Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
格差
都会は田舎よりも格差という言葉を色濃くさせる場所である。
地下鉄の構内を歩けば、決まってホームレスの方を目にする。地下街などは寒さを凌ぐには絶好(?)の場所だから、これから寒くなるに連れ、また少しずつ増えていくんだろう。
なかには、好き好んでホームレスになったなんて言う人もいるけれど、ほとんどのホームレスがなろうとしてそうなったのではない筈だ。彼らもかつてはスーツ姿でバリバリ働いていたのかもしれないし、家庭もあったかもわからない。
高級ブランドのショップ袋を肩からかけて、その横を若い女性が通り過ぎていく。
この国は恵まれているが、その二人の住む世界は同一なのに何故異なる?
輝きを失った目にそんな世界は彼らにどう映るのだろうか。
やはりカネがモノを言う世の中なのか。
親のチカラがモノを言う世の中なのか。
そうであると言いたくはない。同じ世界を共有する者として。
でも、頷いてしまいたくなる現状がそこには広がっている。
私の家庭も、他の人に事情を話せば100人が100人、ありえないと言うくらい金銭的に貧窮している。父もまじめに働いている。しかし、世の中全うにやっていても理不尽なことはあるものだ。それにしたってウチのケースは特殊すぎるけれど。。本当我ながらありえないと思う。
それでも僅かなお金を蓄えながら、どんなに家計が切羽詰まったときでもそのお金には手を出さず、4年間の学費を払ってくれたお陰で、めっちゃくちゃなりたかった教師という夢を実現させることが出来た
大学に進んでいなければ、私は今何をしていただろうか。きっとバイトを転々としているだろう。
地元に残った子らを思う。高卒で就職した子は、国家公務員3種や警察学校に入った子を除き、フリーターが多いような気がする。はじめはそれで良くてもさすがに落ち着かなければならない年齢に差し掛かっている。
まぁそういう子らはほとんど女の子だから、良い人を見つけて専業主婦になるという手も残されているけれど、
社員として働くという経験もあるにはあったほうが良いし、年金やその他の面でも待遇が雲泥の差だ。
大学を出た・出ないで今後の人生の方向性(主に働くことに関しての)が決まってしまうのもなぁ・・・と思う。
昔は大学を出てなくとも、自分で道を切り拓く人も多かったような感じだけれど、親に財力があるせいなのか、そういう時代のせいなのか、そこまで這い上がってやろうっていう子もあんまりいないねぇ。
この間も知り合いが会話の端々で「ブルーカラー」という言葉をよく使っていたが、それに私はものすごく違和感を感じた。
ブルーカラーだのホワイトカラーだの、そういうわけ方をしていったいどうだというのだろう。
自分が一緒に働く人もそういう風に呼んでどうしようというのだろう。確かに学歴はあるかもしれないが、自分より先輩で教えを請わなければならない人らに対し、そういう呼び方をするのはその人らを無学だと馬鹿にしているような気がしてならない。
そしてそういう人ほど、学歴があるというだけで人より経験が浅くても、知識がなくともプライドが高かったりするのだ。肉体労働の現場でそれはイタいし、現場で汗水たらす人の気持ちもわからなければ、スーツでそれを眺めてみたって、彼らはついてこないだろう。
頭でっかちなだけで思慮に欠ける人はどれだけ知識が豊富でも尊敬できない。
弱肉強食・・・とは人間の世界にも当てはまるのだろうか。
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詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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