Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
- 2025.01.19
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- 2015.03.05
「おじいちゃん」と呼ばれる日は…その①母の服装編
- 2014.12.31
届かない願い
- 2014.12.06
Understand me~愛 違路に~
- 2014.09.29
当たり前でないことたち
- 2014.08.05
女が鏡を見なくなるとき
- 2014.07.10
必要のない寂しさ
- 2013.12.23
HOW TO SAY
- 2013.08.15
帰省物語2013夏その②
- 2013.08.08
世話が焼けるじょ・・・
- 2013.05.06
帰省物語 2013GW
「おじいちゃん」と呼ばれる日は…その①母の服装編
伝言メモも残っているので、再生してみた。
『〇〇のおっちゃんがねぇ・・今日、夕方、天国に召されました。』
押し出すような声で、滅多に聞かないような憔悴した声だった。
『〇〇のおっちゃん』とは父のすぐ上の兄にあたる人だ。
腸が悪くて入院しているとは聞いていたが、即座に死を連想させる病気ではなかったため、寝耳に水。
どうも容体が急変したらしい。
とりあえず故郷に帰る準備をする。
大量のプリントを作り、補欠(休むときに代わりに入る先生)をお願いし、黒いスーツやネックレス、数珠を引っ張り出し・・香典袋も買い・・・
そろそろちゃんと、喪服を買わないとダメだなとこういうことがある度に思う。
今はいつも黒いスーツに黒いインナーで済ませているのだ。
ちゃんとそれ用のワンピースとジャケットとか大人女子としてはあった方がいいのはわかってるんだけど、葬祭の時にしか使わないそれを急ぎの用でないときに買うのって何か縁起悪いし・・と思って気が進まず・・・
かと言って、人が亡くなるのは大抵急な出来事だ。
自分が用意し終えたところで、心配なのは母。
服装に無頓着な彼女。
祖母がしっかりしていたときは何から何まで口うるさく言っていたけど、祖母ももうそこまで元気じゃない。
滅多に電話をしない母に掛けた。
「おっちゃん亡くなったって聞いたけど、喪服用意したの?」
『あんたも〇ちゃん(母の妹)と同じこと言うわね』
みんな同じことを心配してんだよ・苦笑
「あとでお金渡すから、絶対美容院に行って、きちんと白髪染めてもらって髪の毛も小奇麗に切ってもらうんだよ!」
と念を押し(まったく世話が焼ける・・)電話を切った。
翌日、葬儀が始まる1時間ちょっと前に実家に到着した私に、父が言う。
『おかんその辺で見なかったか』
「え、おらんの?」
見ればチャリがない。
美容院に行くと言って20分前に出かけたらしいが・・・
どこまで先が読めないのだろう、とあきれた。
まったくどこまでアホなんだ。
普通カットとカラーじゃ、どんだけ少なく見積もっても2時間ちょいは掛かる。
そんなこともわからないで、しかも予約もせずに飛び込みで行くわけがわからない。
普通こういうときはよ、時間外予約して朝の早くから備えとくもんだろうがっ。
って待て。今日美容院に行くってことは、昨日の通夜は白髪が下品に混じったぼさぼさの断面がギザギザのセルフカット頭で行ったってことだよな・・・
どこまで身内に恥かかせる気やねん。ほんまに。
しかも、親族ってちょっと早めに着いとかなあかんよね。
こうなりゃ、連れ戻すしかない!と行くと言っていた、同級生のお母さんが経営する美容院に電話を掛けると、
『間に合わないから、お帰りいただきましたよ』
そりゃそうよな。どこの世界にカットとカラーを30分で済ましてもらおうとする客がいるねん。
待ってられないと私だけ先に出かける。
すると、葬儀場の入り口でいとこが、
『昨日お母さんが間違えて私の靴履いて帰ったんよ』
あぁ、もう。
ばかもーーーーーーーーーーーーーーん!と波平のように怒鳴りたかった。
しばらくして、現れた母は、2件目の美容院の美容師さん(中学の先輩の母)の神業により、髪の毛こそヘアマニキュア(染めると間に合わないので)できれいになっていたけれど、
服が・・・服が・・・
黒いワンピース・・(喪服でない)にインナーが・・・白っ!!!
ほんともう、ばかじゃないのーーーーーーーーーーーーー!!!!
