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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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アカデミックデイズ

ひょんな事から緊張状態にあったゼミ生との仲が元に戻った。

彼女の方はそれでも時折若干フクザツそうな顔をするが、それには見てみぬ振りをする事にした。後は彼女が越えるべき壁だ。私は今までと同じように接することに徹する。



最近よくゼミの帰りやバイトの帰りに大学院棟をしみじみ見上げてしまう。


私が再び門を叩いた時は、笑顔で迎えてくれますか。堂々と聳えるそれからは返事はない。


同じ景色を今度は中から見たい








「説明の付かないことを、学生に押し付けてはダメです」


今日A先生に言われたこと。またひとつ名言が増えた。

今日の授業後、全体に向かって「何か質問のある人は来て下さい」と言って私をガン見。。コレは私に質問がなくても来いって事やな・・・何言われるんやろ・・・と冷や冷やしながら先生に近寄った。。

昨日のゼミで私が見いだせそうな見解について意見を求めたら、一蹴された。まだ伝統文法の考えを捨て切れていないと。先生とて伝統文法を否定しきるつもりはないのだろうが、今私の卒論でしようとしていることは伝統文法では説明できない事項に関してだからそう言うのだろう。


例えば、何か理論的に説明できないことがあるとき、私は塾の生徒に「昔の偉い人が決めちゃったもんやから覚えるしかしゃあない」と無理やり生徒たちを納得させてきた。私自身も文法書にかかれてある事に疑問を持つことすら知らずに来た。

どの文法書にも一様に同じ事が書かれていて、でもどの文法書にも『何故そうなるのか』が書かれていない。
それで出たのが上の発言だった。私が教師志望なのを知っての言葉であったろうと思う。そして、、

「だから、その理由をめぐさんが探し出しなさい。誰も分析しようとしなかったことです。それが見つかったならば研究は大成功です」


・・・・頑張ります


『文法書が絶対である』とは誰も言い切れないのに、人々はそれに絶対の信頼を置く。


教授という人種は、とてつもなく偉い頭で、子どものような好奇心を持ち合わせたものなのだろう。

Itの特別用法にしても、「文法書に書かれているから」と納得し、だから何故その場合にItを使うのか?なんて疑問は持ってこなかった。

それに理由付けをしているA先生はすごい



今日の授業は言語思想同形論などの話の合間に、少々話が脱線し、先生の専門研究分野の話になった。

単複同形の名詞(複数になっても単数形のままで表記されるもの)に関して、何故Many sheepsとは言わないのにシェイクスピアの作品の中にはTwo sheepsという表現が見られるのかについて語っていて、興味深かった。
先生は授業がノってくると非常にわかりやすい・笑(授業内容がではなく、そのテンションの上がり具合が)

さらにシェイクスピアの作品が比較的分析しやすい理由(英語学的に)についても言及していて、なるほどって感じで、めっちゃ面白かった


もう発表済みの事かどうかわからないので、詳しくはここでは省いておきます。気になった人はA先生の講義に潜ってください・笑  先生は未発表の研究結果でも学生には惜しげもなく話しはるので、聞いてる側もどこまで話していいのか時々わからない


昨日はゼミの後、史学を専攻している友達に誘われお食事に久々に大学前通りの安くて超がっつりを食べてきたww あれを毎食食べられるのは、やっぱ10代のうちやなぁ


教員だけを目指すと焦点を絞って、いずれ大学院にも行くという決意もし、アカデミックな世界に生きることを半ば決めてしまった今。 周りとの多少の意識のずれを感じる。

「大学に居られる幸せ」を感じると私が言うと、友はこうして会いたいときに友達に会えるもんねと言う。

しかし、私の真意は違った。


いつでも友達に会える・・・・勿論それも大きな財産。大学は地方から出てきている者も多くいる。就職すれば関東に飛ぶものや、地元に帰るもの、大阪(を含む関西)で就職するもの、全国に散ってしまう。


・・・でも。友達は会おうと思えば、会える。今までのようにはたとえいかないとしても。


しかし、大学で得る専門知識というのは一旦そこを離れれば、新しいものを得るのは非常に難しい。専門的(マニアックとも言う・笑)な文献ひとつにしたって、町の図書館に転がっている筈もなく。。
それに脳細胞は、年を経る事に衰える。


大学に居るべき時期に居ることが出来、そこで知的好奇心を満たせる幸せ・・・なんて大袈裟なことを言うと本気でヲタみたいだけど、本当に英語をする事が楽しくて仕方がない。


私や、院に進学する子でなければ、本当の探求する喜びを理解してもらおうなんていうのは無理な話なのかなぁと思い、僅かな焦燥を覚えた。


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