Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
Betray
数日前、また例の旧友から電話があり、先日知り合ったOTの先生ともう1度話をしてくれないかと言われた。
私の方としても、最近特に体が辛かったので色々話ができればと思って、指定された場所へと向かった。
日曜のオフィス街。平日の活気が嘘のように静まり返っている。
日曜の大学前通りと雰囲気がよく似ている。
休日だというのにブリーフケースを提げてやってきた友だち。しかし、服装はミニのワンピにブーティ。
アンバランスな持ち物と服装に違和感を覚えつつ、「仕事?」と聞くと、『会社に忘れ物を取りに行ってた』との答え。
約束の時間を少し過ぎ、指定の場所に先生は現れた。
休日なのになぜか、かっちりしたスーツ。
ここでも違和感を感じる。
普通、OTの仕事着と言えば、ジャージか白いパンツタイプの白衣。(よく男性看護師さんが着ているような)
それも職場についてから着替えるので、通勤は私服で来る人が多いのだ。
まぁ、でも転職活動中だと言うから、面接でも入っているのかも。とその時は大して気にも留めなかった。
会って15分ほどは前回同様、体の話に終始し、オペのときの助成金の話やら足にやさしい靴の話まで、私にとって有益な話ばかりだったのだが・・・。
それらが一通り終わってしまうと、話がアメリカの某会社の話に及んだ。
その会社は今までの利潤追求オンリーな会社ではなく、人にやさしい・地球にやさしいをモットーにしているのだとかで、数々のヘルスケアやヘアケア商品、サプリメントや栄養補助食品の類、スキンケア商品まで多岐に渡る商品展開をしているようだ。
今までに医者でも手の施しようがないと言われた末期がんが小さくなったとか、卵巣脳腫が治ったとか、自閉症の子の症状が改善したとか言う事例があるらしい。
OTの先生自身、アトピーがその会社の化粧品でキレイさっぱり治ったとか。
(新聞広告によくある、クロレラみたいやな)と言うのが第一印象。
『CPの弛緩型の子どもさんがね~これとこれを飲んでたら立位が保てるようになったってお母さんがすごい喜んでてー。絶対あなたにも良い効果が出ると思うねん』
弛緩型とは、私のタイプとは逆で筋肉に力が入らないタイプだ。だから軽い人はガニ股になり、重い人は座ることさえ出来ない。
支えなしで座ることができなかったその子が立てるようになったと言うのである。
すごいですね~なんて返事を返しながら、頭の中ではまったく違うことを考えていた。
私の力になりたいって、これか?
確かにすごいものかもしれないが、何かが違う。
どんどん違和感は膨らむばかりだ。
『これだけ聞くと、すごく怪しい話に聞こえるでしょ。私も最初は疑ったしね。ネットワークビジネスって知ってる?』
要するにねずみ講だろ・・・と冷めた表情をしていると、その会社がねずみ講やマルチまがいとどう違うかと言う事を力説してくれる。頼んでもいないのに。
へぇーそうなんやぁ。ふーん!なんて関心を装いながら、私の第6感はますます警鐘を鳴らす。
今日の目的ってこの会社の商品を勧めることじゃない・・・私の力になりたいとか何とか言って、結局真の目的はそこなんじゃない。
ふん、笑わせるな。
用事があると、OTが先に帰った。
2人だけになっても彼女はその会社の話をやめようとしない。
その会社の話をするときの彼女は、頬は上気し、興奮しきっている。完全に陶酔してしまっているのだ。
彼女は今、正常な判断ができる状態ではない。
私がいくら、他の話題を振っても、またこの話に戻ってくる。
そして今から、その会社のスキンケア商品を使った講習会があるので、是非来て欲しいという。
その頃には私の中には疑いの二文字しかなかったので、別の人と会うので20分だけという条件で顔を出した。
そこでも懸念は疑念になる。
講師の若い女性が何か尤もらしいことを話しているが、ホワイトボードに書いている文字がことごとくデタラメ。
小学校中学年レベルの漢字も満足に書けない彼女を見ていて、私はと言えば、『けっ』という感じだった。
(この女、アホや)が率直な感想。
勉強が出来ないことにではなく、その程度の漢字も書けないで講師として平気で人前に立てる神経に「アホや」と感じずにいられなかったのだ。
こんな茶番に付き合ってられない。
