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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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言葉のおもさ

このところ、バイトへと向かう足取りが重い。無力感に苛まれ、それがストレスになる。
しかしそういう気分の乗らないときも、ずーーーんとしていては「先生」なんて務まらない。学生バイトだって、誰かに「先生」と呼ばれるのなら、それ相応の自覚はしなければならない。

仕事をすることが億劫だと感じる日も最近はある。そういうときは「仕事だ仕事とにかくこなせ」と自分に言い聞かせ、目の前にある物事を半ば機械的に処理する。
どんだけ気乗りしない日でも、やっぱり私にとって塾講師のバイトは重要な位置を占めている。それに私は稼がねばならない。

値上がりしたリハビリの診療代をまかなったり、最近通っている歯医者だって、なんだかんだ言ってお金を取る。サクッと一度で治療してしまえば良いものを何度にもわけるので、再診料も余計に掛かる。あのイケメン歯科医、なかなか策略家だ

なんだかんだと生活費をやりくりするにはバイトをしないわけにいかない。


でも「仕事仕事」と言い聞かせてこなしている自分がいた日には、必ずあとで少し自己嫌悪に陥る。


私にとって「仕事の一部」かもしれないその時間も、生徒たちにとっては貴重な「人生の一部」だから。そんな貴重な時間、一生懸命になる子たちに対し、「仕事」と割り切るのは良くないと思う。


久しぶりに自分を誰かに評価してもらいたくなった。「良くやってるね」と頭をなでて欲しくなった。

私の力不足が悪いんだけど、成果が見えないと不安になる。だから誰かに見ていて欲しくなる。「大丈夫。前に進んでるよ」って言って欲しくなる。


なんてワガママなの。




友達に「死ね」と平気で言える子。

何があってもそんなこと言うもんじゃないと諭す私に、「だってあんなヤツ死ねばいいもん」とまるで邪気ないかのように言う。
「死ね」という言葉の意味を、本当にわかっているのだろうか。
人が死ぬということが、どういう事かわかっているのだろうか。


おそらく彼女には理屈で言ってもダメなのだろう。身を以て理解しないと。でも核家族となっている今、人間が老いて一生を終える場面にまざまざと遭遇することもできなくなった昨今、本当に命の大切さを訴えるのは難しい。挙句の果てに「私も死ねばいい」なんてあっけらかんと言う。

ほんまに意味を理解して発言してるのか、という疑問が沸く。

「死ね」という言葉は、私が最も嫌いな言葉の一つだ。

きっと彼女は「ダルい」っていうのと同じ感覚で「死ね」という言葉を口にするんだろう。親は聞かないのだろうか。それとも聞いても注意はしないのだろうか。

私にそんなことをぺらぺらと話すくらいだから「死ね」という言葉が悪いのだと、理解できてないのかもとも思う。
でももう中学生。わからない年頃じゃない筈。。


授業を聞いていないという堂々の自己申告も憂うべき事態だが、上記のようなことはもっと深刻だ。
世の中には勉強を武器にしなくても生きる道はたくさんあるが、人と触れ合わないで生きる道はないに等しい。


そういったとき、彼女のこの性質は明らかに不利だ。


まるで言葉の通じない宇宙人に語りかけているような感覚に陥る。彼女が「悪い」と思っているなら話は早いがそうではないのだ。

お弁当を食べる友達がいないという一方で、友達はいらないという。



でもね、あなた一人では生きられないんだよ・・・


人間、所詮最後は独り・・・でも独りで生きるにも絶対に人の助けがいる。


学校の授業も聞くものとすら思っていない彼女に、時折学習障害を疑うこともあるが、それよりも情緒面でもう少し年相応になってほしいと思う。
このまま大人になれば、彼女は独りのままだ。


彼女の母親は、私の上司と面談中、あまりにも人の話を聞かない彼女をしかろうとしなかったそうだ。見兼ねた上司が彼女を叱責したら、母親もあわてて彼女に注意したという。
これだけ聞くと、叱れないお母さんという感じがするが、彼女の話だと家ではたたいて怒るんだとか。