「何考えてんのよ!なんで白なん?」と詰問した。
『昨日中に着た黒いの寒かってんやもん』
おい、子どもじゃねえぞ。寒いのくらい我慢しろ、ないのなら。
「周り見てごらんよ。白着てる人なんて誰もおらへんやろ」
『でも男の人は白いシャツじゃない』
Yシャツは別じゃあほーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ストッキングも真っ黒でなく「黒っぽい」もので、その上から毛玉だらけの黒靴下を履いている。
きっと寒さ対策なのだろうけど、あまりにも恰好悪い。
まぁでも考えようによっちゃ、毛玉だらけでも黒靴下だっただけましか。
普段は黒が嫌いだから、絶対買ったりしないし。
怒るのもアホらしい。一緒に歩きたくもない。
嫌悪感だけが増していく。
自分ひとりで行くものならいざ知らず、一応親族の一人として来ているのだから自覚を持てと思う。
故人の顔に泥を塗ることにもなり兼ねないではないか。
仮にも小さいながら、会社の社長だった人なのに。参列者だって、多岐にわたるのよ。
していたネックレスが2連だったので慌てて取り外させた。
常識とかマナーって、60過ぎて知らないとイタ過ぎるわ。
持っていたハンドバッグは色こそ黒なものの、バブルの香り漂う革のもの。
葬式の時は、革は殺生を連想させるからと、女性は靴でさえも合皮や布のものを身に着けるほどなのに・・なんやこの革バッグ。
しかも良く見れば側面は緑色。
・・・・・・・・・。。
ハリセンでばっしばしにしばきたい衝動に駆られる。
1万歩譲って知らないのには目を瞑ろう。でも、出てくる前にこれでいいかどうかの確認くらいせんかいこらーーーーーーー。
今までも葬儀や法事はあったのにナゼ。
と思っていたが、すぐに合点がいく。
これまでは祖母が逐一、見ていたからだ。
自分ひとりだと、場に応じて服1着選べないのかと情けなくなる。
「ないなら買いなよ。ないと困るでしょ、いざって時に」
『あんたみたいにねぇ、毎月毎月きっちり稼いでる人はいいわよ、買ったって』
とまたよくわからない卑屈な事を言って返してくる。
お金じゃないねん。常識の話やねん。お葬式は黒ってさ~。
そもそも、働かずして、働いて給料を得ている人をぶーぶー言うのはお門違いもいいところ。
それに一定収入なら一応年金で得ているじゃないか。
葬儀が始まる前から、既に疲れさせてくれる母だったが、彼女まだまだやらかしてくれるのだ。
しかも、母親なら絶対ありえないことを最後に。 続く。
届かない願い
部屋の掃除が遅々として進まない焦りの中、実家に電話をした。
日帰りで帰省するので打ち合わせをしようとしてだった。
父の話声の向こうで、母の頭のてっぺんからつんざくような、ヒステリックな声が聞こえる。
やな予感。
こういう声を出しているときは、絶対機嫌が悪い。
それも半分くらいの確率で、一般には理解しがたい理由で・・だ。
『なんでよーーーーーーーーーーー』
『学校ってなんでこんなことさせるん。目的がさっぱりわからん』
なんのこっちゃ、と思って聞いていたが、それに対する父の答えで合点がいった。
『これはね、子どもらがするもんらしいけど、一緒に先生らもやるんやと。せやから送ってきたんよ』
例の宿題のことである。私が親に書いてもらえないだろうと踏んで、ねつ造してもいいかと尋ねたアレだ。
一応手元にも用紙のコピーは残したうえで、実家に郵送しておいたのだ。
もし万一、本当に書いてもらえなかったり、書いてくれたとしても生徒たちに見せられるような内容ではなかった場合、自分で書けるように、と。
書いてくれないのは想定内だったけれど、学校批判まで発展するとはね。
聞いていてけったくそ悪い。
『なんでこんなことまで書かなあかんの!?これも言うたら個人情報やろ?今個人情報が何とかって散々うるさいくせに・・・』
普段新聞もニュースもろくに見ないで世間で起きていることにはめちゃめちゃ疎いのに、こういうときだけ聞きかじりの難しいことを言ってみるところ、子どもと変わらない
個人情報、ときたか。
ふは、と変な笑いが漏れた。
私が親だったら、こういうの積極的に書きたいと思うのになぁ。
だって普段はなかなかこういうこと話すことってないし、学校での取り組みがいいきっかけになったりするもんね。
と月十日、お腹の中にいるんだからそれなりに何か思うことがどんな親でも絶対あるはずでしょうよ。
私は少し出てくるのが早かったにしても。
こんなことをする意味がわからないってなんで?
あなたは一度も子どもに対して愛情を持ったことがないの。
たった一度でもわが子をかわいいと思ったことがある親なら、さして難しいことではないよ。
わかってはいても寂しさが抑えられない。
こういうことに対峙するとき、相手が母であればなおのこと、私は抵抗する術を知らないただの子どもになる。
生きていれば世の中、他にもっと悲しいことや辛いことはあるけれど、そんなことには耐えられる私が、こういう時はタダの弱い子どもに戻ってしまうのだ。
『だいたいねぇ、私ほんまに学校が大嫌いなんよ。こんなわけわからんことさせるし。なんであんなところで(娘が)働いてるんかほんまに理解できんわ』
はぁ、と深いため息を声が出ないように注意しつつ、吐く。
『そんなん言うんやったら、お前は書かなんだらええやんか。置いとけよ。文句言いながら書くことない!』
と父が声を荒げるのが聞こえる。
「切るよ」と言うのが精いっぱいだった。
悔しいのか情けないのかかなしいのか、そのどれもなのか。
涙が止まらない。
いいやん、これくらいすんなり書いてくれたって。
以前、母親は私が教師でいることに好意的ではない、と話した時の主任の言葉が甦る。
