Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
いつか巣立つ日を
- 2014/07/03 (Thu)
- 学校奮闘記! |
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成績処理に追われる、世紀末・・いや、学期末の学校。
こういう締切絶対な事務作業やってると気分はいつでも世紀末やけどな(意味わからんわ)
そんな良い子も眠ってしまう21時の職員室。
ウエハースなんてかじりながら、コーヒーで眠気を覚まして、ひたすら向かうのはエクセルの画面。
エクセルがない時代の人って、いちいち電卓ではじき出してたんだよなぁ、なんて思うと現代文明が有難い
そんな中、同じく仕事中の後輩くん(と言っても、世間は狭い。私の同級生のゼミ友だちなのである)と思いもよらず深いい話に。
『この学年、ほんま良いッスよね』
「ほんまに。大人も子どももね。』
私がここに赴任してから、初めて出会えた「尊敬できる人」である主任を筆頭に、若い教師から「お父さん」と慕われる先輩や、頼れる中堅、若手。
ほんまに良い学年団に出逢えた。
転勤したくてしたくてたまらなかった私が、昨年度末に希望が通らなかったときには、あと1年どう過ごそうか、と落ち込んで、ヤケ酒飲んでクダまで巻いたが。笑
世の中本当に意味のないことなんてない。
絶望したはずの職場で、あぁ、いてよかったと思える大人や生徒たちに巡り合った。
それをまさか彼と共有できることになろうとは。
『先生のことをとやかく言う子がいないじゃないですか。それが嬉しいんっすよ俺。ほら、前は色々あったし・・』
時々いらっとすることもあるけれど、根はほんまに良い人で、人をよく見ているし、偏った 人の見方をすることもない。
そこにはいつも一目置いていた。
『いい意味で、ここ(他の学年)とかとは違って異質でしょ』
うちの生徒の多くは、ドライ。人に無関心なことが多い。
自分に関係なければ、あるいは自分にとって得になることでなければわれ関せずって感じ。
ニュータウンの子って、どこともそういう傾向にあるけれどね。
保護者の方も高学歴で、だれもが知っている大企業に勤めてはる人がほとんどだ。
当然、我が子への教育の情熱は並々ならぬものがある。
それはいいことだけれど、勉強さえできていれば・・とか勘違いする子も少ないけれどもいるのも事実。
勉強が苦手な子に対してあからさまに下に見るような態度を取ったり、周りの人をナメた態度を取る子もいる。
授業の態度が悪いので注意をすれば『だって塾でやってて、もうわかってるもん』とか抜かしたりね。
でも今年の子はそういうのがほとんどない。
たまにそういう子がいても、諭すと周りの子もうんうんとうなずきながら聞いてくれる。
たとえその張本人に話が入らなくても、私の話に周りの子が援護射撃してくれたりもする。
塾でやったって威張ってるヤツに言いたいけどね。
塾が学校を先取りして教えるのは当たり前のこと。
個別指導で特に要望がある場合とか、テスト前を除いては、塾なんて軒並み学校の先を勉強する場所なのだ。
元塾講侮るんじゃねえぞww
私が塾講やってた時は、塾で勉強してるのを理由に学校で態度が悪いのなんか許さなかったけどな。
勿論、一生懸命教えてらっしゃる塾講師の方がほとんどですが、中にほんまに一握り、いや半握り・・・学校を悪く言うことで自分とこの利益を上げようともくろんでる人もいたりするからなぁ。
塾も利益がなきゃ、商売が立ち行かないけど、でも学校をおろそかにしてまでって何か違う。
こっちもすべての子が塾に通わなくてもいいような授業せぇって言われたら、それはほんまにその通りやねんけどな
話を戻して、そういう情に薄い子がほとんどいない。
勿論、授業にどうしても集中できなくて何度言っても話をやめない子もいるし、憎らしい口を叩く子もいる。
でも基本的に人の痛みがわかる子らであると思う。そういう子たちも。
普段なかなか集中して取り組めない子でも、私が階段を下りていて手すりの近くに何かモノが置いてあると必ずそれをどけてくれる。