私は寒々とした思いで、会場を後にした。
屈託なく隣でにこにこ笑っている友達を、軽蔑というフィルターを通してしか見ることができなくなっていた。
あんた、何年も私の友だちでいながら、私という人間のかけらもわかってないんだね。
私はこの足を治したいわけじゃないんだよ。戦友だと思うからうまく付き合っていきたいだけやねん。
でも、ひとりで闘うのは時にとてもしんどいからね、その気持ちを受け止めてくれる人が欲しかった。私が望んでるのはただそれだけ。 そういう人が1人だけなら、その人がしんどくなってしまうから、そういう人が多いほどありがたいなとは思うけど。
背中が痛いって、足がかたいって悩んでいるのを、どこまで本気でどうにかしようって思ってくれたのか知らないけど、相手を間違えたね。
良いカモになるかもって思ったんだろうけど、大間違いだよ。私はそんなに愚かじゃない。
考えても考えても、結論は1つだ。
それでも仲の良かった友だちが、そんなこと・・・と信じたくなくて、何人かに相談したけど、皆私の思いと同じ答えだった。
こういうことは初めてではない。
いかにも怪しい商品の勧誘やら、宗教の勧誘は多い。
でも、友だちから吹っかけられたのは初めてだ。
心が寒々としていくばかりだ。
いくらのマージンが入るのか知らないけど、あなたはそれと引き換えにすることもなく私の心を失ったんだよ。
法律に詳しい人に聞いたら、連絡も取らないほうが良いというので、使う意思はないことをはっきり告げた。
すると屈託なく、彼女は『今度2人で遊ぼうって前行ってたやん?あれ、今度の週末にしない?』と言ってきた。
「バカじゃないの」と言い返してやりたかったが、無理やり貸与された本を返す良い機会だと食事だけはOKした。
そこで本をきっぱり返して、思いも直接伝えてけじめをつけよう。
その期に及んでまで、その話をしようものなら、水をぶっかけて帰ってきたい。そんな心境だ。
腹立たしい反面、すごく、傷ついている。
何もわかってないやん、と。
私の方としても、最近特に体が辛かったので色々話ができればと思って、指定された場所へと向かった。
日曜のオフィス街。平日の活気が嘘のように静まり返っている。
日曜の大学前通りと雰囲気がよく似ている。
休日だというのにブリーフケースを提げてやってきた友だち。しかし、服装はミニのワンピにブーティ。
アンバランスな持ち物と服装に違和感を覚えつつ、「仕事?」と聞くと、『会社に忘れ物を取りに行ってた』との答え。
約束の時間を少し過ぎ、指定の場所に先生は現れた。
休日なのになぜか、かっちりしたスーツ。
ここでも違和感を感じる。
普通、OTの仕事着と言えば、ジャージか白いパンツタイプの白衣。(よく男性看護師さんが着ているような)
それも職場についてから着替えるので、通勤は私服で来る人が多いのだ。
まぁ、でも転職活動中だと言うから、面接でも入っているのかも。とその時は大して気にも留めなかった。
会って15分ほどは前回同様、体の話に終始し、オペのときの助成金の話やら足にやさしい靴の話まで、私にとって有益な話ばかりだったのだが・・・。
それらが一通り終わってしまうと、話がアメリカの某会社の話に及んだ。
その会社は今までの利潤追求オンリーな会社ではなく、人にやさしい・地球にやさしいをモットーにしているのだとかで、数々のヘルスケアやヘアケア商品、サプリメントや栄養補助食品の類、スキンケア商品まで多岐に渡る商品展開をしているようだ。
今までに医者でも手の施しようがないと言われた末期がんが小さくなったとか、卵巣脳腫が治ったとか、自閉症の子の症状が改善したとか言う事例があるらしい。
OTの先生自身、アトピーがその会社の化粧品でキレイさっぱり治ったとか。
(新聞広告によくある、クロレラみたいやな)と言うのが第一印象。
『CPの弛緩型の子どもさんがね~これとこれを飲んでたら立位が保てるようになったってお母さんがすごい喜んでてー。絶対あなたにも良い効果が出ると思うねん』
弛緩型とは、私のタイプとは逆で筋肉に力が入らないタイプだ。だから軽い人はガニ股になり、重い人は座ることさえ出来ない。
支えなしで座ることができなかったその子が立てるようになったと言うのである。
すごいですね~なんて返事を返しながら、頭の中ではまったく違うことを考えていた。
私の力になりたいって、これか?