『なんでぇ~あんたがこんなに頑張ってるのに・・・俺言いに行ったろかぁ、どれだけ頑張ってるか』
ともすれば、折れそうになる心に、しっかりと、甦った言葉を突き立てる。
それを彼女が理解するのは難しい。
だって彼女にとって学校や教師っていうのは、忌々しいものでしかないからだ。
貴女は教師が嫌いかもしれないけど・・と思う。
貴女を受け持った先生だって、貴女のこと相当扱いづらかったと思うよ。
『もし書いてくれへんかったら、どんどん俺の名前使うてや。「書かんと主任の先生がうるさいねん」って』
有難いけど、無理です先生。
そんなことをしたら最後、彼女の批判の対象が、学校一般から、先生ひとりになります。
自分の今いる学年の先生が、信頼している先生が、事情をよく知りもしない彼女にぼろくそに言われるのは耐えられません。。
1日に帰省する話は立ち消えになった。
今帰っても、彼女はこんなだし、喧嘩するのは目に見えている。
百歩譲って、私を非難するのには耐えられても私の職場とか、大事な仲間を非難されるのは黙って聞いていられない。
「とりあえず、明日帰るのはやめる。あの用紙も白紙で返送してくれていいから」
それだけ父にメールした。
言いようのない寂しさがボディブローのようにじわじわとやってくる。
ひたすら孤独感にさいなまれ、それまで爆笑しながら見ていた「ガキ使」も、急に遠いものに感じられた。
Understand me~愛 違路に~
いっつもこうなってまう。
わかってるのに、わかってもらおうなんて無駄って。
でもせめて、わかってくれとは言わないから、私のすることや考えを否定しないでほしいな。
それすら彼女にはわかんないのかな
当たり前でないことたち
彼は私に大きな課題を出していた。
『お母さんに「生んでくれてありがとう」って言えたらいいよね。できたら(私の)誕生日とかにw』
ハードルの高さに悩む日々。
だってそんなん、普通の親子でも結婚式のときにようやく言うくらいのセリフよ
でも、確かに自分の親子関係をクリアにしておくのは、これから家庭を持つうえで必要だなと常日頃感じていた。
夫婦2人の時はまだ良くても、親になったとなれば話は違う。
自分の親との確執は、自分の子どもに見せられるものではないし、子育てをする上でも、確執のない親子だって、否応なく自分の親子関係を振り返らされるものである。
特にこの仕事をしていて、それを痛感する。
主任の言う最終目標が達成できるかどうかは未知だが、そのためのいいきっかけを与えてくれたことは確かだ。
それも通りいっぺん話を聞いただけの人に言われたら、よく事情を知りもしないくせに、と憤慨するだろうが、よくも悪くも見透かされている。あー
久しぶりに電話を掛けた。槍でも降るかもしれないww
その時、体育祭がいつも雨で、予定通りの日程で実施できたことがあまりない、という話をすると、
『天気もあんたの味方をしてるんかもわからんな』
などと言う。電話をしたことを後悔した。
彼女の中では、障がいを持っている=運動は苦手で、不得意なモノ。やらずに済むならそれでいい、みたいなところがある。
でも、苦手とか不得意って結局は気持ちの持ち方の問題で。
確かに下手だけど、苦手とか不得意とか感じたことは一度もない。
それを理解するのは難しいことなのかもしれないけれど・・でも運動が好きとか、子どものころから体を動かすのが好きって、そばで見てればわかるやろと言いたかった。
他人からはどう思われていても冷静に「違うよ」と言える。
でも、身内にはわかっていてほしいと思うのは欲張りかな。。
いつもならここで私が一方的にキレて終わる。
でも、ここで終わったらいつもの私と同じだと荒れ狂う心を宥めながら、
「それって違うよね」って言う話をしたら、
珍しく『軽率な発言だった。あんたは昔からスポーツが好きだったもんね。』と反省してくれて、
さらに「身内に言われる方がやるせない」ということをも理解してくれて。
なかなかすぐに凝り固まった考えは変えられへんけど、どうして怒るのかっていう理由をちゃんと理解してくれただけで、十分満足だったし、満ち足りた思いで床についた。
でも。 さすがはうちのおかんである。
そうは簡単に問屋が卸さない。
数日後、祖母のことで気になることがあり、再び電話をしたら、
『あんた、この間何か一生懸命言っていて、私も『わかった』って言うたけど、何の話だったかどうしても思い出せなくて。お父さんに『聞いといて』って言ったけど、お父さんに聞かれた?』
膝が抜けそうになった。色んな意味で。
・・・やっぱうちのおかんだもん。そう、良い話で終わらしてはくれないのは覚悟してたけど・・まさか、
忘れられているとは!!!
そんなオチあり~しかも、父を伝書鳩代わりに使うなよ!!!
あぁぁぁーーーーーーーーーーーーー
ムカつくでもなく、かなしいのでもなく、情けなくて涙が出た。もうやだ。。。
期待して期待して、今度こそはって、嬉しかったのに、また裏切られる。。
でももう、「嬉しかったのに」って言うのすら悔しい。
主任、課題のハードルがエベレスト並みになっています・苦笑
人の気持ち、本当にわからないんだな、彼女。
でも何であれ、貴女がお腹をいためて産んだ子だよ、私は。
わからないなりに頑張ってほしいねんけど、無理かな。
周りへの感謝も異常に薄い。
『してもらって当然』の姿勢。そして他人のアラばかりに目が行く。自分のアラは棚に上げて。
こうして見ると最悪ですね。友達になりたない奴、ナンバー1
まぁ、現に彼女、友達いないけど・・・
祖母の件で愚痴ばかりこぼし、たまに弟妹が来てくれても文句ばかり。
それじゃ貴女、着信拒否されたり、連絡取れなくて当然よと思うけれど、そこがわからないらしい。
子どもは親のことを最優先に考えて当然。
