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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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母の苦悩

いやぁ、前回の日記はYouTubeへのリンクがめちゃくちゃになってましたねいったいどんな書き方をしたのやら・・・・・・ごめんなさい。。挙げた曲に興味のある人は、YouTubeで検索してみて


久々にCPのことを書こうかと思います。読みたい方は続きのリンクから。
どこの親でも、子どもが生まれてくるときは健康に生まれてきてほしいと思うものだが、神様はすべての人を平等にはしないものだ。

私は今も時折思う。何故神様はこんなむごい仕打ちをするんだろう、と。もし、神様なり、仏様なりがいるんならそんなに崇めるもんでもなくて、実はめっちゃめちゃ非情なんじゃないのか、と。。笑

でなければ、神様なんていないとも思う。まぁ私も他の日本人と同じく宗教観は曖昧やから、信仰なんてさらっさらしていないけど・笑

私はまだいい。たとえ、この先足が思うように動かなくなって車椅子の生活になったとしても不便ではあるが、自立して生きていける。親がいなくなっても、自分で生活できない、なんてことはない。ゴハンも一人で食べられるし、トイレだって行ける。着替えもできる。

世の中には本当に沢山の障がいがある。同じCPでもタイプや障がいの重篤度によっても変わってくるし。さっき神様はなんでこんなむごい仕打ちをするのか、と書いたが、私のことではない。、もっと重度の人たちだ。

同じCPでも、重篤になれば自分で排泄できなかったり食事が摂れなかったり。。重複障がいと言って、知的・あるいは他の障がいとCPが併発している場合もある。

人の助けがなければ*ADLが不可能な人たちが沢山いる。(*ADL:Activity of Daily Living。日常生活動作)

そういう人の親たちはよく言う。「この子より先に死ねない」



でも、命あるものは先の世代が先に死んでいくのが常で、余程の事がない限り親が先に逝く。厳しい現実だよねぇ><

その後、その子らは施設に入るか、親類が面倒を見るか。

なんで、生きていくために最低限の機能まで奪われてしまうのか。

私も日頃結構自分の中の壁にブチ当たる。あぁしたい、こうしたい、というのがあるのに出来ない。とか、どうしても乗らなければいけない電車に乗り遅れるとか。「電車に乗り遅れる」っていう結果じゃなく、間に合うように早く走れない自分がもどかしくて仕方ないのだ。二次障害については、また後日改めて書くけれど、めぐさんが一番いい状態(足)だったのは小6の時。そこからじわじわと悪くなっている。

小学生のときの50mのタイムは17秒48(最高)・・・でも高校に入ってからは、どんなに早く走っても20秒を切ることはなくなった。今は、正直計るのが怖い。早歩きした方が早いと自分でも自覚している。



本題の「母の苦悩」についてやけれど、母は結構裕福な家庭の育ちらしかった。でなければ、あの時代大学に行くなんて稀だし。。(中退したみたいやけど。ありえへん)  そしていまだにおばあちゃんから親離れができていないダメダメな人だ。甘やかされたらしい。長女なのに・・・・。。


そんな母だったから、生まれてきた子がCPで苦悩も多かったと思う。幼児期の私はよく当たられた。

今になれば、そのときの状況も冷静に分析できるし、あの状況なら仕方のないことと割り切ることができるけれど、幼児にそれは無理だ。

なぜ、おかあさんはいつも笑わないで怖い顔をしているのか。疑問で、怖くて仕方なかった。些細なことでも怒られはしないかと、びくびくしていた。

ものすごく好物やったお菓子をおばあちゃんに「あげる」と言われても「いらない」と言っていた。もらったら怒られるような気がしたから。周囲からは「子どもらしくない」と言われていた。


どの子どもでもそうだが、幼い頃というのは親がどんな人間であろうが、すがり付いていくしかないのである。捨てられれば一人では何もできない。だから虐待されている子でも尚、母親から離れようとしない。

私もそんな一人だった。。

母親は言語能力に乏しく、子どもをうまく言葉で諭すことができない人だった。なので、自分の感情が高ぶり、言葉で子どもを叱れないとすぐに手をあげた。顔が赤くなるまでつねられたり、背中を叩かれる、夜中に真っ暗な部屋に一人にされる、そして母は家を出て行く、今思い出しても泣きたい。。一番嫌なのが、母が家を出て行くことだった。締め出されるならまだしもその逆は結構堪える。4歳まで自分では歩けなかったので、置いていかれると、移動の手段すらつたい歩きかはいはいしかなく、それが余計に不安をあおった。


暴力のほかに「脅し」もあった。大人が使う卑劣な手段だ。まず、言うことを利かないと

「施設に入れるよ」が決まり文句だった。

「シセツ」という場所がどんなところか、よくわかっていない年頃だったけど、「シセツ」=「捨てられる」という概念だけは定着していて、それを言われるたびに戦慄が走ったものだ。包丁を出して、「言うこと利かんかったら刺すよ」といわれたこともある。いまだに他人が包丁を持っていると近寄れない。調理実習は針のむしろのようだった。


