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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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リグレット

先人たちの教えを軽くは見られないもので・・・・

口は災いの元』ってほんまやね。 今、果てしなく激しく自己嫌悪中私、最低





あれからほどなく、知り合いとは親の知り合いだ・・と言う事が判明し、身内ではなかった事に胸を撫で下ろしたのも束の間。

なぜ、オバチャマと言うのはゴシップ関係が大好きなのだろう。。

打ち合わせに言ってきた同僚に1号が近づき、こう囁いた。


『知り合いってどんな知り合い?』

マジックで字を書いている最中だった私、思わず神経を集中させ、耳ダンボ

『担当の人の話では、お客さんみたいやけどね、店の』

『えーでもたかがお客ってだけでさぁ、こんなん引き受ける?コレ(と言って親指を突き立てて見せる)なんちゃうんコレ?結構年いってる??』



・・・私はと言えば、このタダならぬ話の雲行きに、完全にマジックを持つ手がフリーズしてしまっていた。

きっと今私を揺すったら、落ち葉みたいなカサカサした音がなるんではないか、と思うほど。(水分飛びすぎや)
こんな話、心中穏やかに聞けない。 今すぐこの空間から逃げ出したい!でも、この話も気になる!!
葛藤していた。。

『そんなにいってないで。まだ30くらいかな』


さすが年の功ニアピンすごっ。←感心してる場合か


『でも若い言うたってわからんよー。ま、我々はこの件、深く突っ込まんとこ。』


そう言ってつかつか・・と自分のデスクに戻っていく。


明るい室内で、昼休みの室内で、明るい照明と弁当やコーヒーのにおいと談笑の中で、、

私の心臓は場違いなほど、早鐘を打っていた。


マジックを置こうとするのだが、頭が働かない。

さっきの『コレなんちゃうん?』がいやと言うほど脳内でリフレインする。
考えたくもない事態。。


1号にとっては顔すら見たことない兄ちゃんを、そんな風にやらしい目線で見られることに対する腹立たしさと、
ありえない年の差ではないから、もしかしたらもしかするのかもしれない・・という不安とが渦巻いては私を苦しめた。



仕事で、接点を持ちたくなかったよ。なんでOKしたん・・・

なんで、よりによって・・・


やっとのことでマジックのフタを閉め、ご飯もおいしいんだか何なのかわからないうちに食べ終え、午後から会議に出ても半分はうわの空で・・・重要ではない、と自動的に脳が判断した案件は、右から左へ流れていく。
会議が終わっても、仕事をしながら出てくるのは深い息ばかりである。

しんどくなって、親友に事の顛末をメールした。

仕事が終わってから、家に来てくれると言う。




本人の口から聞いたのは、子どもの『知り合いやねーーーーん』と同僚が聞いたと言う『お客さん』。


それ以外は、何一つ当事者の口からは出てきていない。

他は周りの人間の好奇の入り混じった憶測でしかないけれど・・・。


もし、もし・・・知り合いと言うのが『男女の関係』であったなら、 あの『お帰りなさい』は何だったのか。


今、フラれることよりも怖いのは、数々の思いやりあふれる言葉がすべて嘘だったという場合だ。


恋愛はほんとに、自分の気持ちの大きさだけで報われない。
理屈どおりに行かないことがほとんどだし、理屈なんて通じない。

だから、相手が私を恋愛対象に見ていなければ、その場合はその場合で時間はかかっても自分を納得させるしかないことはわかっている。

でも、たとえ、タダの客にしか過ぎなくても、その言葉は本当であってほしい。

ただれるように強く握り締めた願いだった。


本当ならこの日、仕事帰りに寄ろうと思ったが平常心でいられないことは明らかだったので、寄るのをやめまっすぐ帰路についた。


帰り際、『なぁ、あんたあそこによく行ってるん?』

なんで??

「えぇ、まぁたまーに。ここから近いし安いですからね。なんでですか?」

隠れ蓑を身にまとい、素っ気無さを装って答える。

『この間、俺が打ち合わせ行った時な、しおりに書いてあったあんたの名前見て「この人、先生ですか?」って。「そうや」って答えたけど。どうもあんたのことよう知っとるみたいな言い方やったからなぁ・・』

「あぁ、一回オイル交換してもらったことあるんですよ。私みたいな車珍しいからじゃないですか?」

『あぁ、そうか。それで印象に残ったのかもな~』


ぇ・・・『あんたの名前見て』て。

そのしおりに乗っていた、自分の名前を反芻する。

それは子ども用に書かれた注意事項の欄で、こういうときはこの先生に連絡しなさいというのを書いたところ。まず、職場の人はまじまじと見ない箇所だ。
むしろ、その隣のページの方が大事で。

10.5ポイントの単調な明朝体ばかりが並ぶ、子ども用の注意事項など、背景としか見えてないはずなのに・・・その中から私の名前を見つけるなんて・・・と、また動揺した。


何よ何よ、もう。


心拍数は一向に平静を取り戻せないまま、
それでも、いつもの手順どおりにブレーキを踏み、エンジンを掛け、Dにし、ブレーキを離し・・・

ウインカーを出し、目視をし、ハンドルを切り、

いつもの動作だけは、どれほど上の空でも正確で。。



次回へ続く。

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