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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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回想録①

最近色ボケ日記しか書いてないから、たまには別の話を・・・たまには昔の話を・笑





ずっと以前、カウンセリングに通い始めた・・と書いたが、今もひと月orふた月に1度ペースで通っている。

こういうのは、すぐに成果が出ないから時折不安になる。出口が見出せるのか否かわからなくて。
焦っても良いことなどないから、世間話ついでのつもりで今も通っているけれど。



この間、心理士のM先生が『満腹中枢や空腹中枢と言うのは、育てられるものでもある』と言っていて興味深かった。

以前にもこのブログで書いたが、私は小学校5年生まで『空腹』というのがどういう状態を指すのかわからなかったのだ。

幼少期は17時半に『英語であそぼ』が始まると、それを合図に「お腹すいた」と口にしたがそれもなぜか、そういわなければならない気がしていた。本当にお腹が減っていたのかと言えば、わからない。

小学校に上がってもしばらくは、遊びや習い事から帰ると自動的に「お腹すいた」と言った。


私にとって「お腹すいた」と口にすることは、単なる儀式だった。
小学校5年生まで。


太宰治の『人間失格』の主人公が『ただ三度三度飯を食い・・・』という表現をしていたり、ご飯の時間を脅威に感じていた・・・という記述が、私には身を以って理解できる。

小さい頃の私にとって、ご飯を食べることとは=栄養を摂るというためでしかなかったのだ。

ただ、食べなければならないから食べる。食べたいから食べるのではなかった。


それを聞いてM先生は『そのまま大人にならなくてよかった・・・』と言った。
私もそう思う。

今でこそ、食事っていうのは家族や友人と楽しくコミュニケーションをとりながらする方がいいとわかっているし、自分もそうしたいと欲する気持ちがある。


でも当時の私を振り返ったら、食事という時間を楽しいと形容することはありえないことだった。


生命を維持するための欲求として食欲は備わっているが、空腹な時にそれが空腹と言うことなのだ・・と言う風に教えられなければ空腹という言葉とその感覚が1本の線で結べないらしいのだ。


食事って奥が深いねぇ。


振り返ってみれば、私の幼少期ってほんと怖い。背筋がちょっと寒くなってしまう。

よくまぁ、多少へそ曲がりだけれど、マトモな奴に育ったものだと我ながら感心してしまう

振り返れば振り返るほど、子どもが健全に発達できる家庭ではないのだ。



袖の端が触れ合うような縁ですらも、私は多くの人に救われてきている・・・と感じる。

だから歪んでいたって、普通に生きていけるんだ。


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