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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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ぶち壊された固定観念

月曜は、英語教育の神T先生の授業。毎回眼から鱗

T先生の授業は、中学生に教える事を前提としているので中学校教員志望の私にはぴったりだ。


授業は、毎回毎回「チャンツ」と呼ばれる短いダイアログ(会話)をリズムに合わせて音読することから始める。

チャンツの内容は中学校レベル。目を瞑ってでも読めそうな内容ばかりなのだが、ただ読めばいいと言うものではない。当たり前よね、大学の講義やし


まず、リズムに乗れなければアウト。最初からやり直し。
発音も厳重にチェックされる。thやf、v、・・・細かい。それでも超スパルタ発音矯正の鬼・S先生に比べれば、T先生など甘いと思ってしまう。S先生は授業を取ったことの無い者は必ずその評判で先入観を持ち、「やな先生」と思いがちなのだが、S先生のすごいところは、先生の授業を受講した学生からは悪い評判は立たないということ。
私もあの先生の授業を受講してよかったと思うま、今やから言えるんだけど受けている頃はもぉ必死だった。あれほど厳しい先生も、まぁ珍しい。海外の大学なら、あれくらいの厳しさは普通だけどね。。


今日はwant to be~。「~になりたい」という表現を教える場合。

そこでどんなアクティビティを授業でさせるか討論になった。当然多いのが「自分の将来なりたいものをスピーチさせる」等。


・・・・しかし、これは絶対してはならないアクティビティなのだそうだ。


まず、中学生という対象から言って、「自分が将来なりたいもの」が定まってない子が圧倒的に多いということ。

「そういう子はね、『Nothing』で終わるよスピーチ」by先生。

それにあったとしても、微妙な年齢。自分の夢に関して正直に語りたがらない子が多いのだそうだ。私はこういうの嬉々として語るタイプだったからイマイチ実感が湧かない・笑


でも「自分のなりたいものが定まらない」って、まぁ中学生の年齢では当たり前かもしれないけど、それでも「総理大臣」とか「宇宙飛行士」とか、まぁならないものでも「語ってみる」って事ができないのは問題だなと思う。


クラスに一人はいなかった?

「総理大臣になりたい」という子や志望校を訊かれて「東大か京大」って答える子


結局、総理大臣にはならないし、東大にも京大にも行かないんだけど、「こうあればいい」っていう姿を言えるってのは大事だと思う。


いつから子どもは夢を語らなくなったんだろう。


話を戻して、このアクティビティの問題点がもう1つ。


なりたいものがあっても、それを表現する単語が難しいということ。下手をすれば中学生の持っている辞書では補いきれない可能性も大いにある。


「昔ね、『父親と同じ市役所の土木課に勤めたいです』って子がいたのよ。皆、『土木課』って英語で言える?」




・・・・英語を専門にする学生ばかりなのに誰も答えられない。


「誰も言えなくて当然。自分の関わっていない分野なんやからな。だから自分の言える分野を増やしていくことがスピーキング能力の向上になる」


ほぇ~


ちなみに「土木課」はcity planning, city engineeringなどというらしいです。。言われてみればなるほどって感じやけど、なかなかすぐにいえないものって結構あるよね。






授業が終わって、T先生が話しかけてきた。Tファミリーに今年から入ってきた奴なので興味があったらしい。

「めぐさんは出身はどこ?」

「●●県です」

「高校は?」

「△△高です」


「あー知ってるよ!!文化祭に一度お邪魔したことがあってね。知り合いの先生が●●大の教授なもんだから」


あんなマイナーな地方のいち県立高校を知ってる人がいるなんて・・・ちょっと嬉しい


その後、教採の話とか色々になって、私は心配していたことをぶつけてみた。


どうしても教師になりたいが、ずっと立ちっぱなしの仕事に不安があるということ。
私に務まるのかということ。


「別に座って授業したっていいじゃない」


・・・・でも、板書は・・。。


「英語なんて基本的にそんなに板書をがちがちやる教科でもないからね。なんで板書をきちんとしようって思うの?」


中学校のとき先生がくそ丁寧に板書をしてたから・・・


「あんたらが受けてきた英語教育の弊害がそれなんよね。あんたらが教壇に立つからにはそれを根底から覆さんといかんよ。語学なんて間違わないとうまくならないのに、今の教育は子どもらに間違うことを恐れさせる。だから自由に発言させる場になるとなかなか意見が出ないでしょう。」


「生徒はそれぞれ違って、個々の対応をしないといけない。でも、めぐさんが今杞憂していることというのは、『皆と同じでなければならない』っていう概念から来るものでしょう。生徒は違うのに教師がそのような立場を取っていたら、個への対応も出来ひん。・・・違うか?別にいいじゃない。めぐさんだけの授業スタイルがあったってさぁ。まずはめぐさんがその考えを変えないとあかんよ」



やっぱ目から鱗。車椅子でもない限り、座って授業をするという概念がまるで存在しなかったのだ。思えば大学の教授なんかも座って授業している人結構いるもんなぁ・・・黒板の端への移動はころころ椅子とか・・・笑

教授が椅子に座って転がっている姿、客観的に見たらカナリ面白いよ・笑

従来からある「教師の授業の仕方」というものに自分も当てはめなければならないと無意識に思い込んでいたことに気付いた。


よかった。今日先生と話して

この大学にいなかったら、私はT先生やA先生に出逢うことはなかったんだなぁと思ったら、感慨深い。



今日は同じく教採を目指す子とも仲良くなって、(しかも同じ東アカ通ってない組)ケー番げっつ

使っている問題集まで同じで、かなり盛り上がった


「『東アカ』という言葉にやたら過敏になる・笑」とか「教壇に立てば度胸が据わる」等、共感できる点も多々ありでいい友達になりそうです



大学サイコーー


明日はミッキーさんに逢えます・・・教壇で出すくらいの度胸を出そうぜ、めぐさん。。


いっそ、ミッキーさんの近くを教壇、ミッキーさんを生徒だと思えばいっぱい喋れるんだろうか。笑


でも、この自己暗示はさすがにできそうにない。とにかく一言でも多く会話します



にゃーーーー

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