Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
クランケ~月の心の裏側~
「会いたいなぁ」
思わず漏れた自分の独り言に、自分で驚いた。そのときに連想していた人の顔を反芻して、今度はため息が漏れた。。
私の馬鹿。。。
幸か不幸か、会えない日々がかれこれ一ヶ月続いている。会えないなら会えないで、想いを風化させる絶好のチャンスだと言うのに、私の心はどうしてこうも聞き分けがないんだろう。
でも、普通の恋愛感情とは少し違うのも自分で意識している。
一緒に映画に行ったり、ショッピングしたり・・・いわゆる普通のデートをしたいという願望は彼には抱かない。
でも、触れられたいとは思う。・・・・が、そこに性的な要素はないに等しい。
なんていうか、もっと精神的なもの。精神的なぬくもり。
こんな感情、初めてだからどう扱っていいのかわからない。
触れたいとか、触れられたいとかいう願望は、異性に対してである場合、性的要素を伴わないと多分にややこしい。
まして、ここは日本なのだ。アメリカではない。
それに私の抱いている感情はハグや挨拶といったような軽いノリでもない。
なんていうか、精神的なもの。
結局、考えても考えてもそこに思考が落ち着く。じゃぁ、彼に求める「精神的なもの」っていったい何なんだ。
自分で思考を落ち着かせておいて、この問いを投げかけたら私は落ち着かなくなる。
自分でもうまく言葉で表せない。
もどかしい・・・。
彼を強く意識するときは、決まって自分自身の調子が良くない。
この間は1週間に2度、派手にチャリで転んだ。1度は車道に自分が飛んだ。車が来なかったのが幸いだ。
リハビリに行っているのに、左足のガタも半端ない。
歩くのさえ嫌になる日もある。。
私は彼の、いちクランケ。それも、間接的な。
甘えたいのならクランケの立場から思い切り甘えればいいじゃない。
辛い。
かなしい。
悔しい。
怖い。。
ぶつけたって、跳ね返すひとでも、受け止められないひとでもない。
でも、でも。。
もう既に彼の中で私はそういうキャラではないのだ。きっと。
彼の中の私は、入学式で歯を食いしばっても前を向き続けた私・・・そんな私しか印象にないだろう。
ほんとは泣き虫。
ほんとはよわい。
でも、それを覆い隠し、笑みを浮かべることで、今まで私は自分の周りに人を集めてきたのだ。
私の生きていく手段のひとつ。
下を向いている花に太陽は当たらない。。
でも、そういう私も知ってほしいと思う。そしてそれは、誰にでも判る苦しみではない。
でも彼はカウンセラーではない。
この前も、彼は彼のプロ意識を剥き出しにしていた。
「悪くなってるよ。」
あまり、こういうことを本人を前にして言える人は少ない。
それはクランケを傷つけたくないとかではなく、クランケが傷ついた顔を見て、自分が傷つくのが嫌なのだ。
できれば、そんな役回り、自分じゃない誰かがやってほしいと思うだろう。
それをあえて彼はする。彼はどう考えているのか、私にはわからない。でもクランケの境遇丸ごと、自分が背負う覚悟でなければ出来ないことだ。
クランケの傷と、自分の傷、2人分の傷を抱えて生きなければならない。
飄々としているようで、その背中には独特の存在感があるのもきっとそのせいかもしれない。
この業界は、病院と違って病気が治って退院していく・・・というゴールではない。
やれどもやれども、どうにかして現状を維持するのが精一杯。
変化はあっても微々たるもの。
特に18歳を過ぎれば、その変化は悪い方向へと向かう。
そんな絶対的なカベを前に彼は何を思うのだろう。
無力感を感じたりすることはあるんだろうか。
機会があれば問うてみたい。
あのプロ意識を保つ原動力はいったい何なのか。彼の核を突き動かすものは何なのか。
私がカベを前に往生際悪くあがくのと同じようなことがP.T.にもあるんだろうか。。
彼の心の裏側をのぞきたいと思った。
それがたとえクレーターのような歪さがあっても構わない。
付き合いたいと思うわけでもないし、まして結婚を望んでいるわけでもない。
でも何故か、惹かれる。引力のように。。
月みたいなひと。。
わたしは、わたしがくやしいんです。そんな思いをぶつけたら、貴方は何と言いますか。
やさしくしてくれますか。それとも、きびしく戒めますか。
それとも、いつもみたいにぎこちなく笑うでしょうか。
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プロフィール
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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