何を差し置いてもするのが当たり前だ、が彼女の持論。
それは違うねんでと言う話をする。
母の妹は一人暮らしで家庭もない。自分の生活が自分に掛かっているし、とても大変な仕事なのだ。
母の弟も一家の大黒柱として働かなければならない。息子2人も自立したけど、マンションのローンだってあるだろう。
社会人ならば、自由に時間を作りたくてもそうは行かない。
予定外の残業もあるし、休日出勤もある。休日も休みたいに違いない。
そんな中遠いところを時間を見つけ、交通費を掛けてやってきてくれる。
『もっと頻繁に来てくれればいいのに』っていう小言も思うことは自由だけど、まずは遠いし忙しい中来てくれたことに『ありがとう』って言うべきなのでは。
小言ばっかり言ってるんでしょと言うと、
『子どもは親のところに居て当たり前よ。遠くに出て行ったりなんかして。〇〇(母の旧姓)の名前を持つ人間は近くにいておかなくちゃ』
・・・何時代の考え方ですか。
「遠くに出て行って仕事をしているおかげで、おばあちゃんに仕送りしてたりするやない?言うちゃ何やけど、貴女は1銭もできてないし。できる人ができる範囲のことを精一杯してあげるしかないと思うけどな」
と言えば、『うちはお父さんが給料貰ってこないのに、お金なんて渡せないでしょう』
あーあ。また出た。
こういう言い方、女性以上に男性って絶対カチンとくるし、傷つくよね。言いたなったとしても言うたらあかんことよな。
「おっちゃんもおばちゃんも自分で稼いだお金で援助してんねんで。貴女も自分の親なんやからお父さんに頼らずに自分でしたらいいのに」
この後、でもとだってのオンパレード。はぁ
ここまで言う必要もないねんけど、彼女、自分は努力せずに人にやってもらう気満々やからね。あまりにも父もかわいそうだし。
それにたとえ、夫が高給取りであったとしても、自分の親のことでお金の面倒見てもらって当然は何か違うと思うねんな。
それって、夫側の申し出があって初めて甘えられることであって。
自分から、私の親やねんから私の家計からってなるのは、図々しい。
ほんまおっきな子どもやわ。
あれもして、これもして、私は何もしない。。なんて。
蹴ったかしたろかほんまにw
自分には当たり前と思っても、やって当然のことをしたって、労いがあるのとないのとでは気持ちが違う。
まずはしてくれたこと、厚意に対して『ありがとう』と言うこと。
最初は半分嘘でも構わない。 しているうちに段々、周囲の自分に対する目が変わってくるから騙されたと思って、些細なことにも感謝の念を表しなさい、と言うと、とりあえず、
『わかった』とは言ったけど、
『あんたも本当に役立たずよ。学校の先生なんて口ばっかり偉くなってダメね。こんな時連絡も取ってくれないんだから。』
殴っていいですか。そして泣いてもいいですか。
ってか、連絡も何も私、おじさんの番号知らないしな
子どもに役立たずとか、思っても本気で言わないよ普通。
こんなことでいちいち気にする私もバカみたいだけどさ。。
でも、感謝の気持ちは忘れずにいてほしい。自分の人生にも関わってくるんだよ。
エベレスト並みのハードル、どないしょーかな。本気で悩むわ。
女が鏡を見なくなるとき
以前実家に帰ったとき、模様替えでもしたのか多少家具の位置が変わっていて。
前は居間にあった母のドレッサーが、母の寝る部屋に置かれていた。
普通ドレッサーは寝室に置くものだろうが、狭小アパートの我が実家では寝室、居間、の区別などない。
ご飯を食べるときは居間であり、寝るときには父の寝室になる。
実家に帰るとき、何が一番困るって、若い女性が満足に生活できる環境にないこと。
ドライヤーもないし、(あるにはあるが、役立つのかどうかもはやわからない)
風呂場の脱衣所はカーテン1枚でしきりがあるだけ。(そのカーテンも思春期になった私がぶーぶー文句を言いやっとつけてもらえた)
この年になればある程度の開き直りもできるけれど、女の立場から見て年頃の娘が生活できる環境にないよねぇ、と思う。
将来、孫を連れて泊まりに・・とか絶対無理なんだろうな。
自分の家が狭いことも貧しいことも、その環境が嫌なら自分で変えればいい!と、一人暮らしをすることを強く目標にしていたので、それまでの辛抱だと思っていたけれど自分が結婚とかを考える年になると、「自分の子どもを連れて気軽に帰れる実家ではない」ことが少し寂しい。
ま、うちより貧しい家も見渡せばゴマンとあるんだし、贅沢言うても始まらんけどな。
親が借金背負ってないだけまだましだと思わねば。
で、鏡も今まではドレッサーの大きな鏡で、帰省した時は化粧していたのだが・・・
鏡にはカバーが掛けられ、カバーの前には所狭しと、使いかけのもう腐ってんじゃないのと思われる化粧水やらヘアワックスやらが置かれ、カバーを取り外せる状況にはなさそうだ。
うーーん。
私が幼かった頃は母も口紅やファンデーションをしていたのに、今ではまったくしなくなった。
見かねた私がファンデや口紅をプレゼントしても、ああいう小さいものはすぐなくしてしまう。
化粧水もあげても使うのは最初の10日間あるかないか、くらい。
それで皺が増えただの、色が黒なっただの言うけど、それはあなたが自分に手をかけていないからだよ、と思う。
「これ、いつここに移動したん」と問うと、父が、
『鏡なおしこんでなぁ(しまいこむ)。鏡見やんようになったら、もう終わりやで』とぼやく。
父親の方がこういう感性は繊細で、母が警察に通報されかねないぼろ着で出歩いても気にしないのに、父は最近肌のシミが目立つからとクォーターパンツを履かなくなった。
ふくらはぎとかにどうも老人性のシミが出てき始めたみたいなんよね。
年がら年中チャリ移動で、しかも日焼け止めは塗らない。
皺の原因の8割は加齢ではなく紫外線なのだそうだ。
