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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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大学に入る理由

今日は授業ではなかったけど、塾に行ってきた生徒が月曜までに出さなあかん「志望理由書」を書かなあかんとかで。。

雨が降ってたのが少し嫌やったけど、生徒に「来て」と言われれば、雨が降ってようが、ヤリが降ってようが行かないわけにいかない自分を必要としてくれる人がいるということはすごく嬉しいことやもん。


最近の生徒たちを見てて思うんやけど、高校や大学の魅力はいくらでも挙げられる。設備が充実してるだとか、有名な教授陣だとか、こんな授業もある・・・とか。

でも、だから自分は何がしたい?と訊くと返事に困る子がほとんどなのである。


生徒A:「何したいって言われてもなぁ~俺そんなんわからんねんなぁー
生徒B:「えーーー難しいなぁ・・・」


大丈夫か・・・あんたら。。


私が受験したときもそうやけど、最近は選びさえしなければ簡単に大学に入れる傾向にある。二極化っていうけど、ほんまに難しい大学はより難しく、簡単な大学はより入りやすくなってきてる。

昔と違って裕福な家庭も増えたし、一般的な生活でも奨学金なんかを借りて進学できるようになった。
私も奨学金の力を借りているひとりやし。


周りのみんなが大学に行くから自分もとりあえず・・・とか、大卒の資格くらいないと・・・とか遊びたいし・・・とかいう理由が圧倒的多数なんやんなんかそういうん、あかん。。


めぐさん家は、ちょっと込み入った事情であんまり豊かではなくて、おまけにリハビリだのギブスをはめるだのっていうのでお金が掛かって、家計は火の車・・・。

当然大学進学の時も悩んだ。大学って、年間100万は絶対にいる。しかも地元がすっごい田舎で、地元の国立大に行くにも下宿しなきゃいけないっていうすさまじい状況。


でも教師になりたかった。そのためには大学に行かなあかん。親(特に母)は浪人してでも国立の教育学部に入ってほしかったようだ。私も高3の6月までは大教大の教育学部に入りたいと思ってた。数学は苦手やったけど、塾も考えた。

んがしかし3年の6月、転機が。今までは全然行きたいと思ってなかった、某私立大学に強烈に行きたくなったのである。。。どうしても行きたい。でも私立やから国立の倍は授業料がいる。ざっと見積もって4年で400万。それに比べて、国立は4年で250万。。


なかなか言えんかった。私立の中でも学費は安いほうではあるけど、それでも安い金額じゃない。

まず当時の担任に話すと「え、もったいない二次試験の模試、A判定でたのに」


でも、センター模試はE判定だよ、先生・・・(爆)数学33点・・・終わってる。。


最初はこういう事情もあって、数学やりたくないから私立にしようとか言ってんちゃうの?と言われたりもしたけど、行きたいとこを告げると、

「いやぁーいくらめぐさん英語得意っつったって、あそこはなかなか簡単には受からないよ」

とあっさり。。・・・・そう、めぐさんの強烈に行きたい大学、関西でも有数の難関校やったんである。


早速、次の私大模試を受けてみた。結果、D判定・・・結構ヘコむ。。

その模試結果を親に見せると、「え、あんた第一志望●●大になってるやん」と食いつかれた。


実はどーーーーーしてもここに入りたいというのを告げると、やっぱめぐさんのおかん、難色を示す。挙句、

「お金の心配よりさ、あんたの頭で受かるの?ココ」と鼻で笑われた。。


めぐさんの闘争心に火がついた

(ぜったい受かったんぞ、こらぁ!!)



そんなに頭がよくない事もわかってる。でもでも、もうその頃にはどうしても入りたかった。そこじゃなきゃ嫌やった。その大学にしかないシステムがあったから。
夏休み、お年玉を全額出して予備校の夏期講に通い・・・今から考えるとなんで3万6千円も塾につぎ込んだかがわからへんあぁもったいない・笑   とんちんかんな答えをすると竹刀で机を叩く(怖)先生にしごかれ・・・なんであんなに予備校の講師ってキャラ強烈なんやろう。。


秋、AO入試とやらを受けてみた。。「一芸入試」みたいなやつで、勉強に対する意欲もめちゃめちゃ見られるこの試験。A4用紙5枚分の「志望理由」を書かされ、何とか一次の書類選考突破。


気を抜くヒマもなく二次の面接の練習。。問題が1コ。英語と日本語、両方の面接があったん


超厳しい英語の先生にせまーーーい部屋でひたすら圧迫されつつ、面接練習。


「私はねぇ、あんたにそんな英語を教えた覚えはないわよ

背筋凍るかと思ったじぇ・・・・笑


実際の面接では、その先生と互角くらいの厳しい先生で、

「めぐさん、うちの英語英文学には4年生を飛ばして大学院にいける飛び級制度があるのをご存知?」

そんなん知らねぇーーーーーーパンフにもHPにも書いてないやん。。正直に「すいません、存じ上げません」と言うと「あなたねぇーー、ほんとうにここに来たいのかしらぁ?」こわーーーーーーい!!横の先生が「もう、そんなにいじめちゃダメだろー」とか言ってた・・・けど若干楽しんでた気がする。。笑


多分ぎりぎりセーフやと思うけど合格進路の先生に報告しに行くと「ほんま?」と10回訊かれ(笑)本当だとわかると泣きながら抱きしめられた。。どうやらものすごい奇跡やったらしい・笑  そこまで成績悪かったっけな、私。。なぜか滑り止めで受けた某外大には不合格模試もAで担任からもここは大丈夫といわれていただけに世の中何が起こるかわからへん。。


そんなこんなで念願の大学に入った今、めっちゃめちゃ謳歌しております(。→∀←。) 授業も楽しいし。たまーに寝るけどね・笑  特に3回になってからは、すごく自分のしたかった分野の勉強ができるようになって、嬉しい☆

きっと自分が適当に選んだとこやったら、ほんま4年間を棒に振ってたと思う。

生徒たちには何となく大学に入って、何となく卒業する、なんてことがないように、もっと明確に意思を持ってほしい。別に勉強だけじゃなくて、部活頑張りたいから大学に入るとかでもいい。ただ、何となく・・・って言うのじゃなければ。目標がないと、大学はしんどいってほんま思う。

それに今の子らは、自分の学費がどれくらい掛かっているとかにあまりにも無頓着。出してもらえるのも当然と思ってる。大学にいけるのは、尊いことなんやって思ってほしいけど、それは無理かなぁ。。今の日本恵まれすぎてるもんね。
そんな私も高校のときは「みんな大学行って当然やのに、なんでウチはそれさえこんなに悩まなあかんのよ!」と思ってたし。

友達の一人は新聞奨学生で学費を払ってる、もう一人は経済的な理由から妹が大学進学を断念した。

そんなん聞くと、やっぱり親に学費を出してもらって大学にいけるっていうのは、めっちゃ幸せな事なんやなぁ~って思う。
そんな私は今、大学院に行きたいんやけど、さすがにそこまで余裕はないから社会人入試を考えてます。ウチの大学、ほんまに居心地もいいから、大学院もできればウチがいいし、内部進学だと成績と面接だけで合否が判断される(文学部の場合)から現役の方が負担は少ないけど、そこまで贅沢いえないし。


もうすぐ大学全入時代に突入する・・・けど、高校みたいにみんなが入れるってなってほしくないなぁ。大学ってほんまに目標のある人だけが入ってほしい

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