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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

カテゴリー「アスペルガーの母とともに…」の記事一覧

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老人介護の難しさ

自宅で骨折し、救急病院に入院している祖母。
リハビリもはじめ、そろそろ病院は退院してほしい模様。

けれど、少しずつ認知症らしきものも出始めている祖母の面倒を最後まで母が見れる状況にはない。

何か判断が必要なときは、私や自分の弟妹に仕事中であろうと電話を掛けまくる。

記憶が混乱しているときの祖母に困惑しているのだと、おろおろしながら電話をしてきて、弟妹に帰って手伝ってほしいと泣きつく。
むろん、大阪にいる私の叔父は仕事の都合もあるし、最近息子が結婚するなんて大きな出来事もあった。そんなに手は離せまい。
叔母は関東に住んでいるし、帰るだけでも何万と交通費がかかるうえにとても忙しい仕事をしていて、これでもよく帰っているほうだと思う。


初めは自宅介護でもいいのでは・・という見解だった私や父も、最近の祖母の様子を見ていると母には面倒を見るのは難しく、老人ホームに入るのは仕方のないことだという考えに変わりつつあった。

あの二人が一緒に居れば八方ふさがりになるのは目に見えている。


もう何度となく、老人ホームの手配をし申し込んでいた叔母だが・・・問題は母。

もう既にこのブログの常連客さんなら知っていると思うけれど、うちの母は祖母に異常に依存している。
未だに祖母が右を向けと言えば右を向くくらい、祖母の言いなり。

今の母にとって祖母の介護(はしきれていないけど。要はそばにいる)が生きがいつーか、心の柱みたいになってるところがあって。

そんな母も老いゆき、確実に死に近づきつつある祖母の現実が怖くて仕方のないことなのだろうが、死ぬなと言ったって生きとし生ける者の摂理だからそこは仕方がない。

そんな母が頑として祖母を老人ホームに入れたがらず。

周りが非常に困っている。


ホームの人が面接に来ると騒ぐらしい。
ホームの人も『長女(私の母)がいると入れるのは無理です』と匙を投げているらしい。


母は老いがどういうものかわかっていないらしく・・・今の祖母の記憶の混乱も認知症ではなく一時的なモノと思っているようで、けがが治ればそれと同じようによくなると思っているらしい。
認知症であったって、しっかりしているときと混乱しているときが混在する場合も多々ある。

まだ身内の顔はわかるようだが、病院にいるのだと言っても理解できないこともあるらしい。
母がいないときには家に帰ろうとベッドから降りて行こうとして、けがをしたことも何度かあるようだ。

今でさえ『たまにわけわからんこと言って困ってんのんよ』とこの世の終わりみたいに電話してくる母が、これから認知が進むであろう祖母に向き合えるとは思えない。
さらにもし徘徊するなんてことが出て来たら、母の手には到底負えない。


今も、母の願いは自分の手で祖母を介護することではなくて、弟妹の力を借りて面倒を見てもらい、自分は大変なことから逃げてただ祖母と一緒にいれればそれでいいのだ。

祖母もしっかりしていれば自分で入ると言うのだろうが・・・
独身の叔母や奨学金を借りて大学に行き、今なおそれを返済中の私が不憫だからとスズメの涙ほどの遺産を遺したいと。そのためにはホームにお金をかけるわけにはいかないと、頑なに入所を嫌がる。


実質旦那や自分の家を放ったらかしにしているし、祖母のことにしたって周りの助言なしではしきれない母なのにいくら状況を説明しても、宥めてもダメ。


叔母がキレた。


父親もこういう時になぜ母に気を遣うのか、こっちが背中蹴飛ばしたくなるくらい情けなく何も言えないしビシっとしない。


ほんまに父としては良い人間だけれど、ひとりの男として見たら問題外だ。

いざと言うとき、毅然とできない男は困る。

毅然とできないっていうか、父は面倒くさいことから逃げたいだけだったりするのかもしれないけれど、いずれにしてもあぁぁぁ情けないなぁもう!男だろしゃきっとしろしゃきっと!!
まぁ育ててくれた恩もいっぱいあるので黙っておきますが、頼れまてん・・・苦笑


今週、祖母の入院先と老人ホームに行って私も説得してきます。
この時期、有給取るのも楽じゃないんだけど・・・まったく世話が焼ける。


まだまだ私、自分のことにかかりっきりになっていたいんですけど・・・
そうは問屋が卸さない、うちの身内。。


あぁ、誰かに頼りたい。
この状況を何とかしてほしいわけじゃないねん。精神的な話。
子どもみたいによしよししてほしい今日この頃。
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ケツベツノケツイ