こちらが頼む前に。
こういうのって、ほんまに気づかない人は気づかない。大人でも。
毎回100点を取ることも、いいことだと思うけど、こういうことに全然気づかないのなら、たとえ50点60点でも、人の立場にたって物を考えられることの方が私は大事だと思う。
自分が親になっても自分の子にはそうあってほしい。
たとえ今そうではなくても彼らはまだ発展途上だから、これから出会う人や出会う出来事によって考えが変わる可能性は大いにある。
そのお手伝いをするのも、私らの仕事の一端なのかな、と。
大変な子もいるけど、でもみんな思いやりは持ってる。
そんな集団、いいなと思う。
そして、そんな子たちに恵まれて、自ずと思うことは、
彼らの卒業を見届けたい、ということ。
でもかなしいかな。
私も後輩くんも転勤リーチなのだ。
『こんなに卒業するの見たいって思う学年、初めてちゃうかな』
「あーそれ。私も思う!」
『管理職に言ったらどうですか。どうしても残りたいって』
「でも最近はきっちり転勤させてるねん、とか言われて」
『何とかならんかな~。でも、考えたら人数の都合上、転勤なしになっても俺らが二人とも持ち上がるのはあり得ないっすもんね。持ち上がれないなら、別にここに未練ないしなぁ』
それは激しく同意・笑
『どっちか残って持ち上がりたいっすね。俺か先生か』
「あ、それいいですねー。卒業するとき、どんなんか連絡できるしね」
あーこの学年に3年までいたいなぁ。
そんな風につぶやいてしまう、そんな環境に今、初めて身を置いている。
ほんまにあの子たちと一緒に修旅だって行きたいし、卒業式を見届けたい。
「あぁ、こんな話してたらコーヒーじゃなくてビール飲みたい!!」(結局そこかよ・・)
『今度みんなでゴハン行きましょ♪』
お互い、一番しんどかった時期を同じ集団で過ごしているからこそ、わかる今の仕事の環境の素晴らしさ。
共有できてうれしかった。
そして、3年間を見届けられない寂しさがさらに増していく。
こういう締切絶対な事務作業やってると気分はいつでも世紀末やけどな(意味わからんわ)
そんな良い子も眠ってしまう21時の職員室。
ウエハースなんてかじりながら、コーヒーで眠気を覚まして、ひたすら向かうのはエクセルの画面。
エクセルがない時代の人って、いちいち電卓ではじき出してたんだよなぁ、なんて思うと現代文明が有難い
そんな中、同じく仕事中の後輩くん(と言っても、世間は狭い。私の同級生のゼミ友だちなのである)と思いもよらず深いい話に。
『この学年、ほんま良いッスよね』
「ほんまに。大人も子どももね。』
私がここに赴任してから、初めて出会えた「尊敬できる人」である主任を筆頭に、若い教師から「お父さん」と慕われる先輩や、頼れる中堅、若手。
ほんまに良い学年団に出逢えた。
転勤したくてしたくてたまらなかった私が、昨年度末に希望が通らなかったときには、あと1年どう過ごそうか、と落ち込んで、ヤケ酒飲んでクダまで巻いたが。笑
世の中本当に意味のないことなんてない。
絶望したはずの職場で、あぁ、いてよかったと思える大人や生徒たちに巡り合った。
それをまさか彼と共有できることになろうとは。
『先生のことをとやかく言う子がいないじゃないですか。それが嬉しいんっすよ俺。ほら、前は色々あったし・・』
時々いらっとすることもあるけれど、根はほんまに良い人で、人をよく見ているし、偏った 人の見方をすることもない。
そこにはいつも一目置いていた。
『いい意味で、ここ(他の学年)とかとは違って異質でしょ』
うちの生徒の多くは、ドライ。人に無関心なことが多い。
自分に関係なければ、あるいは自分にとって得になることでなければわれ関せずって感じ。
ニュータウンの子って、どこともそういう傾向にあるけれどね。
保護者の方も高学歴で、だれもが知っている大企業に勤めてはる人がほとんどだ。
当然、我が子への教育の情熱は並々ならぬものがある。
それはいいことだけれど、勉強さえできていれば・・とか勘違いする子も少ないけれどもいるのも事実。