でも、そういう言動を取る母の気持ちも今なら判る。

当時はちいさくて判らなかったけれど、私を外に連れ出せば母をじろじろ見る人もいただろう。また、同情の言葉をかけてくる人もいるけれど、これは案外親には逆効果だったりする。へんな新興宗教の関係者に「お祈り」と称してへんなお経を唱えられたこともあるし(これは覚えている)
それら全部を母は一人で背負い込まなければならなかった。母はそんなにつよい人ではない。

おまけにその頃父の仕事はノリにノっていて、国内出張はしょっちゅうやったし、インドネシアにも2ヶ月、現地の人に技術指導に行ってたこともあり、家にいる期間は少なかった。

頼ったり、グチったりする人が家にいなければ母の不安も倍増だったろう。

母は社交的な性格ではないので、近所に友達もいなかった。まさに孤独だったのだ。

お経の事件のときも「あんたのせいやないの!!」と言われ、何も判らない私は、何故突然母が怒り出すのか理解に苦しんだ。

障害児のお母さんたちと関わる機会があれば、苦労を共有できるどころか、「お宅はいいやない。自分で歩いてくれるんやから。うちら最近重たなってきたから抱くんしんどいでぇー」なんて言われる。
これは私も辛く思うところだ。。私もよく「でもめぐさんはいいやん、歩けるんやから」なんて言われる。

確かに、世の中には歩きたくても歩けへん人も沢山いるのは事実やけど。。で、歩けることが有難いっていうのもよくわかってるけど。。世の中には歩けることに何の疑問も持たない人間がほとんどやのに・・・と思ったら、私にだって思い悩むこともあるんだと思ったら、こういう言われ方は腹立たしい。



もし、今の私がかつての幼かった私に会えるなら、幼かった私を抱きしめてやりたい。
そして、「おかあさんは、めぐさんを嫌いなんじゃない。おかあさんも辛いんだ」と言い聞かせたい。


最近母を赦せるようになってきた。あのへなちょこな人が、私の前で涙を流さずにきただけ、母も頑張ったんやろうなぁ・・・偉かったんやろうなぁって悟りを開いてしまって・笑
今も母との折り合いは悪いけど、それは根本的に価値観が合わないからで、過去のことに関しては憎むのをやめようって思えるようになった。憎むより赦す方が苦しいけど、憎むのは自分もしんどい。。


それで私の心の空洞が埋まるわけではないけれど、もういい。きっと一生抱えていくんだろうけど、仕方ない。
でも、あきらめとは少し違う。

いつか、私のことを本気で好きだと言ってくれ、自分も好きだと思える相手に出会えたなら、そこで満たされるだろう。愛情の種類は違えども、誰かに自分が必要とされるなら、それで生きていける。


私が常日頃「はよ結婚したいゎー」とか「あぁ彼氏ほしー!!」なんてほざいているのは、自分の居場所がほしいから。今の私はなんかこう、風が吹いたら、その都度飛ばされて居場所を変える、不安定な状態で、安心していられる場所がない、精神的に。


でも、相手が誰でもいいわけじゃないから難しいんやけどね・笑


CPに限らず、障がいのあるなしに関わらず、やけど、親は絶対に子どもを否定するようなことは言うたらあかんで「死んでしまえ」だとか「産まなきゃよかった」とか「あんたはいらん子や」とか・・・・・。

特に障がいを持ってる子どもっていうのは、小さいうちは周りの子も幼いからよくからかわれたりする。私も「へんな歩き方」なんていわれるのはしょっちゅうやったし。それだけでも傷つくのにさらに親にまで存在を否定されれば、自己肯定感なんて育たない。

私も思春期には「生まれてこんかったらおかんもこんなに悩まんかったんかなぁ、お父さんも辛い思いせんで済んだかなぁ」と思ったことがある。


でも、ほんまつい最近からやけど、こう思う。

まぁいっか。わたしが生きてて楽しいねんから生きてていいねん自己肯定感、発達心理学では3才までに育まれなあかんもんらしいけど、ハタチも過ぎて、ようやく育くみはじめました・笑 しかも自分で・笑


まぁええか。。O型やからそんな細かいこと気にしない~

まぁでもかわいげのある人間に育つためには、全国のお母さん方、愛情は目に見えるように育てはったほうが確実です。。うちのおかんはオブラートに包みすぎ・笑  子どもは単純やから、大袈裟なくらいがちょうどいいねん言外の意図なんて読みとらへんしねww


さて課題も仕上げたし、(「諸外国の歴史と英語の関係性について述べよ」・・・無理・・・笑)寝るべ♪おやすみぃー(。→∀←。)
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