私もたまに見兼ねて「今度したら本気で怒るよ」と彼女に告げることもある。そのとき彼女は必ず、

「どうやって(怒る)?たたく?」と尋ねるのだ。それを聞くと彼女が哀れになる。


彼女の言い方にもよるから、どの程度お母さんがたたくのかはわからないが、それにしても躾の方法として日常的にするのは不適切だ。
見た感じ、しっかりしてそうなお母さんで、躾が下手そうには見えないのだが、考えていて思った。

彼女の母親は、「良いお母さん」に見られたいのかもしれない。

さかのぼれば「良い妻」「良い娘」に。


声を荒げて叱ることが彼女の母にとって美徳ではないとされる場合、人前・・・つまり塾で叱らないでいたというのもわかる気がする。叱ってみっともないと思われはしないかと杞憂しているのかもしれない。

几帳面そうな感じのお母さんで「天真爛漫」な彼女とは真反対な印象を受ける。「良い子」になりたかったお母さんは彼女のそういう周りの目を気にせず行動できるところに、イライラするのではないか。さらにその彼女の注意力散漫を学校でも指摘され、塾でも指摘される。それで一向に勉強しようとしない彼女に当たる。


まぁこれは仮説だけど。
母にとって娘とは、血を分けた子であり、ライバルなのだ。
うちの母も普段はまるでファッションなど気にしないのに、私が大阪で買い、着て帰る服などは妙に細かく見ている。下着の色柄までどんなものを持ってかえってきたのか、洗濯するたびに細かく見ている。
で、彼女の独自の理論で、これまた批判する。言いたいだけ言わしておくけどね

まぁうちの母の場合、女性としてのライバル意識から服装に細かいのか、子どもや旦那のことはすべて把握しないと気がすまないという精神からなのか、判断がつきかねる。

うちの母は父の服装にも気を配らないので、気づけば父のたんすの引き出しは、穴の開いたアンダーシャツやパンツ、靴下しか入っていないこともある。。「穴が開いてるから新しいのを」と父も言えばいいのだが、父は言わない。穴が開いた靴下でも履いて仕事に出かける。職業柄、素足での作業は危ないからおそらく仕事中に靴を脱ぐことはないだろうが・・・つま先に鉄芯の入った安全靴を履いて出かけることもしばしばだし・・・だいたいそんなもんで保護しなきゃならんような何が足元に落ちてくるんだろうとも思うけど。

そんな父を見兼ねて、私は帰省するとまず父のたんすの引き出しをチェックする。穴の開いていない靴下が何足で、伸びていない擦り切れていないシャツやパンツが何枚あるのか。
減っているようならその分を買い足して、引き出しに入れてまた大阪に戻る・・・という具合だ。

教育実習中もシャツ&パンツ(2枚組)、靴下3足セット×2を買い足して、引き出しにいれ、大阪に戻ったところ、母から電話があり、

「お父さんとこに知らない下着や靴下がいっぱいある。誰が買ったんだろう?誰かにもろたんかな」と訝しむ。

私以外に誰が値引きされた下着や特売の靴下をプレゼントにするんだ・・・と思うが、母にはマイナスな思考しか浮かばないらしい。私が買ったと説明するまで納得しない。まぁまだレシートを見せろといわれないだけマシか


若干話はそれてしまったが、母の家族への見慣れぬ所持品のアンテナの張りようは怖い。。。



うーーーん、どういったら判ってくれるのか。。難しいナ。。。学校の授業の事はともかく、友達に「死ね」だの「消えろ」だの言うことに対しての対処は塾の業務には入らない。だから「ここまでは私の今の仕事ではない」と割り切ろうと思えばそうすることも可能だ。
でも、わかっていながら何もしないのは彼女のためにはならないから、ついお節介かもしれなくても根気良くこちらからアプローチしてみる。しかし、彼女の心には響かない。それで悩む

今は気に入った子とだけいれば良くても、あなたは必ず社会に出ねばならない日が来て、そこではどんなに嫌だと思う人間とも付き合わねばならない。自分の内側は隠して。
その日のためになるべく早く、他人に言ってはいけないことと認識するのは必要なことだ。

何の気なしに言ったかもしれなくても、またそれで友達がひとり遠のいているかもしれない。それを本人は嫌だと思わないのだから、どう伝えれば良いのだろう。四苦八苦だ。。



死ねばいい人間なんか、この世に一人たりともいないから。あなたも。


 

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