またそろそろ化粧品あげようと思うけど、今度はポーチごとあげなきゃダメそうやな。。
色は黒いし、皺だらけなので(見た目80過ぎに見える。66なのに)、ファンデの色選びが難しい。
私の使いさしあげても白浮きするだけやしなぁ。。
だからと言って対面販売のお店には行きたがらないし。難しいわ。
丁寧に何かをするって無理な人やしなぁ。
毎日きっちり入浴して、朝晩きちんとスキンケアして、とか女性として頑張らなあかん(というほどでもない日課みたいなもんやけどな)ことを面倒くさがる。
祖母も元気だったころは『〇〇さん(父)もな、言えへんけど、あんたにきれいにしといてもらいたいんよ』と母を諭していた。そんな親の願い、母に届かず。
いや、夫だけじゃなく娘も切に願っておりますが・笑
すっぴんでもきれいで生き生きしてる人いるけど、それは内面からみなぎる美しさがあればこそで。
ざるみたいに、おおざっぱな人やからなぁ・・笑
必要のない寂しさ
用事があって久しぶりに母に電話した。
どうも私の個人情報が漏れている的な出来事があって、考えられる原因は母。
よく外出先にケータイを放置して帰ってくるのだ。
スーパーのレジ袋に詰め替える作業台の上とか、図書館とか、病院とか。
ちょっとADHD傾向にもあるので、他のことに注意が行くと、その時までしていたことが簡単に意識から飛んでしまう。
コールセンターに電話して、通話できないようにしてもらったり解除してもらったり。
いい加減、お姉さんたちも「またか」って感じでしょうよ。
一度はママチャリの前かごに置きっぱなしにして、数時間後に気が付いて取りに行ったが通話不能。
ショップで見てもらったら、SIMカードが抜かれていたらしい。
母親のように交友関係が狭い人であっても、個人情報の宝庫だというのに・・・。
その危機意識がまるでないし、一度置き忘れたところから何度同じことがあっても学習できない。
ほんまに病気のせいだけかな。
ただのアホなんじゃないかと疑ってしまうわ。
『そんなのアドレスとか変えればいいでしょ』と本人はあんまり事の重大さを認識していないけれど、
私がアドを変更したらそのお知らせをしなければいけない人は400人強。
骨が折れる。キャリア変更する方がまだ楽なんじゃないか。
それに電話番号だって、仕事でも普通に使っているから変えるわけにいかない。
まだ全部言い終わらないうちから後ろで何やら金切声がする。
・・・祖母だ。
昔はとてもしっかりした人だった祖母も数年前からめっきり弱った。
もう今はひとりで歩いて移動することはできないし、認知面でも少し問題が出てきているらしく常に自分の視界の中に誰かがいないと不安なのか、少しでも離れると大声で呼ぶ。
来なければ来るまで大声で呼び続けるのだ。
それも理屈が通じない。
例えば『煮炊きをしていて手が離せない』とか普通なら納得できる理由を言って『ちょっと待って』と頼んでも、待てない。
祖母に翻弄される毎日なのは容易に想像がつく。
それでも母は祖母と一緒にいられるのが嬉しいのか弱音を吐かずに言われた通りに従順に動いている。夜中に30分ごとに起こされようとだ。
例えば父が介護が必要になったとして、母が見なければならなくなったらここまで献身的にはしないだろうと思う。二、三日で母の方が癇癪を起すに違いない。
祖母の指示は絶対。
周りから見ればちょっと異常だが、母には逆らうことよりもその異常な中に浸かっている方が落ち着くらしい。
まだ話も終わっていないうちから『おばあちゃんが怒っているから』と電話をブチ切る母。
こっちの都合などおかまいなしだし、そもそも自分の母親が怒るからって、幼稚園児かよ、と思う。
神経痛の薬を飲むのをやめてしまった父のことも心配だったから、他にも言いたいことはあったんだけれど、やっぱり母にとって夫でも子どもでもなく、母が絶対君主なのだ。
『あの人が病院に行かないのだから、しゃーないわよ』みたいなことを一言言って終わる。
あーあ。
『そもそも、あんた今日仕事で何かあったん?こんなに話すなんて』
あったら、絶対あんたにだけは掛けないよ
比較的自分の精神状態が落ち着いてる時じゃなきゃ、電話なんてできるか。話しているだけで心乱されるのに・笑
『私長話嫌いなんだけど』
まだ10分ほどしか経っていないのに。
この人には女同士でとりとめもなく何時間も話す楽しみってないんだな。
それこそ女の特権でもあるのに。
きっと今でいう女子会なんかには絶対参加しないのだろう。
話の話題が次から次へと移り変わって、話す人もころころ変わる。合いの手もそれぞれが打っている。
そんな状況、彼女にはパニックでしかないのかもしれない。
その電話で空虚を募らせた数日後。母から手紙が来た。
手紙はいつも郵便書簡(60円で送れるやつ)で来る。それも汚い字で。
書きたいことを書き連ねただけの、鉛筆の文字。元々話がまとめられるタイプではないから、思い浮かんだことを思い浮かんだ順に書いている。さながら暗号解読。
ならば下書きくらいすればいいものを、私への手紙はするに値しないらしい。
そこには、祖母の介護が大変で、もう一か月ほど入浴していない。とか、(読んだ瞬間、気持ち悪くなった。虫でもわきそうだ)
いかに自分が今大変かのアピールを紙の半分ほど、
そして、『ボーナスが出たそうですね。おばあちゃんに何か綿素材の気持ちの良いパジャマか服を買って送ってください。この間〇〇君(いとこ)のお嫁さんがおばあちゃんにパジャマを贈ってくれて何かにつけ「これもろてん」と嬉しそうな顔をしているの。あなたもおばあちゃんにはお世話になったのだから、お金は大事に使わなくちゃね』
と書かれていた。信じられない。
こんな書き方をされると、買いたくなくなるやんなぁ?
