Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
触発
- 2007/11/24 (Sat)
- ☆日記★-日常全般-☆ |
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今日は3時間にわたり、教育実習のガイダンスがあった。
会場は社会学部の校舎の中の大ホール。社会学部なんて英検以外で足を踏み入れたことはないので、迷いつつ到着。1000人くらいは収容できるであろうホールの中は、9割がた埋まっていた。
現職教員の本音を聞いていると、身が引き締まる。 体中の毛穴が縮まるような感じ。
うちの大学の付属中の現職の先生に、大学からほど近い市立中学校の教頭の2名。
付属中の先生は、「マイクがあると、ついマイクに頼ってしまうんで地声でいきます」
と宣言し、マイクを切った次の瞬間の声を聞いて、鳥肌が立った。
久しく忘れていた声だ。声の端から端まで「教師!!」という威厳が立ちこめ、「俺の話をお前らに聞かせるねん」っていう気合いに満ち溢れている。決して威圧的ではないのに、たちまち私語は消え、決して怒鳴っているわけではないのにホールのいちばん後ろの席まで声が届く。
そんな声を聴いた瞬間を、「鳥肌が立つ」以外に例えられないのがもどかしい。
大学の教授は何百人という単位の学生を相手にするのを前提で初めからマイクだし、義務教育ではなく自ら学びに来ているのが前提なので「聞かせよう」という気合いを入れている人はそれほど多くない。逆に言えば聞かせようと思わずとも聞こうとしてきている学生がほとんど。そうでなければサボるか寝ているかだ。
高校を卒業するまで当たり前のように聞いていた現場の教員の声。
今日改めて聴き、自分がどんなに長い間聴いていなかったのか気付いた。
先生だと言われなくても、もう話し方で「教師だ」と思う。
現場のナマの声を聞けるのは、大変有意義で同時に私の中の衝動を掻き立てる。
私はやっぱりこの仕事がしたい
教育課程や学習指導要領の話になると、その変化にただただ驚かされる。。
「皆さんは高校の頃、『複素数平面』やったでしょ?今ないですからね。小6で、縄文時代習いませんよ」
あぁーん(姉さん怖いです・・・)複素数がないだとぉ??私が高校の頃どれほど苦労したと思ってるんだ!!笑(そしてもう今はかけらほども憶えていない。そもそも複素数って何やっけ?i?でもiは虚数だよなぁ・・・。。・・・あれ?
)
確かに今はどんどん簡素化されている。少し前に中1の数学を塾で担当していた。そのときも当然のように、
「ここは台形の面積の公式を使って~」なんて言っていると、
「台形の面積の公式、習ってない・・・」
何ですと小5で習うやろ
。。
何やろうね・・・中学生に「カッコ上底+下底×高さ÷2・・・」っていう時の虚しさ・笑
そうしたら「ジョウテイって何?」と聞かれた。。ジョウテイっていうのはねぇ~上の辺の事で・・・以下略。ちなみに下底も聞かれた
英語は、自分が専門にしていて、塾でも中心に教えているのもあって、自分たちの時とはどう違うかなんてのが捕えやすいけど、他の教科となるとまるで・・・。この間は生物から遺伝の組換え価がなくなったと聞いて驚きやったなぁ~。あれもアホみたいにテスト前勉強したのに。
英語も、これでは生徒がこんがらがるやろ。。。って思うような教科書の作りにしかなっていなくて、教える側も戸惑う。資料集や教科書はカラーがふんだんに使われてるし。絵本かとか思うわ。私の時なんかは、最初の数ページだけカラーで後は二色刷りとかやったのに。
話をガイダンスに戻して、正直現場の本音としては教育実習生を出来れば受け入れたくないらしい。
学校には当然ながら、年間計画というものがあって、どの時期にどこを教えるというのをあらかじめ決めているため、実習生を受け入れれば、それが崩れてしまうというのだ。・・・確かに。
私の母校はド田舎で、帰省しなければ実習できないのもあり、これはよくわからないのだが、就活の為に早退や欠席をする実習生がいるらしい。これは非常識やんね。確かに5月6月は教育実習が最も多く行われる時期且つ就活も正念場やけど。
教育実習を終えた4回生たちも、現職教員の方も言われていることやけど、教師はやっぱ「声」が大事らしい。
私は元々地声が大きいから問題はないんやけど、騒がしいところだと通りにくい声やから、今から鍛えとかんとな
マクドでMサイズって言ったのにSサイズが入ってること結構あるし(これは店員のミス??)
塾でも結構大事なところは大声で、それ以外は小さめ・・・とメリハリをつけてはいるものの、個別指導だと広い空間に大きい声を放つという機会は少ないし。
教職の授業でもプレゼン慣れしていないな、と感じる子が結構多い。文学部だけでも教職履修者は750人近い(約7割)そのすべてが教師を目指しているわけでは勿論ないから、免許だけ・・・っていう子もいるけど、この間の教職のプレゼンでも、原稿ばかりを見て、声はぼそぼそ・・・というような子が同じ班にもいて、いらいらした。
机に聞いてもらうんじゃなく、人に聞いてもらうんだから、人の方をみて物を言えや、と思うんやけど、やっぱ恥ずかしいんかなぁ。。私もそんなに目立ちたがり屋とは言えないし、人前で何かを話したり、何かをするのはどちらかと言えば苦手やけど、教壇に立ったら気持ちが切り替わる。
この前のプレゼンでは、大半の子が寝てしまっていて、「なんかなぁー」って感じやった。その次は私やったから思いっきり声を張り上げてみたら、寝てた子が起き出して面白かったけど。せっかくウチらの班が調べたことを発表してんねんから聞けやって感じやんねぇー。
「伝えよう」と思って話しているか、とにかくさっさとプレゼンが終わりさえすればいいと思ってやってるかはその人の発表をみていればわかる。
先生の言ったこんな言葉が印象的だった。
「教壇は舞台なんですよ。演じるのは先生ひとり。頼れる人はいないんです、授業中。生徒にごまかしはききませんよ。口先だけでうまく乗り越えたと思っても、生徒はしっかり見てますからね。教師の教師は生徒なんですよ。寝ていれば「お前の授業がおもろないんや」と教えてくれてる。生徒を見れば先生がわかります」
「教育実習に再履修はないでしょう?もしかしたら教壇に立つのは人生で最初で最後かもしれないんですよ。全力でやって下さい」
ナマの声は一つ一つが重くて深い。私も来年には教壇に立つ。それを生業と出来るかどうかは私の努力次第。
でも、こんな話を聞いてしまったら、もう向かわずにはいられない。
つまらない言い訳を捨てて、ただ進むだけだ。不安があったっていい。
そう思った、ガイダンスの後でした
*ちなみに* ミッキーさんには会えず・・・今度のガイダンスかどちらかに出席すればいいというのもあるし、いたとしても1000人近い人の中から見つけ出すのは至難の業。。でも私は何万人いようが、そのオーラを見つけ出せるぞと思うものの、今日は超キャラ強烈な友達でさえ、向こうから声を掛けられるまで気付かんかったから群集にはまけるってことでしょうか・・。。
次のガイダンスに期待するわぁ。。最近ほんま焦る。。なんか皆にどうにかしろって言われるし私がいちばんどうにかしたいんじゃーーーー
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詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
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