Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
The Choice
Think About The Wall of Over 25 その
人生において、我々はいったい、いくつの選択を迫られるのだろう。
数日前に遡る。母から能天気な声で電話が掛かってきた。
『お父さんがねー、眩暈がして、目の前がぐるぐる回るって言うのー。頭が悪いって言うのよー』
「そらあんたと一緒におったら頭も悪なるやろうなぁ・・」
半分本気で言ったのだけれど、当の本人は『ははははは・・・』と笑う。
脳足りんって、ほんと、彼女みたいなのを言うのだろうね
『せやから、お父さんに電話してあげてよー』
ヲイ・・あんた、今目の前にいるんだろうがっ。 なんで、私にそんな事頼むんだ
旦那を『他人のことは知らん』と言い切れる彼女のことだから、これくらいで驚かないけれど・・・。。
ほんとに一度、本当に独りになればいいと思う。そして、いかに自分が周りの思いを踏みにじりながら生きているか、そしてその結果、どうなるのかを思い知ればいい。
ただ、本当にそうなっても彼女には痛くも痒くもないのだろうが・・・。
ほんまに異常や。 私はもう彼女のことは知らない。
「とにかく、手足が痺れるとか、吐き気もするって言い出したら、オヤジが嫌って言うても引きずってでも病院連れて行くんよわかった?」
はーい。 なんて間の抜けた返事が返ってはきていたが・・・・
その夜中、父親はトイレに駆け込み、しこたま吐いたらしい。
苦しみながら母に救急車を呼んで欲しいと言ったらしいが、サイレンの音が苦手な彼女は、寝てもう少し様子を見なさいよ、と言って、自分は寝てしまったらしい。
最初にそれを聞いたとき、開いた口がふさがらないどころか、何を考えているのだと思った。
眩暈+嘔吐。 クモ膜下出血の可能性だって大いにある。
本来ならば、父が拒否をしたとしても、無理に連れて行ってCTでも何でも撮るべき状況だ。
ところが母は、サイレンの音を避けたくて、それを拒否した。
増してや、我慢強い父のことである。少々のことでは医者に行かず、仕事で使う機械で腕の肉をスパっと切ってしまっても、自分で縛ってくっつけてしまうくらいの、医者嫌いが。倒れるギリギリまで「しんどい」と言わない父が。
救急車を呼んでくれと言ったのだ。
余程しんどかったに違いない。 尋常ではない体の変調に、不安もひとしおだった筈だ。
それなのに救いを求めた妻は、取り合わなかった挙句、自分は先に寝てしまった。
このときの父の気持ちを考えると、たまらない。
苦しかっただろう。不安だっただろう。 母が寝てしまったとき、少なからず打ちひしがれただろう。。
『今、呼んだげるからね。心配いらんよ。きっと暑さにあたったんでしょ』
それくらいのことが言ってあげられる母であったなら、父もいくらか和らいだろうに・・・
「あのオヤジが『呼んでくれ』って言ったのよなんで呼んであげへんかったん!!??それでもし、脳に病気とかあって、生死に関わることになってたら、あんたどう責任取るつもり」
『でも、たいしたことなかったやん』
だーーかーーらーー、そうじゃなくて、ねぇ
彼女にもしも・・・の話をしてもダメなのだ。たとえ話も通じない。
『あんたの話はいつも抽象的すぎてわからない・・・』
やっぱりアスペルガーだ。 病気だってわかっているけど・・・でも、抑えられない。
「あんたにオヤジを任せておけない。何かあったら、こっちに呼んで引き取るから。あんたは好きにしなよね。でも私はあんたとは一緒に住む気ないから」
本当に、今回は大事に至らなくて良かったけど・・・これから似たようなことがないとは限らない。
そして、万が一緊急事態の時に『寝て様子みなさいよ』と放置されて、朝になって『ねぇ~お父さんが起きてこないの~どうしよう~』なんてことになったら・・・と思うと背筋が寒くなる。
ついこの間も、自宅近くの細道で田んぼに軽四を脱輪させた。運転技能は長けている父が・・である。
年齢相応のではあるけれど、物忘れもある。
段々と、しかし、着実に老いているのだ。 いつ来るかわからない死に向かって走っている。それは私もだけれど・・・。
このまま母と二人にしておくのが、不安な状況になったら本気で大阪で同居も考えねばならないかもしれない。
ただ、田舎暮らしが長い年寄りが、素直にその申し出に首を縦に振るかはわからないが・・・。
住みにくいビルだらけのところに住むならば、不安でもここにいると言う可能性もある。
頑固な人だからね。
・・・それか。
今、押そうか否か迷っている地元LOVEな彼をプッシュしまくって、親の近くに住む方が良いのだろうか。
まだでも、大阪を捨てたくない。。
でも親は心配だ。母はどうでもいい。でも父は放っておけない。。
昔から私をよく知っている人は言う。
『あと2~3年で、事態は動いてくるだろうね』
嫌でも、時は動いていて、その中で彷徨いながら、いくつかの分岐点をどこに流されるか決めねばならないのだ。
所詮流れには逆らえない。 でも、どの流れを選ぶのか、選択する責任を負う。
親の老いとは、こんなにも―・・・
私も、そろそろ、寄りかかる柱がほしい。
ひとりじゃやっぱり怖いし、不安だ。
親がいなくなっても大丈夫なように。
私もそろそろ、また次の選択を迫られているのかもしれない。。
人生において、我々はいったい、いくつの選択を迫られるのだろう。
