Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
帰省物語 ①
- 2010/08/16 (Mon)
- ☆日記★-日常全般-☆ |
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帰省して数日。
最初は1週間なんて乗り切れるのか・・・と思ったけれど、うまい具合に予定がどの日にも詰まっていて、家にこもることなく済みそうだ
この間言っていた、ライブのレポや花火のレポもしたいところだが、タイミングを見計らっているうちにまた書きたいことが積もっていく。追いつかないよーーー
14日。愛用のピンクのボストンバッグと紙袋を積み込み、自宅を出発
途中、ショッピングモールに併設されている百貨店に寄って、帰省土産を探す。学生時分は手ぶらで親戚の家を訪れても何も言われなかったが、社会人になってからは容赦なく『あんた、仏さんにお供えするもんないん?』と来る。
別に姑の家に行くわけじゃあるまいしと思うが、そこんとこ甘やかしてはくれないウチの親戚。。
『年寄りになると、良いものを少しだけ食べたい』が口癖の、祖母の家にはモロゾフのフィナンシェの箱詰めを、おじのところには、岸和田銘菓の『だんぢり』を買って帰った。
『あんた、岸和田市民でもないのに』と突っ込まれたけれど、ふと、小さい頃に父親が大阪に出張に行くと決まってこのお菓子をお土産に買ってきたことを思い出し、急に懐かしくなって手にとってしまった。
今回は一人きりではじめての高速道路の運転。
私の故郷へ向かう高速道路は、県内で途中から片側1車線になり、中央分離帯は赤いポールのみ・・・というツワモノである。
去年の夏、車を買ったばかりで帰省する際には70kmで走るのにも騒ぎまくり、右側のポールに当たりはしないかと左よりの運転をしていて、助手席の父に『もっと右もっと右』とひやひやさせていた。
しかし、慣れとはすごいもので、今回2車線の道は110km、1車線になってからも80kmはキープ。それでも怖いとは思わず、自分の実家の近くのICまで喚くことなく運転してきた。
自分の車の車幅と、道路の幅を的確に見られるようになってきたのと、速い速度で運転することに慣れたせいもあるのかなw
ところが、だんだんだんだん市街から実家へ向かって行くと、広がるのは一面山と田んぼ。もちろん道はどんどん狭くなる。
大阪などの都会で運転しなれていると、車線の多い道路や、交通量の多い場所での進路変更なんかは容易に出来ても、こんな田舎の細くてぐねぐねと曲がりくねった道は運転しにくいのだ。。
ブレーキを必要以上に踏んでいる私の前方を、1台のVOXYが器用に細い曲がり角を曲がっていく。もし脱輪すれば田んぼに突っ込み、稲をなぎ倒してしまうところだが、そんな心配をかけらも感じさせない。
「あんなデカイ車、よう落ちへんな。なぁ?ぼーちゃん」
助手席に転がしている緑色の「相棒」を見やる。独特の愛嬌のある顔と、そのふにふにした触り心地は心を緩めるのにちょうどいい。普段から良い癒し役だけれど、帰省となると軽い精神安定剤代わりにもなる。
実家の古アパートが見えてくる。車1台しか通れない道を慎重に運転しながら敷地内に入ると、サルと目が合った
・・・・と思ったら母親だった。。。笑
顔を見るたび、驚く。どんどんどんどん、その表情から知性が消えていくのだ。その表情は幼い子どもか、賢すぎるチンパンジーのようだった。
昔はもう少し、理知的だったのに・・・と落胆する。いったい何が彼女から知性を奪っていくのだろう。認知症でもないのに、ここまで子どものようになる原因がちょっとわからない。
しゃがみこんで何をしているのかと思えば、服をびしょびしょにしながら何かをゴシゴシと洗っていた。
今見ているのが、自分の母親だとにわかに認めたくなかった。 次回に続く。
最初は1週間なんて乗り切れるのか・・・と思ったけれど、うまい具合に予定がどの日にも詰まっていて、家にこもることなく済みそうだ
この間言っていた、ライブのレポや花火のレポもしたいところだが、タイミングを見計らっているうちにまた書きたいことが積もっていく。追いつかないよーーー
14日。愛用のピンクのボストンバッグと紙袋を積み込み、自宅を出発
途中、ショッピングモールに併設されている百貨店に寄って、帰省土産を探す。学生時分は手ぶらで親戚の家を訪れても何も言われなかったが、社会人になってからは容赦なく『あんた、仏さんにお供えするもんないん?』と来る。
別に姑の家に行くわけじゃあるまいしと思うが、そこんとこ甘やかしてはくれないウチの親戚。。
『年寄りになると、良いものを少しだけ食べたい』が口癖の、祖母の家にはモロゾフのフィナンシェの箱詰めを、おじのところには、岸和田銘菓の『だんぢり』を買って帰った。
『あんた、岸和田市民でもないのに』と突っ込まれたけれど、ふと、小さい頃に父親が大阪に出張に行くと決まってこのお菓子をお土産に買ってきたことを思い出し、急に懐かしくなって手にとってしまった。
今回は一人きりではじめての高速道路の運転。
私の故郷へ向かう高速道路は、県内で途中から片側1車線になり、中央分離帯は赤いポールのみ・・・というツワモノである。
去年の夏、車を買ったばかりで帰省する際には70kmで走るのにも騒ぎまくり、右側のポールに当たりはしないかと左よりの運転をしていて、助手席の父に『もっと右もっと右』とひやひやさせていた。
しかし、慣れとはすごいもので、今回2車線の道は110km、1車線になってからも80kmはキープ。それでも怖いとは思わず、自分の実家の近くのICまで喚くことなく運転してきた。
自分の車の車幅と、道路の幅を的確に見られるようになってきたのと、速い速度で運転することに慣れたせいもあるのかなw
ところが、だんだんだんだん市街から実家へ向かって行くと、広がるのは一面山と田んぼ。もちろん道はどんどん狭くなる。
大阪などの都会で運転しなれていると、車線の多い道路や、交通量の多い場所での進路変更なんかは容易に出来ても、こんな田舎の細くてぐねぐねと曲がりくねった道は運転しにくいのだ。。
ブレーキを必要以上に踏んでいる私の前方を、1台のVOXYが器用に細い曲がり角を曲がっていく。もし脱輪すれば田んぼに突っ込み、稲をなぎ倒してしまうところだが、そんな心配をかけらも感じさせない。
「あんなデカイ車、よう落ちへんな。なぁ?ぼーちゃん」
助手席に転がしている緑色の「相棒」を見やる。独特の愛嬌のある顔と、そのふにふにした触り心地は心を緩めるのにちょうどいい。普段から良い癒し役だけれど、帰省となると軽い精神安定剤代わりにもなる。
実家の古アパートが見えてくる。車1台しか通れない道を慎重に運転しながら敷地内に入ると、サルと目が合った
・・・・と思ったら母親だった。。。笑
顔を見るたび、驚く。どんどんどんどん、その表情から知性が消えていくのだ。その表情は幼い子どもか、賢すぎるチンパンジーのようだった。
昔はもう少し、理知的だったのに・・・と落胆する。いったい何が彼女から知性を奪っていくのだろう。認知症でもないのに、ここまで子どものようになる原因がちょっとわからない。
しゃがみこんで何をしているのかと思えば、服をびしょびしょにしながら何かをゴシゴシと洗っていた。
今見ているのが、自分の母親だとにわかに認めたくなかった。 次回に続く。
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CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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