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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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現在の英語教育への疑問

さっき、バックスペースを長押ししてしまい、書いてた記事、消え去ったあぁもう

ここのところ凹むこと多いし、ワケもなくイライラするPMSかな・・・・。。

昨日は塾の日やったんやけど、まず凹んだのが、担当生徒の通うK中学が来週の水曜からテストだということをころっと忘れていた。本来テスト前は試験範囲の総復習が基本やのに・・・。。

今回万が一生徒の点数が悪ければ、責められるのは私や。はぁ何やってんやろ、私。誰か、こんなだめだめな私をどついたって下さい

そんなこんなですごい凹む。。誰でもミスはあるけど、その結果生徒に悪影響が出るミスはしたくない・・・というかすべきでない。


そして何故かいらいらする。。昨日も別に生徒にいらだっているわけではないのにいつもより語気が荒くなってしまったり・・・感情のコントロール、もっとしっかり自分。

原因がわかってるのの1つに、教職の授業。

昨日書いたS先生のようなプロもいる一方で、果てしなく授業に気合を入れない先生もいるのは事実だ。そして大学ではそういう先生も教授として務まってしまう。小中高のように「指導力不足教員」のレッテルを貼られることもない。まぁ大学というのは「俺のレベルまでお前らがついてこい」的な授業、教員が多いから多少は仕方ないねんけど、それにしても今回はひどい。失礼を承知で言えば、教師に向いてない。教壇に立っていて自分が恥ずかしくないのか、と思う。


教職の演習形式の少人数クラス(33人)やねんけど、まず先生の話し声がぼそぼそ。学生の方を見ず、黒板、床、あるいはあさっての方向を見ながら話すので声も届かんくて当然。
でも、たった33人の授業、しかも大教室ではなくゼミなんかで使う小さい教室(といっても高校の教室くらいはあるけど)だ。マイクなしで声が届くのは難しいことではないはず。声が届かなくては「教える」以前の問題。

自分に自信がないのか、挙動不審なんか、そういう癖なのかは知らんけど、目が泳いでいる。さっきも言うたけど、学生と眼どころか顔も合わせない。黒板か床、それか遠くを落ち着きなく見ているだけ。自分が自信のある分野は嬉々として語るけど、この時もやっぱり学生の顔は見ない。思わず不信感が募る。そして問いたくなる。


「あなたは何を学生に伝えたいのですか、そもそも伝える気はあるんですか?」と。


講義も学生のプレゼンとそれに対する質疑応答、意見発表で90分を使い果たし、先生からの還元はないに等しい。なんか、自分が授業をしたくないが為に、学生にプレゼンをさせる形式を取っているようにしか見えない。

初回の授業でも「ええっと、特に講義計画は立ててません」・・・・・・・・・・・・。。

先生のシラバスに興味を持って履修した私らの気持ちはどうなるんでしょう??

教育を考える授業なのに、「モンスターペアレント」という言葉すら知らない。私に向かって「ええっと、それは何のことですか?」・・・・・・。。わからない事をうやむやにせず、その場で聞くのはいいことやけど、仮にも「教育について教える」立場にいるねんから学生より先に知識を得ておくのが基本ではないのか。教える気あんのか・・・ってか新聞読んでますか??

プレゼンメンバーにもイラつく。私らの発表は再来週に迫っているのにいまだに顔合わせすらしていない。5限目ですぐ帰りたいんはわかるけど、明らかにやる気がない もうそろそろ資料集めとかし始めたいのに分担すら決まっていないようじゃ動くに動けない。
私は「一生懸命やってもできない人」には腹は立てへんけど「できるのに本気を出さへん人」には腹が立つ。
これやったら個人でプレゼンの方がいい


グチばかりになってもてごめんなさい


で、本題の英語教育への疑問やねんけど・・・「ゆとり教育」の影響で指導要領は3割削減された。実際普段はどんなとこに影響があるんやか実感湧きにくいかもやけど、今の生徒の使っている教科書を見れば、唖然とする。

文法を順を追って学んでいくんではなく、その単元で使われる会話表現に出ている文法を丸暗記するという形式なのだ。ゆえに応用が利かない。出てくる文法もバラバラで一貫性がない。私の担当生徒は英語が苦手な子も多いけど、私もこういう教科書なら、この内容に沿った授業ならきっとついていけない。

たとえば関係代名詞をまだ学習していない段階で、The place I want togo、なんて項目を習う。名詞のあとにS+Vを持ってくる後置修飾なのだが、明らかにこれは関係代名詞を習ってからの方がスムーズに頭に入る。
関係代名詞thatが省略された形だと説明できるからだ。しかし、関係代名詞を習っていないと、この説明が通用しない。これは生徒の頭が混乱するだけでなく、教える側も苦労する。

関係代名詞もthatが一番先だ。これにも疑問を感じる。普通はwho(先行詞が人)やwhich(先行詞が物)を習った後にthat( 先行詞が人・物両方の場合か、そのどちらにも使える)を習った方が建設的だと思う。

近頃は塾に行っている子といっていない子で一番学力格差が出るのは英語だといわれてるけど、わかる気がする。とはいえ、現職の英語教員も大変である。週に3回ないし4回の授業で週1回は必ずALTとのTTにあてなければならない。その時間、文法等の伝達は行えないことが多い。 教科書に出ている文法事項、本文訳のみだけではなく、そこに取り上げられている社会現象についても理解を深めなければならない。さらに習った文法を反復学習しなければ、成果はあがらない。が、宿題はたいていが単語調べ、本文写しで、その上ワーク等を出せば、部活や塾、習い事で忙しい生徒の負担になる。
基本的にすべてをこなすには時間が足りない。私立に入れたがる保護者の気持ちもわかる。私立は独自カリキュラムが組めるからだ。

指導要領を削減したり、元に戻してみたり。いつも国は現場を見ないで、批判が上がると後手後手で対処する。そのしわ寄せをくらうのは、誰でもなく生徒だということに、文科省や中教審は気付いているのだろうか。


今日は真面目な話になりました
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