数日前に遡る。母から能天気な声で電話が掛かってきた。
『お父さんがねー、眩暈がして、目の前がぐるぐる回るって言うのー。頭が悪いって言うのよー』
「そらあんたと一緒におったら頭も悪なるやろうなぁ・・」
半分本気で言ったのだけれど、当の本人は『ははははは・・・』と笑う。
脳足りんって、ほんと、彼女みたいなのを言うのだろうね
『せやから、お父さんに電話してあげてよー』
ヲイ・・あんた、今目の前にいるんだろうがっ。 なんで、私にそんな事頼むんだ
旦那を『他人のことは知らん』と言い切れる彼女のことだから、これくらいで驚かないけれど・・・。。
ほんとに一度、本当に独りになればいいと思う。そして、いかに自分が周りの思いを踏みにじりながら生きているか、そしてその結果、どうなるのかを思い知ればいい。
ただ、本当にそうなっても彼女には痛くも痒くもないのだろうが・・・。
ほんまに異常や。 私はもう彼女のことは知らない。
「とにかく、手足が痺れるとか、吐き気もするって言い出したら、オヤジが嫌って言うても引きずってでも病院連れて行くんよわかった?」
はーい。 なんて間の抜けた返事が返ってはきていたが・・・・
その夜中、父親はトイレに駆け込み、しこたま吐いたらしい。
苦しみながら母に救急車を呼んで欲しいと言ったらしいが、サイレンの音が苦手な彼女は、寝てもう少し様子を見なさいよ、と言って、自分は寝てしまったらしい。
最初にそれを聞いたとき、開いた口がふさがらないどころか、何を考えているのだと思った。
眩暈+嘔吐。 クモ膜下出血の可能性だって大いにある。
本来ならば、父が拒否をしたとしても、無理に連れて行ってCTでも何でも撮るべき状況だ。
ところが母は、サイレンの音を避けたくて、それを拒否した。
増してや、我慢強い父のことである。少々のことでは医者に行かず、仕事で使う機械で腕の肉をスパっと切ってしまっても、自分で縛ってくっつけてしまうくらいの、医者嫌いが。倒れるギリギリまで「しんどい」と言わない父が。
救急車を呼んでくれと言ったのだ。
余程しんどかったに違いない。 尋常ではない体の変調に、不安もひとしおだった筈だ。
それなのに救いを求めた妻は、取り合わなかった挙句、自分は先に寝てしまった。
このときの父の気持ちを考えると、たまらない。
苦しかっただろう。不安だっただろう。 母が寝てしまったとき、少なからず打ちひしがれただろう。。
『今、呼んだげるからね。心配いらんよ。きっと暑さにあたったんでしょ』
それくらいのことが言ってあげられる母であったなら、父もいくらか和らいだろうに・・・
「あのオヤジが『呼んでくれ』って言ったのよなんで呼んであげへんかったん!!??それでもし、脳に病気とかあって、生死に関わることになってたら、あんたどう責任取るつもり」
『でも、たいしたことなかったやん』
だーーかーーらーー、そうじゃなくて、ねぇ
彼女にもしも・・・の話をしてもダメなのだ。たとえ話も通じない。
『あんたの話はいつも抽象的すぎてわからない・・・』
やっぱりアスペルガーだ。 病気だってわかっているけど・・・でも、抑えられない。
「あんたにオヤジを任せておけない。何かあったら、こっちに呼んで引き取るから。あんたは好きにしなよね。でも私はあんたとは一緒に住む気ないから」
本当に、今回は大事に至らなくて良かったけど・・・これから似たようなことがないとは限らない。
そして、万が一緊急事態の時に『寝て様子みなさいよ』と放置されて、朝になって『ねぇ~お父さんが起きてこないの~どうしよう~』なんてことになったら・・・と思うと背筋が寒くなる。
ついこの間も、自宅近くの細道で田んぼに軽四を脱輪させた。運転技能は長けている父が・・である。
年齢相応のではあるけれど、物忘れもある。
段々と、しかし、着実に老いているのだ。 いつ来るかわからない死に向かって走っている。それは私もだけれど・・・。
このまま母と二人にしておくのが、不安な状況になったら本気で大阪で同居も考えねばならないかもしれない。
ただ、田舎暮らしが長い年寄りが、素直にその申し出に首を縦に振るかはわからないが・・・。
住みにくいビルだらけのところに住むならば、不安でもここにいると言う可能性もある。
頑固な人だからね。
・・・それか。
今、押そうか否か迷っている地元LOVEな彼をプッシュしまくって、親の近くに住む方が良いのだろうか。
まだでも、大阪を捨てたくない。。
でも親は心配だ。母はどうでもいい。でも父は放っておけない。。
昔から私をよく知っている人は言う。
『あと2~3年で、事態は動いてくるだろうね』
嫌でも、時は動いていて、その中で彷徨いながら、いくつかの分岐点をどこに流されるか決めねばならないのだ。
所詮流れには逆らえない。 でも、どの流れを選ぶのか、選択する責任を負う。
親の老いとは、こんなにも―・・・
私も、そろそろ、寄りかかる柱がほしい。
ひとりじゃやっぱり怖いし、不安だ。
親がいなくなっても大丈夫なように。
私もそろそろ、また次の選択を迫られているのかもしれない。。
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非公開
自己紹介:
CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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