確かに祖母には世話になったけど、それはあんたがひとりで子どもを育てられなかったからだろと。
病気になって『あんたが生まれてきたせいでお母さんが病気になったのよ』なんて平気で言える人に祖母かて子育てを任せるつもりはないだろうよ。
・・自分で買えばいいやん。セコいやつ。
毎年、盆正月の帰省の折には、祖母の好きそうなものを百貨店の包装紙にくるまれたものを買って帰っている。(祖母はブランドにこだわる。化粧品は日本のメーカー、お肉は国産といって譲らない。でもオージービーフで焼肉しても気づかなかったけど・笑)
敬老の日だって毎年、何かしらしてるの知ってるでしょ。
普通、親から子供に金品のおねだりなんてしないだろう。
でも、子どもの方から送るのはありにしてもだ。
呆れた。節約しろとは言うくせに。おばあちゃんのためなら出す金を惜しむな、か。
自分が働いて買ってあげればいいのにね。
私だって祖母の喜ぶ顔は見たいけれど、こんな言われ方されると複雑。
こっちの気持ちとか全部むげにされたみたいで。
私が喜ぶからって、私に何かしてくれたことはないでしょうと思う。
でも言わない。言っても無駄だから。
子の心、親知らず。
一生こんな満たされなさを彼女と関わる限りは続くのだ、きっと。
たまには手紙もいいけれど、私はもっと直接的なコミュニケーションを求めているの。
でもそれはあなたにはできない。
さらには『結婚してほしいけど、相手の親戚に頭下げて回ったりとかできそうにない』
挨拶して回るのとか苦手なのは知ってる。
でもさぁ、たかが数時間じゃない。そこは頑張る覚悟持っといてよ・・・
今からいつになるかわからない娘の結婚式は体調不良で欠席できないか、真剣に考えてるらしい。人でなしかバカやろーw
あなたがそこにいる限り、私は必要のない寂しさを抱えてしまう。
HOW TO SAY
別にいいやん、と思うけど、彼女にとってはゆゆしき事態らしい。
叔母だって仕事やプライベートの付き合いもあるだろうし、東京から帰ってくるのは大変だろうに。
まったく彼女は、そういうことを思慮できないっていうか、思いやりがない。
まぁ、他人の気持ちを推し量るとか、そういうのが苦手な特性があるから仕方ないのは理解しているけれど、やっぱ自分の身内となるとキッツいんだよなぁ(本音)
かねてから気になっていたことを言ってみた。
「今私に言ってるみたいに恨みがましい口調で言ったんじゃないよね?」
『恨みがましい?なんでよ』
自覚がなかったらしい。
彼女はいつもそうだ。
何か自分の意に沿わないことがあると、恨みがましい口調になったり、詰問調、責めているような感じに聞こえる。
その言い方が、私は昔から嫌で嫌でたまらなかった。
例えば、帰省できないとか母が思っているより短い期間しか身内が帰省できない場合も、
『そんだけしかいてられへんのかよー!』
となる。文字にするとわかりにくいが、非常に粘着質な話し方をするのだ。
そこに自分の気持ちを挟むとちょっとは柔らかくなるのに、彼女はそれができない。
と言うか、自分自身の気持ちにさえ疎すぎるのだ。
自分の気持ちだからわかるでしょ!と言いたくなるが、それをうまく言えないらしい。
本人にそのつもりがなくても、周りからしてみれば責められているように聞こえてしまう。
自分本位をぐっと抑えて、『帰ってこれないのは残念だけど、また時間ができたら帰ってきてね』と言えば、言われた方も素直に受け入れられるのではないだろうか。
それを『なんで帰ってこれないのよ。そんなに忙しい仕事なんかしなくていいじゃないよ!あんたこっちに帰ってきたらどうだ』なんて言われたら、話す気すら失せる。
彼女の本心としては、帰ってきてくれなくて寂しい、忙しい仕事で心配だ、自分のそばにいてほしい、なのだけれど、なんでそんな人を遠ざける言い方になるかなぁ。
私だって本心としては言葉の通りじゃないってわかってはいるんだけど、やっぱりさ、そんな言われ方されたくない。
私も仕事で大変なことを話すとすぐに『帰ってこい』の一点張り。
彼女は一度、地元を出て進学して、うまく行かなくて帰ってきているから、地元至上主義みたいなのがあるけど、それがみんなに当てはまるとは限らないし。
うまく行かなかったのも、話を聞いてると彼女が自立できてないのが原因みたいだけどね。
そんなわけで、あまり話をしなくなる。
社会人の先輩として何か意見が欲しいときは自ずと父か叔父になる。
そんな私を『何も話してくれない』と嘆くけれど、原因が自分にあるとはわかっていない。
『だいたいね、あの子(私の叔母)、こっちじゃ食べていけるだけ稼げないって言うけど、そんなに何十万も稼がなくったって生きていけるじゃない』
ため息が出た。
おかーさん。みんな、あなたと同じ生活レベルで生活できる人ばかりじゃない。
母は、服も買わない。衣服や持ち物が破れていても平気。
友人とご飯を食べに行くこともない。(と言うかそういう友達がいない)
車も免許がないから乗れないし、TVも観ない、ネットもしない。
趣味もない。
娯楽費や服飾費は限りなく0に近いのだ。
美容院だってもう10年は行ってないんじゃないか。
叔母は友だちも多いし、旅行や食べ歩きもする。
母と同じ支出で生きていこうとすれば、ストレスで病気になるに違いない。
私だって、そんな生活をしていれば気が狂うだろう。
仕事をしていればTPOに合わせた服もいるし、休みの日だっておしゃれはしたい。
髪の毛だって女性は大事。
自分が要らないからと言って、世間一般は違うんだよ。
そういうことを言って聞かせると、『みんな贅沢しすぎよ』
あーそうですか。あなた街中にいる仙人みたいだもんね。
仙人みたいな精神的境地には達してないけどね・笑
コンロだって、一言『ありがとう』と言えばいいのに、
『あんたまたそんなことにお金を使って!だいたいお父さんもお父さんよ!直せば使えるのに』
あのー、お父さん確かに機械には強いけど、何でも直せるスーパーマンじゃないからね
何か勘違いしてませんか?
