Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
教育実習ダイジェスト2 ~教師もいち人間~
- 2008/06/24 (Tue)
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今日はスーパーに寄ったら、たまたま牛肉が半額になってたので

トゥゲザーしようぜ

前回の塩辛さに比べれば、だいぶマシなものの心なしかまだしょっぱい。
実家での3週間で薄味に慣れたのか、スパイシーの方はスパイスの関係で塩辛く感じるのか、私の味覚が変になったのか・・・・・・・・・原因がわからない。
2年前で賞味期限の切れたキャノーラ油で炒めたのが悪いんだろうか。油も古くなると酸っぱくなるのか??でも油を直接舐めて確かめる勇気もなく・・・・・・

近いうちに新しい油買お

今度は余っていた人参やらジャガイモやらを全部ぶち込んだので、推定7人前くらい出来上がってしまった・・・

*注:私は一人暮らしです。。
誰が食べるんだよ・・・こんなに。。振舞う相手もいないのにさ・・・


まぁ冷凍して、バイトのある日に食べよう~

さてさて教育実習振り返り第2弾!はじまりはじまり~


1週目の金曜日に「実習生歓迎会」と称して、先生方で飲み会があった。
田舎なので白●屋だとか笑●だとかの全国展開の居酒屋はなく、個人で経営するこじんまりとした居酒屋である。
その代わり、地元で獲れたものがその日のオススメになっていたりする。ナガレコ(貝の一種)を醤油で煮たものは、懐かしい味がした。
小学校の遠足で磯へ行った時には、必ずナガレコやカメノテをとって帰り、それを家で調理するのが習慣だった。
本当は漁師以外は貝類はとってはいけないのだが、事前に許可を得て幾らかのお金を支払えば一般人も取ることができる。遠足の日は学校で許可を取っているらしく、皆こぞってとった。
たまに「わぁ!アワビやぁ」と殻をひっくり返してみれば、中身はいなくて貝殻だったり・・・笑
若干メニューがオジサマ向きなのが玉に瑕だが、田舎の居酒屋でジントニとモスコミュールが出れば私はもう大満足・笑
ひどければビールと日本酒、焼酎しか出ないなんてところだってあるのだから。
まずお決まりのように「一週間が過ぎてどんな感じか」というスピーチをさせられる。。
実習生のMくんは「給食が苦痛です・・・」と言い、笑いを誘った。私も初日に知ったことだが、Mくんは大の野菜嫌い。レタスのような癖のない野菜でさえ無理なのだそうだ。
確かに給食のときに「お前ら野菜もしっかり食えよーー」なんて言いながら、自分が野菜を残すわけにはいかないもんな
そんなMくんの前に大量の野菜を置き、「食べな、実習の単位をやらん」なんて圧力をかける先生方。
手前にあった冷やしトマトのスライスを恐る恐る口に入れたMくんだが、すぐに真っ青な顔をしてほとんど噛まずにビールで流し込んでしまった。余程嫌いらしい
「めぐちゃんは、嫌いなもん無いんか?」とMくんの指導教諭が訊いてきた。
・・・・・小学時代から先生方には「めぐちゃん」と呼ばれており、今はもう知っている先生もいないのだが、私の事を知り合いの先生から聞いて知っている先生も多いようで、実習中も勤務時間が過ぎるとこう呼ばれていた。
「ないでーす給食はおかわりしてます
」と言うと、
「なんや、いじり甲斐ないなぁ」笑 と言われてしまった。。ほんまは固形のチーズが嫌いなのだけど、幸いにも私の実習中にはメニューに出ず、サラダに紛れ込んでいた角切りのプロセスチーズも他の野菜と一緒に・・や牛乳で流し込む等で乗り切った
他の実習生はお酒には弱いようで、ひとりはナマ中を1杯飲んだだけで出来上がってしまい、もう一人も飲めないのに飲んでふらふらになってしまっている中、
教頭が、「おい、なんだかんだ言うてアイツらよりめぐちゃんの方がちょこちょこ何か飲んでるんちゃうか」
他の先生も「ほんまやなぁ~そやのに顔色いっこも変わらなそー(変わらないわ)」
すいません、酒好きの父を持つめぐさんでございます。。(そしてその血はしっかり受け継いでいる)
でも実習で疲れていたこともあったのか、いつもと同じ量でも急速にまわってしまって、何でもないような顔をしていたものの実は視界はぐるぐる回っていたという・・・・・
私のすぐ前には校長先生が座っていたが、校長先生は他の若い先生たちの話についていけないのかぽつんと日本酒をちびちびやっていた。それでも皆気に止めようとしない。
