Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
代償と虚しさ
実家で暮らす父には、3~4日に一度、電話を掛ける。
一番の目的は生存確認・笑
祖母の介護が始まってから母は家を空けがちだ。
その間、当然父はひとりになる。
快適な家ならまだしも、隙間風は入るわ、断熱性はないわ、お風呂やトイレは凍えるようだわ、で高齢者の仲間入りをしたじいさんにとってはキツいもの。
風呂場のヒートショックやトイレでの心臓麻痺など、持病がなくとも冬は危険が多い。
ちゃんと生きていることを確認して、切る。
最近は話す量が減った。
父がちゃんと話を聞いていないからである。
本人はケータイの音量が悪いと言っているが、果たしてケータイが悪いのか、父の耳が遠くなったのかは実際会わないとわからない。
6畳2部屋に4帖半が1部屋。それに狭いキッチン。簡易水洗のトイレに風呂。
それが私の実家だ。
お世辞にも広いとは言えない。面積で比べれば昔住んでいた勤務先から徒歩7分のマンション(14帖LDK&6畳居室。田舎なのでそれでも安かった)の方が広いくらいだ。
不便だったが、普段私はそこにいないので別段不満はなかった。
しかし、この年齢になって思う。
たとえば、この先自分が結婚して子どもが生まれたその時に、孫を連れて帰れる家ではない。
引っ越してほしいと思うけれど、そんなお金も気力もないようだ。
お隣さんは夫婦2人で、同じ間取りでも小ぎれいに暮らしてはるけれど、モノを捨てられない母のせいで、年々、モノが増えその間に縮こまるようにして暮らしているようにしか見えない。
そんな現状を見ると、たまらなくなる。
そんな下から数えた方が早い住環境でも、父の年金の半分が家賃として消えていくのだ。
服や電化製品を頻繁に親に買い与える私に同僚は優しい娘だという。
だけれども、ただ私はそうすることで目を背けたいだけなのだ。
そういう老夫婦のギリギリの暮らしから。
自分の親がそんなにみすぼらしいなんて思いたくなくて。
なぜ父は、そんな状況に甘んじていたのだろうか。
あるいはそういう生活に耐えながら「こんな筈ではなかった」と思い暮らすことがあるのだろうか。
出世だけしか興味のない男はつまらないと思うが、父と言う人は、家族を守ることにかけては無頓着な人間である。
それでも、大学に行かせてくれたことは有難いと思うが。
父はどちらかと言うと姉御肌の女性が似合うんじゃないかと思う。
父の好みとしては3歩後ろからついてくるような女性だろうが、そういう人では共倒れしてしまうのだ。
少し上からお尻をひっぱたくような女性の方が、父は経済的な面でもっと自立できただろう。
こんな生活に甘んじながら、父が守っているものって何なのだろう。
それが知りたい。隠し子でもいて、そっちに金をかけてんだろうか・笑
それはまぁ現実味が薄いとしても、業績の傾きまくった会社に執着している理由。
それは何なのだろう。
ボーナスでは、COACHのネックレスを買うつもりだった。
ブランドものに特に興味はないし、身銭をはたいてまでジュエリーを買おうなんて思うことは今までになかったが、横3連のハート形のピンクゴールドになぜか惹かれた。
いつ百貨店に行こうか考えていた矢先、実家のコンロが壊れたときいた。
今は鍋用のカセットコンロで凌いでいるという。
ホームセンターで叩き売りされているようなものを買いに行こうかと言うから、思わず言っていた。
「ちょっと待ってぇな。送るから」
言ってしまってから、ちょっと考えた。
今月のカードの請求。
JOEのライブやら、出かけた時の交通費やら、この間DOORSで買ったコートやら。
もろもろが積み重なって、学生時代住んでいたアパートの家賃と同じくらいまで金額が膨れていて目が飛び出そうな思いをしたばかりだ。
それと、コンロとネックレス。
買えないわけではない。 だけれどもあるからと言って、無条件に使っていいものでもない。
ネックレスはまた今度。
オークションで探すか、また良いデザインと収入に恵まれるときまで待てばいい。
別に両親に何かをしてあげるのは嫌いじゃない。
元々人に何かを選んだり贈ったりするのは好きだ。その考えている時間が楽しい。
でも、大して喜びはしないんだろうなぁ。
あって然るべきものだからきっと淡々と使うのだろう。
まぁいいけど。
1万円台半ばでSiセンサー付きのおしゃれなのが買えた。
最近のガスコンロ、安いのになかなかやるわ。
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プロフィール
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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