確かにすごいものかもしれないが、何かが違う。
どんどん違和感は膨らむばかりだ。
『これだけ聞くと、すごく怪しい話に聞こえるでしょ。私も最初は疑ったしね。ネットワークビジネスって知ってる?』
要するにねずみ講だろ・・・と冷めた表情をしていると、その会社がねずみ講やマルチまがいとどう違うかと言う事を力説してくれる。頼んでもいないのに。
へぇーそうなんやぁ。ふーん!なんて関心を装いながら、私の第6感はますます警鐘を鳴らす。
今日の目的ってこの会社の商品を勧めることじゃない・・・私の力になりたいとか何とか言って、結局真の目的はそこなんじゃない。
ふん、笑わせるな。
用事があると、OTが先に帰った。
2人だけになっても彼女はその会社の話をやめようとしない。
その会社の話をするときの彼女は、頬は上気し、興奮しきっている。完全に陶酔してしまっているのだ。
彼女は今、正常な判断ができる状態ではない。
私がいくら、他の話題を振っても、またこの話に戻ってくる。
そして今から、その会社のスキンケア商品を使った講習会があるので、是非来て欲しいという。
その頃には私の中には疑いの二文字しかなかったので、別の人と会うので20分だけという条件で顔を出した。
そこでも懸念は疑念になる。
講師の若い女性が何か尤もらしいことを話しているが、ホワイトボードに書いている文字がことごとくデタラメ。
小学校中学年レベルの漢字も満足に書けない彼女を見ていて、私はと言えば、『けっ』という感じだった。
(この女、アホや)が率直な感想。
勉強が出来ないことにではなく、その程度の漢字も書けないで講師として平気で人前に立てる神経に「アホや」と感じずにいられなかったのだ。
こんな茶番に付き合ってられない。
私は寒々とした思いで、会場を後にした。
屈託なく隣でにこにこ笑っている友達を、軽蔑というフィルターを通してしか見ることができなくなっていた。
あんた、何年も私の友だちでいながら、私という人間のかけらもわかってないんだね。
私はこの足を治したいわけじゃないんだよ。戦友だと思うからうまく付き合っていきたいだけやねん。
でも、ひとりで闘うのは時にとてもしんどいからね、その気持ちを受け止めてくれる人が欲しかった。私が望んでるのはただそれだけ。 そういう人が1人だけなら、その人がしんどくなってしまうから、そういう人が多いほどありがたいなとは思うけど。
背中が痛いって、足がかたいって悩んでいるのを、どこまで本気でどうにかしようって思ってくれたのか知らないけど、相手を間違えたね。
良いカモになるかもって思ったんだろうけど、大間違いだよ。私はそんなに愚かじゃない。
考えても考えても、結論は1つだ。
それでも仲の良かった友だちが、そんなこと・・・と信じたくなくて、何人かに相談したけど、皆私の思いと同じ答えだった。
こういうことは初めてではない。
いかにも怪しい商品の勧誘やら、宗教の勧誘は多い。
でも、友だちから吹っかけられたのは初めてだ。
心が寒々としていくばかりだ。
いくらのマージンが入るのか知らないけど、あなたはそれと引き換えにすることもなく私の心を失ったんだよ。
法律に詳しい人に聞いたら、連絡も取らないほうが良いというので、使う意思はないことをはっきり告げた。
すると屈託なく、彼女は『今度2人で遊ぼうって前行ってたやん?あれ、今度の週末にしない?』と言ってきた。
「バカじゃないの」と言い返してやりたかったが、無理やり貸与された本を返す良い機会だと食事だけはOKした。
そこで本をきっぱり返して、思いも直接伝えてけじめをつけよう。
その期に及んでまで、その話をしようものなら、水をぶっかけて帰ってきたい。そんな心境だ。
腹立たしい反面、すごく、傷ついている。
何もわかってないやん、と。
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CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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