Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
帰省物語2011 その2
- 2011/08/20 (Sat)
- ☆日記★-日常全般-☆ |
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全然関係ない話だけど、ウチのマンションの角部屋のキレイなお姉さんも、実は学校の先生なのではないかと思う。
いつもは私と出る時間が同じなのに、休みに入ってからは30分近く遅い出勤だ。
もしかして、もしかするよね
私は家の中を見回し、言った。
「これ、掃除したん?」
『したよぉ。ほら、この辺とかキレイでしょう』
どこが!?といいそうになるのを必死でこらえ、「全然」と返した(おんなじや)笑
熱を持った熱い玄関扉。鉄製なので、猛暑の日には膨張してなかなか鍵が閉まらないこともある。
ざらざらした砂壁、古びた畳、主のいなくなって久しい水槽、母の嫁入り道具のタンス、使われてないデスクトップのPC、反抗期に散々私がぶち破った襖。
それらはいつもひっそりとそこにある。
確かに母の言うとおり、部屋の中央部は何もないこざっぱりとした状態が保たれているが、四方にはいるのかいらないのか判別のつかないものまで、ありとあらゆるものが置いてある。
(単に散らかってたモノを周囲によじめただけやろ)
母曰く『どれを捨てていいのかわからない』らしい。やっぱりADHDもちょっとあるのかな~。
ってか私の眼から見れば、要る物なんて3分の1くらいで後はガラクタだけど。
でも勝手に捨てると怒るからなー
ここに来ると、私はいつも、ここでは安心して暮らせない・・・と思ってしまう。
単にあらゆるものが古いとか、家が狭いとか、そういう物理的問題でなくて・・・ね。
ひっそりと存在する数々のものが、常に私を世界の端へ追い込もうとするのだ。
今はまだ大阪に自分の城があるからいい。
けれど、過去は・・・帰る場所がここしかなかった過去の私の心細さが一体彼らにわかるだろうか。
「ここでは、この人たちでは私を守ってくれない」
というか、守れない。 本能的なレベルで、私は幼い頃からそれを理解していた。親に心を預けたことなど一度もない。
自分のことは自分で守らなければ、ダメだった。
常に心の糸を張りっぱなしの幼少時代。
今、見回せばTV、冷蔵庫、電話機、炊飯器、父の髭剃り、トースター、ノートPC、プリンタ・・・そのいずれもが、私の学生時代のバイト代であったり、給料であったりボーナスで買ったものだった。
正直、自分の生活さえ自分で完結させられない彼らが時々重荷になる。
駆け出しの社会人が援助をして、ようやく人並みのその中の底辺の暮らしが出来る両親。
私は彼らに守ってもらうことのないまま、彼らを守る立場になっていた。
言ってもはじまらない思いが、生まれては消えていく。
いつもここに来ると心細い。
お金がないのは構わないけれど、精神的に『ここにいれば大丈夫』みたいな場所を彼らに提供して欲しかったが、それは叶わなかった。
彼らといても、私の不安は募るばかり。安心して笑ったり、ご飯を食べたりできないんだよ。
冬のボーナスが出たら、洗濯機だな・・・今度こそ全自動にしてやる。
ぼんやりとそんな事を考えながら、恒例のマット類徹底洗濯をする。
1日足りとも隙間を空けず、スケジュールを入れまくった。
父はたまには家でのんびりしろよ、お前も忙しいやっちゃな。と言ったが、のんびりなんてここではできない。
そして帰ってきては、洗濯をしたり、料理の下ごしらえをしたり、溜まっていた出来事をブログにする作業が続いた。
睡眠時間はたっぷりすぎるほど取っているのに、疲れは一向に抜けない。
最終日。
私の前に出された実家最後の食事は、黒ずんだ卵焼きと、おにぎり1つ。
「この色は何?」
『お醤油入れすぎたのよ。色は悪いけど、味は食べてみなわからんし』
わかる!この色からして絶対からい
昔はお吸い物とか、味噌汁を上手に作った。
他の料理は昔からイマイチだったけど、それでも麻婆豆腐とか、トンカツとか筑前煮とか、もっと食事らしいものをだしてくれたものだ。
もう今では何もかも私が作るほうが上になってしまった・・・
やっぱりお母さんのご飯はおいしいわぁ。そんな事を言ってみたい。
何よりも、あんなに長時間買い物に出かけているのに娘の栄養になりそうな食材は一切買わず、最後の最後にあり合わせの卵焼きなんて。
大事にされてる気がしない。
『帰ってこいこい』と口では言ったって、彼女は人に何かしてあげようという気は皆無だ。
『よく帰ってきたね』
そう言って、高価じゃなくていい。その場凌ぎで作ったものではなくて、心を込められたご飯が食べたい。
