率が高い。
子どもの頃は、参観日なんて先生がちょっとお洒落をして教壇にいるくらいでいつもと変わらんやんと思ってたけど。
先生が服装以外で何も変わらんなんてないと思い知っている・笑
何年経っても参観は緊張する。うん。
どんなに入念に計画を練ってシミュレーションしてもその緊張はあまり減らない。
やっぱり子どもが黙って一方的に授業を受けている姿よりも、何か活躍しているところを見たいのが親心ってものなのだろうな、と勝手に親心を想像し、短い自己紹介を組み込んだ。
これには自分が中学の頃の母の言葉がヒントになっている。
家に帰って友達の話をしていても上の空の母にちゃんと聞くよう文句を言ったら『あんたは〇〇ちゃんとか〇〇君って言うけど、小学校が違う子はお母さん聞いてもわからんもん』
父はわからんなりに、そういう名前の子がクラスにいるのねって感じでにこにこ聞いていたから、(普通はそうするだろうけど) 余計に母のその対応が寂しかったのだが、今ならアスペな母のことだから、自分の知らない名前の子がぽんぽん話題に出てきてもイメージできない話を聞くのは苦痛だったのだろう。
知らないから『じゃぁ遊びに連れてらっしゃいよ』と言うような人でもなかったし。
家が狭いのと散らかっている(のは母の問題でしかないけれど) のを負い目に感じている彼女は余程古くから知っている友達以外を呼ぶのを嫌がって、たまに頼み込んで連れてきても『どうせウチの中がどんなんか見に来て、家の中やりくってる(散らかしまくっている)って吹聴するんだろう』なんて嫌味しか言わなかった。
まだ年端もいかない子どもが家に遊びに来るのにそこまで裏の理由があるかって思うけどねw
そんなこんなで、お母さん方も子どもの口から出る友達の名前と顔が一致すれば更なる話題作りのきっかけにもなるし安心もできるだろうと。
名前、出身地、好きなもの、くらいを一人30秒程度で。
数日前に練習した時にはみんな声も小さいし、元々おとなしいクラスだからしーんとなって興ざめするんじゃないか、大丈夫かよぉ~と思っていたけれど、みんな自分の親にいいとこを見せたいという思いもあるのか、言われた通り、保護者の方々の方を向いて大きな声で発表していた。
本番に強いクラスかもw
フォニックスの練習中は、後ろで数人のお母さんが歯擦音や破裂音、軟口蓋音など私の真似をして生徒と一緒に発音してくれてはって。
そういうのって授業していてすごく心強いねんな。もう、心でありがとう言いまくって授業してたわ。
私が言った些細なことにもにこにこ反応してくれてはったり。有難い。
ひとりだけまったく表情変わらへんおじいちゃん居てはって、かなりドキドキしたわ・笑
更に嬉しかったのが、終了後にその発音してくれてはったお母さん方が私のところに来て、
『楽しい授業でしたー』と。
それだけでも嬉しいのにさらに、毎年新入生に配っている自分の体のことについての説明のプリントを、お家で一緒に読みはったみたいで、
『先生のお手紙(プリントのこと)とても感動して、子どもの前で泣いてしまいそうになりました。これからもよろしくお願いします』
とか、
『授業中は立ちっぱなしでつらくないんですか?』と案じてくださったり。
『うちの子、なんでも手伝えって言ってるから先生しんどい時は息子どんどん頼ってや。荷物持ちでもなんでもさせるから』と豪快に笑って帰るお母さんがいたり。
こっちが涙出るわそんなん
生徒も保護者も十人十色で、時には怒鳴りつけられるし、やくざまがいのお父ちゃんにどやされ脅されたり、、なんてこともあったけど。
中にこういう方もいるから、この仕事をしていくうえでほんまに有難いなと思う
やっぱ教師だけの力で子どもを良い方向にってかなり厳しい。お家の人の協力があってこそ、教師もやっていけるもんだし。
もちろん、自分の耳には入らないだけで、応援してくれてはる方はたくさんいるのだけれど、こうして実際に言葉にして言われると、やっぱ心強い。
ほんま感謝やなぁと思った日だった。
その感謝を子どもらにもっと還元してかなあかんな、と同時に身も引き締まる思いがした。
ありがとう。
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詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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