Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
ネグレクト 育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか
虐待が起きると、必ずといっていいほどマスメディアは加害者(親であることが多い)を激しく非難する。そして世論はそんなマスコミ報道に左右されがちである。
このニュースを見た時は、私も衝撃を受けた。当時中3or高1。
そして今、当時の真奈ちゃんの親と同じ年齢になった。元々児童虐待問題などにも関心を持っている私はこの本を読んでみる事にした。
この本を読むまでは私もマスコミ報道に左右されている一人であった。虐待するくらいなら、何故産むんやとか思ってた。
でもこの本を読んで、少しそんな意見が変わった。
ネグレクト (neglect) とは、本来英語で「無視すること」を意味するが、日本では主に保護者などが子供や高齢者・病人などに対して、必要な世話や配慮を怠ること。
特に幼児や児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食、又は長時間の放置、その他の保護者としての監護を著しく怠ることを指す場合が多く、育児放棄(いくじほうき)ともいう。体罰や躾と称して積極的に戸外に締め出したり、食事を与えないなどのような虐待する行為だけではなく、保護者として社会通念上で行うべき保護を怠っている場合も含む。
積極的ネグレクトと消極的ネグレクトの2つに分けられる。前者は、親に養育の知識や経済力の不足など、子供を育てられない明確な理由がないのに育児を放棄することであり、後者は、親の経済力が不足していたり、精神的疾患を抱えている、知的な障害がある等の理由で育児ができないことを指す。
この本を読みすすめるに連れ、加害者である親の内的要因だけではなく、外的な要因も明らかになってきた。
まず、真奈ちゃんの母親は自分も幼い時に母親と充分なコミュニケーションが取れていなかった。授乳のときに赤ちゃんの顔を見ながら笑ったり、話しかけたりと言うことがなかったのである。そういう子育ての仕方しかされなかった母親は、真奈ちゃんにも同様の方法で育児をする。
よく「虐待は連鎖する」と言われるが、これもその一種ではないかと思われる。
加害者である親の悩みや、SOSをなぜもっと周囲が気付けなかったのか。しかもこのケースの場合、両親の親(つまり真奈ちゃんの祖父母)が近くにおり、一時は真奈ちゃんを預かるまでしていたのである。
防ごうと思えば防げた事件なのではないかと私は思う。
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