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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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Me&Her

今日は久しぶりに、楽しさと虚しさが入り混じった日だった。


半年振りくらいに大学の友人に会い、映画「セックスアンドザシティ」を観て来た。元は海外ドラマだったのだが映画化されたらしい。どちらかと言うと女性向きの映画だが、男性が観ても女性の心理等が描写されているので興味深いかもしれない。ただ、カップル(特に付き合い始めて間もない)で行くと、若干気まずーくなる恐れ大である。。
映画はPG12だったが、友達と「子どもをつれてこういう映画は観たくないよね・・・」と言い合っていた。いっその事、R指定にした方がいい気がする。

若干きわどいシーンも入っているものの、アメリカの映画なら往々にしてこの程度はあるかなwという感じで、官能映画というよりは、ラブコメディの要素の方が多い。笑いを誘うシーンも多々あったし、最後はしんみりと考えるところ多いシーンで友達は泣いていた。


結婚、恋愛、妊娠・出産。。女性にまつわる人生の節目的トピックが多々盛り込まれている。

最終的には離婚の危機に瀕していた夫婦も仲直りし、主人公の女性も恋人とわだかまりが解けてハッピーエンドでスカっとする展開であった。






 

半年前彼女に会ったときも思ったことだけれど、もう向いている方向がまるで違うな・・・と痛感した。


当たり障りのない会話なら楽しくても、こうして何か語ろうとすれば「考えが違う」と思う。おそらく彼女も何か違和感を覚えているだろう。私との会話に。

でもとりあえず、その場の空気を悪くしないため、ハリボテのテンションでごまかす私。帰ってぐったりとしてしまったのは言うまでもない


彼女は天真爛漫なんて言葉がぴったりで、何事も考えるよりまず行動というタイプ。頭で考える間にもう動いている。

よく笑うし、声も大きい。私も結構声は大きいが彼女はそれ以上。

些細なことにくよくよしないし、溜まるストレスは誰かに話して次の日はスッキリいつまでも引きずらない。常に前向きで太陽の方しか見ないひまわりのような人。天性の明るい性格をうらやむ人も大勢いる。私も最初はそんな一人だった。



しかし・・・そんな彼女だからこそ、無意識に本人が意図せず誰かを傷つけていることがある、と感じるようになった。傷つけるとまでは行かないまでも、あまり快く思わない者が、知り合いであれ、そうでない人であれ、いるんではないか、と感じるようになった。


そう思い始めたキッカケは別の友人の一言だった。

「●●ちゃんみたいにさぁ、あそこまでほしいモノに貪欲になると・・・ぶっちゃけ引いちゃうの。距離を置きたい」


彼女が貪欲になるモノとは、主に社会的欲求であることが多い。新しい友人を増やすため、知らない人でも積極的に話しかける。就活をしていた頃は説明会で「ナンパ」した学生とご飯を食べて帰る・・・というのが茶飯事だったようだ。人見知りせず、誰とでもすぐ打ち解けられる資質は、社会に出る上で必要不可欠だ。しかし、彼女は時に繊細さに欠ける。彼女のように、すべて開けっぴろげで付き合いたい人間もいる一方で、必要以上に踏み込まれたくない、心に土足で上がってきてほしくない人間もいるものだ。


そして私もその友人もそういうタイプである・・・ということ。私も結構オープンな感じには受け取られがちだが、心の奥深くは誰にも見せていない。きちんと見せるべきところとそうでないところを線引きしている。そこにはよほど許した人間でない限り、踏み込んでもらいたくはない。


今日も口を開けば、彼氏の話ばかりの彼女。私はもう慣れっこになっているので別に構わないが、お昼時のこじんまりした飲食店の店内でも声のトーンはそのままに話すので結構聞こえる。


「なんか落ち着けんよな~。自慢ばっかやし」と隣の女性客2人が、食事を終えるとそそくさと帰ってしまった。


彼女はまるでそれに気づいていない。こういうところも彼女の長所ではあるが、もう少し敏感に察そうよ。。。と思う。


ただ、彼女からすれば自慢しようなんて気は毛頭なく、自分の感情に素直なのだ。幸せだから言わずにおれない。逆に何か辛いことがあれば聴いてほしい。至極シンプルなのだ。


彼女に言わせれば出て行った女性客2人は「ただ単にひがんでいるだけだから、彼女らの問題でしょ」となるかもしれない。しかし、内容云々にかかわらず、隣にいる客がくつろげなかったのは事実なのだ。そういう無神経なところ、たまに少し苛々する、正直。
お茶をしに入ったカフェでも隣のエスプレッソを飲みながらノートPCで作業をしていた男性もほどなくして出て行ってしまったし・・・。。


一度、触れてもいい話題なのかもしれないが、それは同時に「彼女の長所」を失わせてしまうリスクも孕んでいる。

映画の際も待ち時間からポップコーンを歩きながらほうばるので、さすがにそれは「座ってからにしようよ」と注意したが・・・んーーーー


前向きな割には友達に対する羨望ばかりが口をついて出ている。でも「うらやましい」と思ったって、それに近づくために自分の持つスタイルを変えたり、生活習慣や思考を改めたりはしない。ならば羨むな・・・と思うのが私の率直な意見だ。

私の教採にしても「私はリスク(就職浪人かもという)を背負えなかった」という彼女。


いいではないか。そうして、それでも数社から内定をもらって、最終的に自分の納得のいく企業に決めたのだから。


私とて「リスクを背負った」と言えば聞こえはいいが、実のところ、にげたのだ。就活から。


なかなか通過しない1次選考。
ヒールで長時間動き回ることによる肉体疲労に精神疲労。

それらに加えて、自分はどうしても金儲けにがめつくなれなかった。私が営業をすればとことん売らない・・・だろう。そんな人間は会社に必要ない。


でも逆に言えば、就活をすることで教採から逃げていたのをやめにしたかったというのが大きな理由。
教採からは逃げたくなかったのだ。


自分が本当にほしいものを選ぼうとすれば多少のリスクはそこに付きまとう。それを減らすために努力するしかないのだ。


彼女はいつか教壇に立つことをあきらめていないのだろうが、彼女は企業の方が向いている気がする。

自分のために貪欲になれるから。


私はまずはじめに「相手」ありきなのだ。人をないがしろにして幸せになる気はない。いい例が恋愛である。なかなか、ミッキーさんにガンガンいかない私に、それはなぜかと不思議がる彼女。


彼女ならば間違いなく猛アタックをかけ、モノにするだろう。現にそうした結果、今の彼氏がいるわけだし。彼女の好きな人にはそれが合っていた。
しかし、私は慎重に事を見極めてからでなければ動けない。彼が私を必要とするならばそれは極上にうれしいことだが、他の選択肢の方が彼が幸せになれるならば、あっさり引ける。その後の自分の心の後始末は自分でどうにかすればいいだけ。


冷めていると思われる?
やっぱ真逆だ。彼女と私。。
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