Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
希望
知り合いに私と同じタイプのCPの人がいる。年齢も1つしか違わない。障がいの重さも彼女の方が若干軽度だが同じくらい。
そんな彼女が結婚した。現在妊娠5ヶ月らしい
なんだか自分のことのように嬉しかった。
結婚・妊娠・出産。どれも人生の一大イベントやし、女性の喜びの1つでもある。だが、それさえ悩み多いことが多い。(なんか日本語おかしいな)
まず結婚。まぁこれは本人が気にする・気にしないの問題もあるんやけど、配偶者の負担が増えるんじゃないかとか、要らぬ杞憂をしてしまうものだ。それに何より、おそらくそれまで障がい者と関わったことない人がほとんどやから相手の親がまず反対するのは目に見えているこれは気長に「自分」を知ってもらって壁をなくしていくしかないんやけど。
で、めでたく結婚したとして問題は次だ。今は高学歴や晩婚化で結婚するまで関係を持たないなんて考えは昔のものになりつつあるから付き合っているときからの問題といってもいいかもしれないけれど。
肢体不自由。特に下肢に障がいがあると、ぶっちゃけた話、性行為ができないのではないか・・・という心配が出てくる。私自身、この杞憂を中学生のときからずっとしていて、性欲を一生我慢できる僧侶のような男性なんているはずないから、結婚しない方がいいのでは・・・なんて本気で考えていた事もある。
なかなかこういう問題というのは、他人にほいほい相談できるものではないから、解決もずっと遅れてしまった。
ゆえに人を好きになると、本当につらい。「いつかあきらめなければならない」という考えに捉われるからだ。
嫌われるのはやっぱり怖い。
昔好きだった人のアパートに遊びに行くのさえ、ひじょーーーに神経質になっていた。別にこちらの気持ちを無視するような人では決してなかったけれど、女が一人暮らしの男の家に遊びに行くときは、いつだって「万が一・・・」を想定してしまうものだ。
今から考えれば、心配しすぎてご飯の味も覚えてない自分を「かわいかったなぁ」と思うけど・笑
高校や大学になると、男性のようにあからさまではないにしろ女性でも性に関する話をするようになる。特に女同士の飲み会となると尚更。時に男性よりも赤裸々でシビアである・笑
でも、この問題に悩んでたときは、そんな友人たちに話を合わせつつ、どこか線を引いて接している自分がいた。話に本当の意味で入り込めないのである。顔では笑っていても、そういう場にいるのが苦痛だった。
転機は去年の夏に一度おとずれる。地元でお世話になっていたP.T.(理学療法士)にめっちゃくちゃ遠まわしに(笑)訊いてみた。P.T.はすぐに真意を察したらしく、
「あぁ、それは大丈夫問題ないよ」
いつも、何かを聞いた時は「障がいの程度や筋肉の使い具合にもよるし・・・」などの前置き付きで返答されることが多いのだが、この時は大丈夫だと前置きなしに断言してくれた。
この時の心強かったこと胸のつかえが一気に降りていくのがわかった。安堵や喜び、なんかもうよくわからない感情がぐちゃぐちゃになって、涙しか出てこなかったのを覚えている。
そんなこんなで私の心の霧は少し晴れていたんやけど、それが決定的となったのがこの出来事人工授精をしたとかいう話も聞かないから、おそらくは自然妊娠なんだろう。
「私も家庭を持つことができる」・・・・・・・大きな希望だった。私の人生の夢でもある。結婚してあたたかい家庭を築きたいというのは、ずっと前からの夢だった。光が見えた
・・・え?その前にちゃんと相手探せって??・・・大きなお世話よ!!笑
・・・頑張ってミッキーさん振り向かせます
で、本の紹介。こういうタイトルだからって、決してあやしーい本の類ではございませんので、そこんとこお間違えなきよう・笑 私もぶっちゃけレジにこれを持っていくときはかなり恥ずかしかったんやけど^^;笑 中身は大真面目に書かれた本です。
私がまだ悩んでいた時に、出逢った1冊。 障がい者の性の介助について初めて公に書かれた本である。
結果的には自分より重度の障がいを持った人のケースしか紹介されていなかったので、参考にはならなかったが、大いに衝撃を受けた。
まず、そういうボランティアの存在を知らなかった。が、介護の現場などではよくあることらしい。障がい者同士の夫婦の場合、介助員が夫婦の寝室に入ることもあるらしい。もう最初の数行を読むだけで度肝を抜かれてしまう。さらっと衝撃的なことが書かれているので、あまり軽い気持ちでは読まない方がいい。あとくれぐれもいっておくが、官能小説の類ではない。そういう興味本位では読まないでほしい。でも読み終わった後は、自分の視野が拡がる事だろう。
知的障がい者にも性欲があると書かれていて、そういう認識を持っていなかった私は自分の知識のなさ、そして知らず知らずのうちにそういう偏見を持ってしまっていた事を恥じた。
聾学校に介護等体験に行った時も、そこの高校生カップルを見て友達が「へぇ、ああいう子らでも付き合ったりするんやね」と言っていて、「ああいう子ら」って言い方も、そしてそんな考えを持っていることにも、ちょっとプチっときた私は(普段は温厚なめぐさんですが、たまーにブラック降臨しちゃいます)
「ほな、私が誰かと付き合っとっても変な感じするわけ??」って訊いたら、
「ううん」やって。変なの。。 やっぱり普段接する機会が少ないと先入観ができてしまうんかな。
所詮、みんな同じ人間やのにね
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プロフィール
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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