だいたい、あのまま私が買わなかったら、ずっとカセットコンロ使ってたに違いないし。
使い捨てのガス買う方が高くつくっちゅーねん。
人から何か貰ったら、とりあえず先に「ありがとう」とお礼を言って、気に食わないものであってもその気持ちはくれた人には言わないでいること。
そんな幼稚園の子に言って聞かせるみたいなことを言わねばならないキツさ。
昔はもうちょっとそういうところマシだったんだけど。
妹が帰ってこない愚痴から派生して、
『だいたいねー、おばあちゃんがいなかったら私とあんたとのつながりなんてほんと淡白なものだったに違いないんだから。みんなおばあちゃんに対する気持ちが足りないよ』
おばあちゃんがいなかったら親子としての繋がりがないみたいな言い方。
仮にもあんた、親だよ。普通言うか?そういうこと。
『子どもなんて育てるもんじゃないね。あんたも〇ちゃん(叔母)もろくに帰ってこないし。お金使って育てても何もしてくれないんじゃ、子育てなんてできない』
「子育てに見返り求めてんの?」
『そうじゃなきゃ、子どもなんて産めないわよ。』
失望したのはもう何回目だろうか。多すぎて数えきれない。
この人、母性ってもんがないんだなぁ。
TVで赤ちゃんが映っていたら、かわいいな、なんて言うけどそれはただ見た目がかわいいだけで。
子どもなんて自分の思い通りにいくものじゃないし、いつかは自立していく。
見返り求めてするもんじゃないだろうよ。
こんなにもやるせなくてムカつくのはきっと、同じ女として彼女が理解できないからだろう。
きっと彼女は、産んだ子が私であっても誰か違う子であっても自分の意のままに動いてくれない子は愛せないのだろう。
かわいそうな人。
こっちにいる人と結婚しない限り、娘が田舎に帰ってこない(Uターン)のは納得できないと言う。
結婚てね、そんな簡単じゃないんだよ。
自分の結婚式でも『何も感じなかったし、感慨もなかった』あなたにはわからないだろうけどね。
やっぱり私の中であなたはどんどん忌々しいものでしかなくなっていきます・・
そのことが私もつらい。
帰省物語2013夏その②
盛り付けは 味が良ければ 気にしない(本日の一句)
母の帰宅前に父と完食w 美味ww
やがて母が帰宅したのだが、その姿見てびっくり
まぁ服装髪型は、いつも通りホームレスの一歩手前なんだけど・・(実の妹にも「浮浪者」と呼ばれてしまう格好。本人は気にならないらしい)
かのマイクロソフト代表、ビルゲイツ氏もアスペルガーだなんて話は有名だけれど、そんな彼も若かりし頃は随分と滑稽な格好をしていて本人は気にしていなかったらしい。
それが一躍有名になり、人との交流が増えたり、メディアへの露出も手伝って格好を気にするようになったとか。
そうなって(服装に気遣う)ほしいけど、うちの母ちゃんがビルゲイツみたくなるなんて、地球みたいな惑星を他に10個探すより難しそうだから・・・笑
ビルゲイツ作戦は無理ね
服装よりも今回驚いたのが、体型!ガリ痩せ!!!
年を取ったら少しぽっちゃりくらいの方が、ハリも出てシワも隠れて健康的なのに、難民キャンプの人みたいにガリガリ。そのせいか前より一層老婆のようだ。
胸もないなりに以前は膨らみがあったのに、今やまるで壁。何もないところに乳首だけが付いてるみたいな感じで。
おばあさんでももうちょいあるでしょうよ・・っていう。
「今何キロなん」
「40㎏」
と答えるものの、実際は35㎏くらいに見えるのだ。(身長158㎝)
医者にも痩せすぎって言われたらしい。でもそれ以外は異常がないんだと。
信じられん。ちょっと病気になってもおかしくないだろ、日ごろの行い的に。
四六時中何か食べているのになぜ太らないとよく見ていると、食べるわりに食べるモノが身にならないモノばかり。
暑くてなかなか喉を通らない・・と主食は基本、さらさらと入るお粥。
おかずはと言えば、漬物や塩昆布。栄養には乏しい。
私の作った冷しゃぶも肉は食べずに玉ねぎをむしゃむしゃ。
同じくそぼろ肉じゃがもカロリーのあるお肉や野菜ではなく、糸こんにゃくばかり食べる。
食べることを人生の喜びとする私からすればなんとわびしい食生活か!と思うが、そんな精進料理まがいのものでも良いらしい。
更に彼女、味覚も鈍いらしくて、この日の肉じゃが、私のミスでおだしを入れ忘れててめっちゃ味にしまりがなくて、父と二人、
「何かが足りない。はて何が足りひんのやろう?家ではもっとおいしいのに」と訝しむ。
あぁ!かつおだーーーし!!なるほど道理で・・・
が、母はひたすら、
『この糸こんおいしーーーわーーーー』
喜んでくれるのはいいんだけど、(糸こんだけ)
そなたは食えれば何でもいいのかえ??笑
医者の言いつけどおり、肉を食べてほしいもんです。
出ないと見た目が不気味すぎる!!