母と決別する決意をした。

本当なら、父と離婚してもらって戸籍上からも消えてほしいくらいだけれど。

それは父と母の関係だから、私が口出しできる問題ではないし、どうこうできるものじゃない。



最近の子ども(生徒たち)の様子を見ていて、あることに気が付いたのだ。

南国の鳥たちと一悶着あった後、よくない空気が蔓延している最近の教室。


反発心を持っている子たちの、私への態度が私の母に対する態度と同じであることに。


私が母に対し、感じていることと似たようなことをこの子たちは私に感じているのかもしれない。


となれば、自分は嫌な手本である母と同じようなことを無意識のうちにどこかでしているのかもしれない。


ショックだった。


母のようにはなるまい、と、いつも思っていたのに。




アスペルガーである母に理解を示そう、歩み寄ろうとがんばっていたけれど、母はちっとも私のことは判ってはくれない。

でも親である限り、どこかで「わかってほしい」「甘えたい」と無意識のうちに求めている。

けれど、自分が求めているうちは他人に自分の持っている何かを与えることなど、できないのだ。




母と接している限り、求める気持ちはやまない。

ならば、いないものとして生きていった方が、「わかってほしいのにわかってもらえない」という苦しみから逃れることが少しでもできる。


自分が母からの理解を求める限り、母からの目に見える形での愛情を求める限り、私は「いい先生」にはなれないし、「いい母親」にもなれない。


私は「いい先生」になりたいし、それ以上に将来「いい母親」になりたい。少なくとも子どもを守れる程度の親には。


そのために私は母を捨てる。   

自分の未来と未来の自分の家族の為に。



だからごめん、おかあさん。


貴女と縁を切ります。 電話にも出ないし、極力会いません。



私は与えられる人間になりたいんだ。

寂しいひと

どうもw  最近の口癖。「あっつ゛…」 
大阪は連日、体温を上回る暑さですご自愛ください。


:*:・✿ฺ ・:*:・・:*:・✿ฺ ・:*:・・:*:・✿ฺ ・:*:・✿


電話で話をしているとき、母がぽつりと言った。

『学生時代、先生が教科書に書いてあること以外を話し出すと、何のことかさっぱりわからなかった。あとから友達に聞いてもくすくす笑うだけで教えてくれなくて困った』

『世間話に興味がないし、それの何が面白いのかもわからない』


それを聞いた瞬間、寂しい人だなと思った。
そしてアスペルガーだと確信した。


世間話こそ、究極の楽しみじゃないっすか特に女性は好きやしな、とりとめのない話。



母のことでずっと相談をしているSC(スクールカウンセラー。*私の学校の、ではなくて他校の方に相談しています)は、

『お母さんにとっては、自分の生きている自分の世界(なんか、日本語で説明しにくいな…her own world的な感じ)と自分の理解し難い世界(つまり私たちが存在する世界)の2つがあるんですよ。お母さんにとって、自分の生きている世界以外はきっと脅威なんです。ものすごい恐怖なんだと思いますよ』


物理的な「世界」ではなく、精神世界とか思考的な「世界」のことを言うのだろう。



ううむ。  理屈ではわかっていても理解しがたい話ではある。どこかもっと奥深くの部分で。


けれど、これまでずっと私の心を覆っていた薄いもやのようなものが急速に蹴散らされていくのを感じていた。



これまで、私が、特に幼いころに感じていた果てしない一方通行感はすべて、母が私に無関心だったからでも、母が私を嫌いだったからでもなく、母がアスペルガーだからなのだ、と。


彼女はアスペなのだと、心に事実がすとんと落ちてくると、あぁ、私も態度を変えなければな・・・と自然と考えることができた。



暗黙の了解がわからず、空気を読めない、  ならば具体的な言葉で。

タブーもわかりづらい。ならば、ルール化して覚えてもらう。

ごく、当たり前の対処法だけれど、身内となれば(しかもそれが親なら) 「なんでそんなんもわからないのよ」と言いたくなってしまうのも仕方ないが、わからないのだからしようがない。


最近ようやく、『女性に対して体重や容姿、年齢のことにあからさまに触れてはいけない』というのを「覚えた」彼女。


彼女の中では、やせてスタイルの良い女性よりも、少しぽっちゃりして、むちむちしている人の方が良いという概念がある。
なので、少しぽっちゃりした女性を褒める傾向にあるのだが、世間一般の女性は自分がぽっちゃりだと言われれば大概腹が立つし、それを褒められれば、この人は嫌味を言っているのかと二度と喋ってくれなくなるに違いない。


御年、64.

どこまで改善できるかはわからないが、してみるより他あるまいw笑

母がアスペルガーだとわかって

近年、急速に認知され始めた『アスペルガー症候群』 

昔からあったコミュニケーション障害だとは思うのだけれど、近年Wiscなどの検査もあり、患者数も増えている。

医療や学校現場で特に認知度が高い(ほぼ100%。知らなければ逆にヤバい)この症候群。





まさか自分の母親がそうだとは。


新しく増えたこのカテゴリでは、今までのことから現在に至るまで、周囲の葛藤と様子を綴ります。


*この症例には個人差もあり、特性も人によりさまざまです。
母のケースがほかのアスペの方にあてはまるとは限りません。

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