見つけた。落ち着ける場所

郵便受けをひらくとDMが入っていた。

見るとカフェの投げ込み葉書のようである。近隣の住宅に無差別に投函したらしい。


見ると自転車でも15分、車で5分ほどの近さ。


へぇ～こんなとこにカフェなんてあったんだｗ


表にはいくつかのメニューの紹介、裏にはお店のフォトが。

落ち着いた木目でいい感じ。メニューの値段も手ごろ。

何より駅から徒歩圏内のカフェなのに駐車場も完備。この近辺でコインパーキング以外の駐車場があるのは珍しい。
自転車では走りにくい道だったので車で行けるのは有難い

お店の紹介にはJAZZやボサノヴァが静かに流れる店内・・・とある。



たまらなく惹かれた。


スタバもいいけれど、時間帯によってはBGMが騒々しすぎることもある。
ただコーヒーを飲むだけならそれでもいいけど、ブラックコーヒー片手に詩人の顔になるときは陽気なブラジル音楽などは堪ったもんじゃないし、隣との距離感が近すぎて集中できないなんてこともある。
結局、浮かんだ言葉だけを箇条書きにしてマクドのコーヒーを(もしくはスタバでもう一杯のコーヒーを)家に持ち帰り、そこから書きなおすなんてことも茶飯事。


落ち着いて書ける場所を探していたところだった。



友だちや家族とはもちろんおひとり様でも、なんて謳い文句にも惹かれ・笑

創作するときはぜったいひとりだしねｗｗ


行ってみた。
途中道に迷って一方通行の道をぐるぐる２周して辿りついた。


お昼とお茶で混むであろう15時前後を避け夕方に行くと、日曜だというのに駐車スペースも半分くらい空いていて、店内もそんなに混んでいなかった。


こげ茶色のドアを開けると、開放的な高い天井と、落ち着いた同じこげ茶の店内。


やっぱりいいなぁ、ここ。


マスターと従業員らしい人が二人。マスター、脇役で有名な誰かに似てるけど思い出されへん。


どこでもいいと言うので、テラスに面した扉のある近くの席に。扉は開け放されていて春の春風と心地いいボサノヴァが一体になってそよそよと舞っている。

隣との距離も一部の席を除いて十分に取られているので創作の集中力が削がれることもない。


余裕があればカフェメニューも頼みたかったが、ここのところジムフレックスのシャツを買ったり、ジャックパーセルを買ったりと大口の出費があったので後々のことを考え、アイス珈琲だけにした。
またケーキは誰かと一緒に来るときに頼もうっとｗ


壁にはゴッホの「夜のカフェテラス」(大好きな絵画)や同じくゴッホのタイトルは詳しく知らないが糸杉がモチーフになった絵も飾られてて、もう私の好みめっちゃ熟知してはるやんって感じ


ここ行きつけにしたいわ。





珈琲も深煎りでおいしかった★