Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますｗ

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涙腺崩壊と信じる力－最低なハズで最高の～続編その②－

警報だけに終わりません。

今回、家に帰って泣きました。嬉しくて

もう～、かっこよすぎてズルいわぁ。

っていう話をこの間、後輩くんとしてたねん。

後輩くん曰く、『男も惚れてまう男』らしい。・・・なんかわかるわ。

息子さんが羨ましい。
あんなかっこいいお父さんがいて。

いや、うちの親父もええ人やけどなｗ(何やねん、このフォロー)
でもああいうかっこよさはないわ。(フォローしといて墜落させたーーーー)

苦笑

続きリンクへどうぞ。

最近のもやもやその②．

『転勤問題』

今年の子どもたちの卒業をどうしても見届けたいという欲が出てきつつあり、可能なことなら前例はないかもしれないが、決められた年数を超えてここにいたい、出るなら今年の子らを送り出してからにしたい、という思いが日に日に強まっていた。

でも、それでも出なければいけないのなら、病院の近くに(というのも半分本音、半分建前)行きたかった。同一市内で転勤になれば、かつて苦しみに苦しんだお局さまと再び同じ勤務先になる可能性もある。

居させてくれと直訴するのか。
他市転勤を申し出るのか。
通常の異動か。

そろそろ、他市転勤の募集が掛かる時期になってきて、心の中はぐちゃぐちゃだった。

時同じくして、管理職から『学校事務の試験案内来てるけど、今年は受けないね？』なんて言われて、むすーとしていた。
去年も受けてねーよ！！

笑

何やねん、もう

だいぶ『ここにあと２年おらしてほしい』に天秤が傾いているのも事実。

いきなり管理職に直談判、よりは、身近なところに相談する方がいいだろう。

そう思ってタイミングを見計らっていたが、なかなか都合よくじっくり話をする時間なんてないのである。

当たり前だけど、人数が多いから常に誰かがいるし、世間話や生徒とのかかわりでの悩み事とかではない。
聞かれて悪い話でもないけれど、おおっぴらにするのは気が引ける。それに人の口に戸は立てられない。

去年だって、実は私はあまり気の進まなかった他校種への異動願いを出した話を誰にも話していなかったのに、他の人が知っていたのだ。

もたもたしていたら、異動の募集を掛けられる時期になってしまう。

主任がひとりで作業しているところを見計らい、相談があるのでいつでもいいから時間を作ってくれないかとお願いした。

募集が掛かる時期までは、そんな数日単位ではないし、ちょっとでもお手空きの時間にでいい(元々「暇な時間」なんていうのは、中間管理職にはないしね・・)と思っていたが、

数十分後には、

『お待たせ！行こかー！！』

対応、早っ

今日は無理に決まってるだろうと思って、帰ろうとするとこやったわ。(最低かｗ)

この時の私、涙腺崩壊警報が出ることすら予期していなかった。

異動に関しての事情を私なんかよりずっと知っているだろうから、教えてくださいなんてのは建前で。
私はただ、聞いてほしかっただけなのかもしれない。

これまで接してきて、きちんと本音を受け取る準備ができている人だって、なんか心の深い部分で察していたから。

本音って、誰にも言えるもんじゃないし、言うのにも勇気がいるじゃない。
ほんとうの本音は。

それを言おうかなと思って言うときって、ただ感情のはけ口にする場合を除いて、相手に自分の本音を受け止める準備があるかどうかって結構重要だと思うのだ。

ハナから、聞く気すらない人には話そうとすら思わないし、
聞く気があったとしても、受け止める準備が不十分な人に話してしまったら、じゅうぶんに理解されぬまま終わってしまったり、傷ついたりすることもあるだろう。

今まで接してきた中で、この人は本音を言ってもきちんとそれをつかんでくれる人だってわかっているから、話せるものなのだと思う。
自分の求めている答えでも、そうでなくても、そのことに真剣に向き合い、返してくれるはずって確信がそこにあるから。

異動せずに済むなら、そして持ち上がりで見られるのなら、いたい。
でもそうではないのなら少しでも病院に近いところに。

『広域異動はしたことないから、システム的なことはよくわからんけど…』と前置きをしたうえで。

・北摂には自動車通勤を認めない市町村が多くあること。
・毎日の通勤とたまのリハビリをどう天秤にかけるかということ。
・北摂以外のブロックに飛ばされたらどーするんという件。。

結局あんたはどうしたいん

と言われ。。。決まってるやんか、そんなん。と思ってしまったということは答えはもう出てるんよな。詰まるところ。

この学年にいてほしいけど・・って言ったうえで、私にとって一番いい方法をと言って下さる。

『あんたが前に進むための異動であれば、寂しいけれど子どもらにも応援させなあかん』

人間、関係性が濃くなればなるほど、良くも悪くもエゴや思惑が生まれる。
でもそんな中で、そういうものを置いておいて人のことをどれだけ考えられるだろう。

やっぱり私はこの人が率いるチームで働きたい

それから、これまでの話とか、最近ようやくこの仕事の楽しさに触れつつあることを話した。

『絶対あんたが教師でいる意味はあるし、この４月から数か月、間違いなく子どもらの幸せの扉を開けてると思うよ』

そして、おそらく今年一番のお言葉

『過去に何があっても、お母さんから生まれてきたってことは変わりのない事実やし、今あんたが幸せに人生を歩んでいるのはお母さんが生んでくれたおかげやん。
あんたを生んでくれたお母さんに「ありがとう」と言いたい。俺、お母さんに言いに行きたいくらいやわ。「お前だれやねん」ってなるけどｗ』

涙腺警戒水域、超えてる。セリフがカッコよすぎてずるいです、やっぱり

こんなこと照れもせずにしれっと言えるねんもんな。
セリフの中身もさることながら、その姿勢もカッコよくて、結局ずるい。笑

心の底の方からじわじわと温かい気持ちが満ちていることに気付いたのは、帰宅してしばらく経ってからだった。

嬉しさが爆発しているにも関わらず、私はと言えば、どう反応していいかわからなくて、ただ微動だにせずに言葉をかみしめているしかできなかった。

信頼を置きたい、置いている相手から信頼を返される喜び。
仕事の疲れなど感じなくなるから不思議だ。

それにしても、なんと信じる力の強い人なのだろう、と思う。

これまで失敗ばかりで管理職からしてみれば、扱いづらいポジションにいるに違いないのだ。

けれど、初めてうちに赴任してきたときから、プラスの言葉をかけ続け、色んな失敗があったのを知っていて尚、ひたすらに肯定してくれる。

そんなに信じる力は自分にはない。

尊敬していても、一生たどり着けない目標だけれど、私も主任のように周りの子どもらや仲間らの存在を肯定する言葉をかけられるようになりたい。

あんな先生にはなれないけれど、↑これなら努力すればできるようになりそうだ。

きっと言葉かけが変われば、きっと見えるものも違ってくるのだろう。
そうすれば、自分の周りの風も変わってくるに違いない。

色々気が付くことができた。

この主任の下で働けるこの１年は教師生活史上最高の宝物だ。