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日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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教育実習ダイジェスト3 ~ドタバタの教壇実習~

今日はNHKの「にっぽんの現場」を観た。


いのちの約束 ~北大病院・澤村先生と子どもたち~
■ 本放送予定:総合テレビ   6月28日 (土) 午後 10:25~
■ 再放送予定:総合テレビ   7月11日 (金) 午前 3:40~ (木曜深夜)
写真子どもの死亡原因で1位の小児がん。中でも治療が難しいのが小児脳腫瘍だ。年に200人を超える子どもが全国から集まる北海道大学病院には、「ぼくのさわむら先生」と慕われる脳外科医がいる。これまで800人を手術した経験を持つ澤村豊医師(54)だ。小児脳腫瘍と向き合う中で、澤村先生は常に治療の難しさに突き当たる。「腫瘍を摘出すれば、障害が残るかもしれない。しかし、摘出しなければ命が危ない。」厳しい選択肢を前に悩み続ける日々だ。澤村先生は、どんなに幼い子どもでも直接インフォームドコンセントをして、病状や手術方法などを丁寧に説明する。子どもが生きる力を取り戻すために病気を受け入れ、闘う覚悟を持つことが必要だからだ。「生きることを決してあきらめない」という‘命の約束’が交わされる診察室。子どもの人生を背負って病と闘う一人の医師、そして懸命に生きようとする子どもたちの姿から、当たり前に生きられることの尊さが浮かび上がる。

(NHK 番組HPより)


腫瘍を取ればいいというのではなく、子どもが成長して社会に出、結婚し、家庭を持ったときどう生きているかを考えて治療する、という彼の考えに感銘。

「普通の子と同じように幼稚園に通いたい」という子どもと母親の願いから、あえて腫瘍を残し、子どもの脳が成長するのを待ってから摘出手術を行うなど、子どもの生活を第一に考えていることがわかる。


「いのちをみている時の子どもの顔はきれいな顔をしている。尊敬に値する」との澤村医師の言葉が印象的だった。


子どもと真正面から向き合う人は誰も素晴らしい



さて、教育実習振り返り第3弾
2週目から教壇実習が始まった。3年生にも一度行ったもののメインは1年生


1年生は習うことはめちゃめちゃ基礎なのに、手間暇掛かる上に難しいことを痛感



板書をすれば「先生それ赤で書かなあかんの~?」
         「先生、これはどこへ書くんなー?」


こんな声は茶飯事ですもうほんまに手取り足取り教えなあかんねんなってことを痛感。


授業を始めるときも、チャイムが鳴ったら教室に入ってるなんていう常識は通用しません。
入っていても席に着いてる子もちらほらら・・・くらいしか。。




階段をのぼって、廊下の端から、わちゃわちゃしている子たちに向かってまさに「腹の底から」・・・・



「チャイムなったどーーーーー教室はいりなさーーい」(1度目)


しかし彼らは一度注意したくらいでは痛くも痒くもないらしく・・・・


「授業はじまるどーーーーー教室入れよーーーーー」(2度目)



「教室入れーーーーーーー」(3度目)



これでも利かない若干名は後ろから背中を押すか、手か制服を持って教室まで引きずって強制送還・笑


英語科は特に授業に持っていく荷物が重いのです自分の教科書、教師用のマニュアル、バーコードリピーターの本、教科書のイラストを拡大したカード。単語カード。。


それらを片手に持って、もう片手は生徒を掴み・・・笑


なかなか体力が要ります



床に踏ん張って抵抗する子なんかもいたりして、こうなるともう荷物を一旦置いてからその生徒の両腋の下に手を入れずるずるずる・・・・・・



1年生の教室&廊下はもう無法地帯~



全員を教室に入れたら今度は、「Everybody , sit down!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



