Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
The Way You Go
- 2008/05/23 (Fri)
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塾でバイトをしていると、本当に様々な生徒がいるものだと思う。
先日から担当し始めた高3生は、お姉さんが元塾生で、私と同じ大学・学部で哲学を専攻している。学年は違うが発音マニアS先生のクラスでも同じになり、よく知っている。
姉妹で高校時代にNZに留学していたこともあり、二人とも日常会話は何不自由なく出来る。
しかし、高校時代の留学と言うのは実りも大きいがリスクも大きい。高校で習う文法事項が欠落するのだ
私の友達にもオーストラリアでの留学経験をネタに自己推薦で入ってきた子がいるけれど、時事英語のディクテーションなんかは、言っていることの意味は解るのに書き取ったスペルがまるで出鱈目だった・・・ということも往々にしてあった。
その生徒もそうで、基礎の基礎である文法事項すら解っていない。しかし留学経験のある子には「英語が話せる」という自信があるので、なかなか自分の文法能力については問題にしない。
話し言葉と書き言葉は違う・・・とつくづく思う。
その生徒は私やお姉さんと同じ、関西の某大学を狙っている。
問題は、ウチの大学の入試(特に英語)はエグい・・・ということ。。A先生が作成すれば尚更だ。
今の偏差値では、難しいだろう。。まぁまだ夏前だから、これからの努力次第で変わっていくけれど
成績は本人の意思・努力で伸びていくが、心配なのはモチベーション。
「なぜウチの大学に入りたいのか」という問いに、彼女は「親が●大にしろって言うから」と言う。じゃぁ貴女はそこでしたいことがあるのか、と聞くと「何を勉強したいのかがわからない」と言う。
本人の希望ではどちらかと言えば芸術系なのだが、親は断固反対したという。それはそうだろう。大成する可能性が狭いところよりは広いところに行ってほしいというのが親心だ。
それに正直私も、彼女が芸大や音大に行くのは反対だ。余程頑張らなければ素質開花はないだろうし、飽き性だから大成する前に「やーめた」なんてことにもなり兼ねない
でも私や彼女の姉と同じように文学部を第一志望にしている彼女だが、正直文学部での勉強は好きでないと続かない。彼女が大学に何を求めているかにも拠るんだけど・・・・。
彼女の姉は合格した際、塾の講師研修会でも講師の涙を誘う合格体験記を発表したが、彼女に聞くと、
「お姉ちゃんは『何となく』哲学専修に居るって言ってた」
・・・・少しガッカリしてしまった。。どこまでそれが本心なのかはわからないけれど、「なんとなく」って・・・悲しい
別に勉強だけが大学のすべてではない。でも卒業するときに「この大学に入ってほんまによかった」と思って社会に出て欲しい。だから、自分が一番いいと思う選択をしてほしいのだと彼女に告げた。
滑り止めは受けないという彼女。でもそれはリスクが大きすぎる。滑り止めの大学を受験することは、単に「保険」としてだけではなく、受験の雰囲気に慣れるという意味でも大いに有益である。多少受験料は掛かるが、それにも事欠くような家庭ではなさそうだし。
私は受験のとき、3校出願し、うち2校を受験した。3校目は確実に安全圏内であったが、そこの受験に至る前に今の大学から合格通知を貰った。10も20も受けている子に比べれば、金銭的負担は少なかったがそれでも受験料だけで10万近く掛かってたんだなぁと思うと、世の中カネなのか・・・なんて思うゎ苦笑
とにかくウチの大学以外の大学を詳しく知らないようだったので、知ってる大学のHPを見てみて少しでも興味があれば資料や願書を取り寄せ、よく色んな大学を知るというのを宿題の1つにした
もうひとり気に掛かるのが、今春から担当を始めた中1のYさん。
まず集中力が続かない。15分じっとしていられれば良い方。まだ立ち歩いたりすることはないのでいいのだが、あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ・・・私が少し目を離した隙にケータイをのぞいたり、授業中に「トイレいっていい?」と平気で言う。ケータイの件に関しては殊更キツく注意し、2回注意してもなおさなければ(しまわなければ)私が授業中預かるからね!と言ってある他はこっちも多少のことには目を瞑るのだが・・・親御さんや小学校での教育はどうなっているのだろうと思わずに居られない。
親御さんが余程のびのび育てたのか、勝手に本人がそう育ったのかは定かではないが、自意識過剰。自分の言う言葉と行動が一致しない。それだけならまだしも、学校で友達に「ブサイク」なんて平気で言っているようだ。
それについて私が指導すれば「友達は笑ってるから傷ついてなんかいない」と主張する。
「顔で笑って心で泣いて」って言葉をまだ知らないか・・・・・
しかもその子は机にチョークで「死ね」などと書かれることもあると言う。
・・・・・・・・・・・・いじめ。
でも今回のケースの場合、友達や周りへの対応を少し改めれば、改善の余地は充分ある。自分が悪気はなく言っている言葉でも、誰かを傷つけてしまうのだということをYさんに判ってもらわねばならない。
相手の気持ちを想像し、思いやること。いつからそれが難しくなってしまったんだろう。自分本位でしかモノを考えられない子が増えたんだろう。
なかなか癖のある生徒が、私の担当には多い。笑
明日もがんばろ
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詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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