勉強が苦手な子に対してあからさまに下に見るような態度を取ったり、周りの人をナメた態度を取る子もいる。
授業の態度が悪いので注意をすれば『だって塾でやってて、もうわかってるもん』とか抜かしたりね。
でも今年の子はそういうのがほとんどない。
たまにそういう子がいても、諭すと周りの子もうんうんとうなずきながら聞いてくれる。
たとえその張本人に話が入らなくても、私の話に周りの子が援護射撃してくれたりもする。
塾でやったって威張ってるヤツに言いたいけどね。
塾が学校を先取りして教えるのは当たり前のこと。
個別指導で特に要望がある場合とか、テスト前を除いては、塾なんて軒並み学校の先を勉強する場所なのだ。
元塾講侮るんじゃねえぞww
私が塾講やってた時は、塾で勉強してるのを理由に学校で態度が悪いのなんか許さなかったけどな。
勿論、一生懸命教えてらっしゃる塾講師の方がほとんどですが、中にほんまに一握り、いや半握り・・・学校を悪く言うことで自分とこの利益を上げようともくろんでる人もいたりするからなぁ。
塾も利益がなきゃ、商売が立ち行かないけど、でも学校をおろそかにしてまでって何か違う。
こっちもすべての子が塾に通わなくてもいいような授業せぇって言われたら、それはほんまにその通りやねんけどな
話を戻して、そういう情に薄い子がほとんどいない。
勿論、授業にどうしても集中できなくて何度言っても話をやめない子もいるし、憎らしい口を叩く子もいる。
でも基本的に人の痛みがわかる子らであると思う。そういう子たちも。
普段なかなか集中して取り組めない子でも、私が階段を下りていて手すりの近くに何かモノが置いてあると必ずそれをどけてくれる。
こちらが頼む前に。
こういうのって、ほんまに気づかない人は気づかない。大人でも。
毎回100点を取ることも、いいことだと思うけど、こういうことに全然気づかないのなら、たとえ50点60点でも、人の立場にたって物を考えられることの方が私は大事だと思う。
自分が親になっても自分の子にはそうあってほしい。
たとえ今そうではなくても彼らはまだ発展途上だから、これから出会う人や出会う出来事によって考えが変わる可能性は大いにある。
そのお手伝いをするのも、私らの仕事の一端なのかな、と。
大変な子もいるけど、でもみんな思いやりは持ってる。
そんな集団、いいなと思う。
そして、そんな子たちに恵まれて、自ずと思うことは、
彼らの卒業を見届けたい、ということ。
でもかなしいかな。
私も後輩くんも転勤リーチなのだ。
『こんなに卒業するの見たいって思う学年、初めてちゃうかな』
「あーそれ。私も思う!」
『管理職に言ったらどうですか。どうしても残りたいって』
「でも最近はきっちり転勤させてるねん、とか言われて」
『何とかならんかな~。でも、考えたら人数の都合上、転勤なしになっても俺らが二人とも持ち上がるのはあり得ないっすもんね。持ち上がれないなら、別にここに未練ないしなぁ』
それは激しく同意・笑
『どっちか残って持ち上がりたいっすね。俺か先生か』
「あ、それいいですねー。卒業するとき、どんなんか連絡できるしね」
あーこの学年に3年までいたいなぁ。
そんな風につぶやいてしまう、そんな環境に今、初めて身を置いている。
ほんまにあの子たちと一緒に修旅だって行きたいし、卒業式を見届けたい。
「あぁ、こんな話してたらコーヒーじゃなくてビール飲みたい!!」(結局そこかよ・・)
『今度みんなでゴハン行きましょ♪』
お互い、一番しんどかった時期を同じ集団で過ごしているからこそ、わかる今の仕事の環境の素晴らしさ。
共有できてうれしかった。
そして、3年間を見届けられない寂しさがさらに増していく。
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非公開
自己紹介:
CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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