座らせなければなりません。。座ったら今度は始業の号令。ここでは、


「シャツ中入れぇよー。皆待ってるでー」



風紀指導です。制服のシャツをズボンorスカートの中に入れないと礼をしない、という決まりがあるのです。


自分が「入れろ」と言う側になっているのがしばらく不思議な感じでしたww



で、この1週間で言われたダメだしが、


・生徒に背を向けて板書をしない。
・板書の練習をもっとしっかり。
・カードをもっと有効に使う。
・声のトーンやめりはりをきかせ、大事なポイントをもっと目立つように言う。
・生徒に「ながら」作業をさせない。(書きながら説明を聞かせる等)
・音読をしっかり。


などなど。同じ英語科のO先生には良い所も言われつつ、ダメ出しって感じだったんですが指導教諭からはダメ出ししか言われない。


何度もくじけそうになりました。。それも自分のやりたい授業スタイルをしているのではなかったし。。。
でもダメ出しばっかりで当たり前だっていう数々の先輩の言葉を思い出して乗り切った。私だけじゃないと思えば頑張れる

でも人を育てるのならば褒めなきゃね~。。笑


指導教諭はカウンセリングを学ぶため心理学をかじっていた時期もあると聞いて驚いた。まったくもって見た目からも動作からもほっとしないし、安心してすべて話せるようなオーラは放たれてはいない




どたばたで一週間は過ぎて行き、ようやく週末と言う金曜日。殊更うるさい2組での授業で、事件は起きた。


5時間目。給食を食べた直後で、皆眠たかったり何なりで集中力散漫が半端ナイ


だいぶ厳しめに声を掛けたものの、それでも授業中にしてはアホみたいに騒がしい。


何度も注意しても利かない彼らに私も堪忍袋の緒が切れた。


うるさくしているのは、いつも男子の一部なのだ。主に女子は授業をきちんと聞きたいと思っている。自分が授業に集中しないのは本人の勝手だけれど、騒いで周りのちゃんと聞きたい子の学習権を妨害するのは許せない。かといって大学のように聞く気がないなら出て行けなんていう権利もない。騒いでいる子にも学習権はある。


説明するのを不意にやめた。


空気を読んだ数人は話すのをやめ前を向いたが、それでもまだ私語をしている大多数は話し続けている。



「静かにせぇよ!!!」


腹と喉を両方振り絞って声を出した。教室が一瞬にして静まった。


「さっきから何回も『静かにせぇ』って言うてるのが聞こえんか?1回言われたら聞けよ喋ってる子のために注意してるんとちゃんうじゃ。他の真面目に聞きやる子に迷惑かけてるから注意するんや。他のちゃんと聞きたい子に迷惑かけるってわからんのか中学生にもなって!!」


その後3分くらいは大人しかったものの、また騒がしくなってきた矢先、


わーという声が隣の教室から聞こえてきた。隣も騒がしいなぁ・・・と思っていたら、「わー」に加えて、女子生徒の「きゃー」が加わった。歓声というよりはどこか緊迫感があった。



続いて、隣の教室で授業をしていた教諭が走り出てくる。養護教諭も来る。


ただ事ではない。


授業を観察していた指導教諭が「ちょっと頼むわ」と教室を出て行く。生徒らは異常な興奮状態にあった。用務員が血のついた雑巾を手に持って廊下を通り過ぎたので、生徒の興奮は増した。


とりあえず落ち着かせなければと、あいていた教室の戸や窓を全て閉め、座るように指示したが、誰もいう事を利かない。大声で「落ち着きなさい」と言ってもナシの礫な私を女子生徒が気の毒そうに見ていた。



流血事件の発端は小さな喧嘩だったようだが、4針を縫うケガとなり、関係職員は皆対応に追われていた。


2組ももう授業にはならず、その日やる予定だった半分のところで終わってしまった。進度に違いが生じたので2組でする予定になっていた研究授業は1組ですることとなった。



そして、その週末はゆっくりも出来ず、研究授業の指導案や評価計画を立てることで終わってしまう。


                                続く。
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