この飽食の近代日本で、病気でもないのにそこまで痩せるかありえない。
で、こっちはもう疲れてるわ、具合悪いわなのにさぁ寝るでって時になって部屋に入ってきてどーでもいい話をまたぐだぐだと。
『今日お寺にお金をおさめに行ったらね(檀家の寄付)、お寺の奥さんに「こんな暑い時に来て~」って言われたんやけど』
「そらな、暑かったしな」(超素っ気ない)
『ものすごく引っかかるの』
どこがやねん、何にやねん。。
『お金は暑い時に持っていったらダメってことなん?もっと涼しい時に行かなあかんってことなん?』
「はぁ?」
・・・・。
わからへんかなぁ、この言葉のニュアンス。
「何も持ってくるなって言われてないんでしょ?だいたい寄付してもらうのに時間を指定するわけないやんか。 「こんな暑い中気の毒」だとか「こんな時にわざわざ持ってきてもろてすみません」っていうねぎらいやと思うよ」
『うん、近所の人に相談したら同じことを言われた』
相談したんかい。近所の人に。これっぽっちのことで。
『でも、どうも引っかかるんよ』
「どこがどう引っかかるんかわからん。むしろ引っかかるとこ何もないわ。するっするやわ」
アスペルガーって大変。
言葉のあやとか機微とかって、ある程度経験で何とかカバーできるもんでもないんかな~。
そういうのを理解するのが「極端に不得手」っていうハンディはあるにしても。
まぁ身内以外との会話の機会がほとんどないんだから仕方ないか。 続く。
世話が焼けるじょ・・・
タイトルは、電話を切った後の私の第一声。
胃腸炎が珍しく長引いているから、もしかしたら帰らないかも。という電話を掛けたら、母が『ご飯はちゃんとする自信があるから帰ってこい』と。
どの口が言うかーーーーーーーーーーー
ようまぁそんな大風呂敷広げられるわ、もう。呆れる。。
オヤジのご飯まともに作ってないよね?昨日も仕事から帰ってへとへとのオヤジがスーパーに惣菜買いに行ったの知ってるんだよーーーーーーーー笑
今の私、スーパーの惣菜敵なんですけどぉ
ま、怒るだけアホらしいんで「いや、いいわ」とひとこと・笑
祖母が老人ホームに入り、少し家で過ごす時間が増えた母だが。
家事は相変わらずあんまりしてないみたい。
本人はすごく忙しくやってるつもりらしいけど。
帰省物語 2013GW
かれこれ8年ぶりな気がする。。
いつもは帰らないんだけれど、今回は老人ホームにいる祖母に会いに。
お正月に母親と喧嘩してトンボ帰りしてきたから行けなかったし。
あれからいろいろとすったもんだがありましたが(死語・・) 祖母は老人ホームに入りました。
父は何度か行っていると言うので運転を任せたのですが。。。
母のアスペぶりがここでも炸裂・・・というかひどくなっていました・・・
母は自分の名前におめでたい1字(漢字ね)が入っているから、そんな自分が葬儀屋の前を通るとよくないと言い、たとえそれがどんなに遠回りでも葬儀屋の前を通りたがらない。
けれど、うちの地元の主要道である国道は1つきり。
以前なら何も気にせず、祖母の家に行くのに何往復もしたその道をたった1件の葬儀屋のために通りたくないと言い、国道が使えないならば高速。
一般道で1時間弱で行けるような距離をわざわざ高速・・・不経済極まりない。
父親に前回はどうしたのかと問うと、前回も高速で行ったと言う。
うち、余裕ないんですけどーーーーーーー
一応、高速はお金がいるってわかってはいるみたいだけどね。
高速に行くまでも一苦労。ICに入るまでの道でも、「あっちはダメ!こっちもダメ!」
付き合わされる方はたまったもんじゃない。
そもそもなんでその道がダメなのか、母が考えそうなことを考えてみようとするが、へんな地名でもないし、まったくわけがわからない。
「ここ、一方通行だから無理!」
と言えば、「だから車は嫌いなんよ!!」
知るか乗せてもらっておいて厚かましいったらない。
『あんたら、平気で通るから恐ろしいてかなわんよーー』
あんたの方が恐ろしいわ。
何の変哲もない道を、どうしてそんなに通れないのか。
しかも以前なら何も考えずに通れていたのに、である。
明らかにひどくなっている。
以前は地元の坂の上に立っている葬儀場だけ避ければよかったのだけど・・ICに入るまでにダメだと言った道にはいずれも葬儀屋はないし、道路の数字がいわゆる縁起の悪い数字と言うわけでもない。
理解できないわ。
高速に乗っても前の車のナンバーが気に入らないらしく・・
『ついて行ったらあかん!!』の一点張り。
それでも片側1車線の高速なので抜くに抜けず、後部座席からけり落としてやりたいくらいだった。
さすがに父も、
『わがでわがの首絞めるようなこと考えんとよ、ちょっとでもええこと考えるように自分でしていかなどないしょーもないど』
と口を挟む。
そう、プラス思考なこじつけならいいけれど、全部マイナスなのだ。
しかも凡人には理解できないマイナス思考。
数字や道路のことから頭が離れたと思ったら。
『ところであんた、車直す人(兄ちゃんのこと)とはどうなったのよ?』(踏んではいけない地雷)
助手席の倒したシートでくつろいでいた私ががばりと起き上がったのは言うまでもない・笑
「ちょ、あんたなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・いっぺん刺したろかほんまぁ」
『ドス置いとけドス』(by父)
「ドスってなに?」
『短剣・・・けっけっけ』笑
踏んではいけない地雷を踏んでおきながら、後ろでそんなやりとりを聞きながらけらけら笑っている能天気。
こんな調子じゃいつか誰かに刺されるわあの人・苦笑
心臓飛び出るかと思ったわ。 その名前久しく封印していたのに。 しかも父の前でそんな話をしだすあたりやっぱ空気読めない。。。
どうもなってへんのじゃぼけぇーーーーーーーーーーーーー(心の叫び)
まぁそれはさておき、老人ホームに行くついでに帰省してきた叔母を祖母の家の最寄駅まで迎えに行き、そこでも母は『列車の到着時刻が良くない。別の駅で降りられないか・・』とごねる。
特急やから一駅飛ばしたらとんでもなく遠いわ
ほんと付き合ってらんない。
何か、趣味でも持てばいいのに。こんなことに頭回す暇がないくらい。
やっぱ仕事すべきだよねぇ。 無職でしかも主婦業もまともにしないんじゃ、そりゃ暇で仕方なくて考え事するわな。
<老人ほーむにて編はつづきへGO!>
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