何年か前まで、教職員同士がぴりぴりしていたのを変えたのも今の校長なのに・・・教師といえど自分が楽しいと周りにまで目が行かないらしい。 たまに校長の隣に座っている事務主任が話しかけている以外は校長先生と話す人も居なかった。
まぁ気持ちもわからんではない。飲み会のときくらい教育の事を忘れたいというのもあるだろうし、でもお酒の入った校長先生の話題といえば学校の事ばかりだ。
でも自分たちよりはるかに長く教師生活をしているからこそ判ることや経験してきたこともあり、お酒が入らないと聞けないような話(苦労話とか)もある筈。皆何故もっとそれを聞かないのだろう。というわけで、ちょくちょく校長先生にも話を振って、今の現実とかも聞かせてもらった。
最後には実習生皆で校歌と応援歌を歌うことに。しかし、2番以降の歌詞が全員うろ覚え記憶があやふやになるにつれ、ハーモニーが崩壊していく私らに教頭の喝が飛んだ
二次会はカラオケへ。ここで先生たちの素顔が明らかに。
テンションがあがってくるにつれ、教頭は踊りだし、学年主任はコワれ、事務主任は爆睡。。。
でも、こうしてどこかで発散させなければ、しんどすぎる仕事だと僅か一週間で思い知っていた。
私の住む地域は昔、ヤ●ザの拠点にもなっていた地域で、その名残か、言葉遣いも非常に荒い。「ワレ」なんて怒っていなくても使うものだから、よその地域から転校してきた子なんかはまず言葉に驚くようだ。教師にも「お前」と言う子もいたりする。
大学進学で大阪に出てきたときは「大阪の男子はなんて上品なんだろう・・・」と思ったものだ・笑
そういう生徒に立ち向かおうとすれば、こちらも自ずと口は悪くなる。「あなたたち」とか「君達」でいう事を利くような甘っちょろい連中じゃない。
大阪で生徒に対して「お前」なんて言おうものなら、たちまち保護者からクレームがきそうだが、実習中は男子には基本的に叱るときは「お前」か「お前ら」だった。教師側の立場でこのような発言は気乗りしないが、生徒が取っ組み合いのけんかをしているときに、そんな事つべこべ言っていられない
年にも寄るが、荒れやすい地区でもあり、学校不適応で校内を徘徊し、備品を蹴ったり、ガラスを割ったり、注意されれば教師に鉄パイプやカッターを突きつける・・・という生徒もいる。そんな場合も対応しなくてはならないのだ。他にも山ほど仕事がある・・・なんて言ってもいられない。
こちらが良い方向に導こうと指導していたって、大人の言動はすべて鬱陶しい年頃である。なかなか解ってはもらえないし、ツッパリは自分の非がわかっていても認めたくはないのだ。
こっちの意図が伝わらず落ち込んでも、落ち込んでいる暇さえない。毎日の授業準備、他の生徒にしけた顔をして対応するわけにもいかない。
教師は気楽で、公務員だから給与や身分も安定していて・・・なんて思う人もいるかもしれない。私自身も今まで一部の教師に対しそういった偏見を抱いていて、自分はそんな教師にはならないと思っていた。
しかし、現状はその真逆である。だいたい教師の退勤時刻は17:00だが、その時間に帰っているのは用務員くらいのものだ。
教員は残業代がつかないので、他の公務員より給与は4%上乗せと法律で定められているが、実際の残業時間を算出すれば4%上乗せでは足りないほど働いている。
ストもできない。
団結権は保障されているが、最近では日教組などの組合に入る教員も減少傾向にあるらしい。。
カラオケのときは定番のCeltic Womanの「You raise me up」を熱唱
オジサマたちの好みにどんぴしゃなのだが、みなさま一様に「イナバウワーの曲」という認識しかないらしい・笑
でも日頃中学生と接しているだけあって、オジサマ先生でもヒットチャートの曲を知っていたりする
ここでも隣に座った校長と話をしていると、「いろいろあるけどよぉ~こうして、たまに楽しいしてな、ほいて又気持ち入れ替えて頑張ったらええんよ」と言っていた。
校長の考え方ひとつで、下で働く教職員の雰囲気が変わる・・・そう実感した。
今日は教壇実習1週目をメインに書こうと思ったのに、飲み会メインになってしまったなぁ
第3弾へつづく
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詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
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