Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますｗ

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あまのじゃくでいじっぱり。

先輩のクラスでもめごとが起きて、対応に時間が掛かり、すっかり夜が更けた日。

今まで凛とした印象しかなかった先輩が、人目もはばからず涙ぐみ、目を腫らしていた。
こんなにも容易く涙を流すような人だと思っていなかったので、正直驚いた。

先輩は電車通勤だが、最寄駅が私と同じなので時々帰宅時間が同じになると車でお送りしたりもする。

この泣きはらした目で、電車に乗るのはキツいだろうな。

そう思って、地域巡回から戻ったら一緒に帰らないかという置手紙を机に残して冬の街へ出かけた。

もしよかったら、という但し書き付きで。

以前、先輩が具合が悪い時、別の先輩に『今日送ったってや』と頼まれたが、体調が悪く、却って気を遣わせてしまうから、と電車で帰ったことがあった。

その時、頼まれたことを気づかれたことと、もっとスマートに一緒に帰ろうと言えなかった自分が悔しかった。

こちらは空気のように存在感を消されても別に気にしないけれど、逆にいらぬ気を遣わせてしまったことが申し訳なかった。

だから今回も先輩が望むなら・・と思ったのだ。

道中、当たり前ながらいつもより口数は少ない。

こういう時、どのくらい放っておいてほしいかは人による。

むだに何でもない話をして、気を紛らわしたい人もいれば、ただ黙って向き合う方がいいという人もいる。

先輩がこういう状況になるのは初めてだし、その匙加減がわからない。

とりあえず先輩が話して来たら返す、あとは室温に気を配り時々寒くないか確認する程度に留めた。

そのいつもより少ない会話の中からも、心の澄んだひとだな、ということが伝わってくる。

人前ではばからず涙を流せるのも、その証拠なのかもしれない。

ただ弱くてピーピー泣いているのとは違う、また別の種類の涙。

やさぐれてしまった私には、そのきれいさでびっしびし心を打たれているようで、ちょっと打ちひしがれた。

自分がいかに心の固いガサガサした奴か思い知らされたみたいで。

主任からも、私なら先輩の気持ちを汲めるだろうから今日は頼む、みたいなことを言われて、頼られるのがすごくうれしい反面、複雑な思いも隠せない。

別の先輩も、彼女がしんどそうにしていたら必ず私の都合は訊かずに『送ったってや』と言う。

どうせ予定などないのだし、頼られることは嬉しい。

でも沁みついたそういうキャラって、かんたんに覆らないんだな。

私だって、しんどいときとか、誰かに優しくされたい日はあるんだよ。

でも、そんなところをすんなり人に見せられない。

ここ数年涙は流していないけれど、泣くときは絶対トイレでだったし、極限まで行かなきゃ「助けて」とは言えない性格。

損なのはわかっている。
すんなり甘えた方が受けがいいのもわかっている。

でも、そういう自分を見せた時点で、何かが崩れそうな気がして仕方ないのだ。

今までの人生で、あまり誰かに頼ることなく生きてきたからほんまに沁みついてしまっているのだろう。

ついついいい子ぶった役どころを引き受けてしまうところと、
(まぁ今回はほんまに私自身が先輩と一緒に帰りたいと思ったのだけど)

そういうキャラに徹してしまうところが嫌になって、

ふわっと気負いなく、自然体でいれる先輩が羨ましくて、やさぐれた奴がさらにやさぐれて帰った。

でも結局のところ、職場のお父さんみたいに慕っている先輩と、大尊敬している主任がその先輩ばかり気にかけているから、単にやきもち焼いてるだけなんだろうな。

子どもみたい。カッコ悪い。

大ベテランなお二人が、誰かのことだけ見て他を見てないなんてありえないし、主任の観察眼が誰より鋭いこともよくわかっているのに。。

でも、もやもやは簡単には晴れなかった。

やっぱ、最大の解決策は彼氏を作ることかな～・笑

いじっぱりであまのじゃくなところもしっかりわかっていてくれるみたいな。

しばらく恋愛はいいや、と思ったけれど、こういうちょっとしたキツさがある日には久しぶりに恋愛したいなという思いが湧く。

したらしたで、厄介ごとが増えるんだろうか。

誰かに気に入られようって気を遣わなくても、自分を認められるようになるにはどうすればいいのか。

最近色々思うことがあるけれど、それはまた追い追い書きます