それはこの夏も変わらない。
いつもは私と出る時間が同じなのに、休みに入ってからは30分近く遅い出勤だ。
もしかして、もしかするよね
私は家の中を見回し、言った。
「これ、掃除したん?」
『したよぉ。ほら、この辺とかキレイでしょう』
どこが!?といいそうになるのを必死でこらえ、「全然」と返した(おんなじや)笑
熱を持った熱い玄関扉。鉄製なので、猛暑の日には膨張してなかなか鍵が閉まらないこともある。
ざらざらした砂壁、古びた畳、主のいなくなって久しい水槽、母の嫁入り道具のタンス、使われてないデスクトップのPC、反抗期に散々私がぶち破った襖。
それらはいつもひっそりとそこにある。
確かに母の言うとおり、部屋の中央部は何もないこざっぱりとした状態が保たれているが、四方にはいるのかいらないのか判別のつかないものまで、ありとあらゆるものが置いてある。
(単に散らかってたモノを周囲によじめただけやろ)
母曰く『どれを捨てていいのかわからない』らしい。やっぱりADHDもちょっとあるのかな~。
ってか私の眼から見れば、要る物なんて3分の1くらいで後はガラクタだけど。
でも勝手に捨てると怒るからなー
ここに来ると、私はいつも、ここでは安心して暮らせない・・・と思ってしまう。
単にあらゆるものが古いとか、家が狭いとか、そういう物理的問題でなくて・・・ね。
ひっそりと存在する数々のものが、常に私を世界の端へ追い込もうとするのだ。
今はまだ大阪に自分の城があるからいい。
けれど、過去は・・・帰る場所がここしかなかった過去の私の心細さが一体彼らにわかるだろうか。
「ここでは、この人たちでは私を守ってくれない」
というか、守れない。 本能的なレベルで、私は幼い頃からそれを理解していた。親に心を預けたことなど一度もない。
自分のことは自分で守らなければ、ダメだった。
常に心の糸を張りっぱなしの幼少時代。
今、見回せばTV、冷蔵庫、電話機、炊飯器、父の髭剃り、トースター、ノートPC、プリンタ・・・そのいずれもが、私の学生時代のバイト代であったり、給料であったりボーナスで買ったものだった。
正直、自分の生活さえ自分で完結させられない彼らが時々重荷になる。
駆け出しの社会人が援助をして、ようやく人並みのその中の底辺の暮らしが出来る両親。
私は彼らに守ってもらうことのないまま、彼らを守る立場になっていた。
言ってもはじまらない思いが、生まれては消えていく。
いつもここに来ると心細い。
お金がないのは構わないけれど、精神的に『ここにいれば大丈夫』みたいな場所を彼らに提供して欲しかったが、それは叶わなかった。
彼らといても、私の不安は募るばかり。安心して笑ったり、ご飯を食べたりできないんだよ。
冬のボーナスが出たら、洗濯機だな・・・今度こそ全自動にしてやる。
ぼんやりとそんな事を考えながら、恒例のマット類徹底洗濯をする。
1日足りとも隙間を空けず、スケジュールを入れまくった。
父はたまには家でのんびりしろよ、お前も忙しいやっちゃな。と言ったが、のんびりなんてここではできない。
そして帰ってきては、洗濯をしたり、料理の下ごしらえをしたり、溜まっていた出来事をブログにする作業が続いた。
睡眠時間はたっぷりすぎるほど取っているのに、疲れは一向に抜けない。
最終日。
私の前に出された実家最後の食事は、黒ずんだ卵焼きと、おにぎり1つ。
「この色は何?」
『お醤油入れすぎたのよ。色は悪いけど、味は食べてみなわからんし』
わかる!この色からして絶対からい
昔はお吸い物とか、味噌汁を上手に作った。
他の料理は昔からイマイチだったけど、それでも麻婆豆腐とか、トンカツとか筑前煮とか、もっと食事らしいものをだしてくれたものだ。
もう今では何もかも私が作るほうが上になってしまった・・・
やっぱりお母さんのご飯はおいしいわぁ。そんな事を言ってみたい。
何よりも、あんなに長時間買い物に出かけているのに娘の栄養になりそうな食材は一切買わず、最後の最後にあり合わせの卵焼きなんて。
大事にされてる気がしない。
『帰ってこいこい』と口では言ったって、彼女は人に何かしてあげようという気は皆無だ。
『よく帰ってきたね』
そう言って、高価じゃなくていい。その場凌ぎで作ったものではなくて、心を込められたご飯が食べたい。
それはこの夏も変わらない。
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自己紹介:
CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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