Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
★久しぶりの麻婆豆腐★
疲れてたにも関わらず頑張ってしまいましたw
いつもは中辛にすんねんけど、今日は辛口。
我が家は(というか私は)市販の麻婆豆腐の素に、チューブもしくはすりおろした生姜を少し隠し味に入れてます。
少し味が優しくなるし、気持ち体もあったまるしね
離任式の続編はまた次回w
離任式
- 2015/04/10 (Fri)
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・・離任式。
いや、仕事を続けていれば絶対転勤は付いて回るし、いつかはこんな日もくるんだけれど、どうもピンとこないっていうか。。
前夜1時。
職員向けと生徒向けのあいさつを練習していたら、6年間が溢れてきて満足に喋れなくて。
おい。練習でこんなんやねんから、本番どうなるねん。と一抹の不安が
ってか6年経ったんよなぁ・・と感慨に耽ってみたり。(早よ寝えや)
翌日。少しの睡眠不足を抱え、7:40に前任校着。
すでに懐かしい車が数台停まっている。
まーち、懐かしいねぇ。
地面がちゃんとアスファルトだよw(今は砂利の上に停めている)
慣れた場所を、玄関へと向かう。
懐かしいのに、ちょっとよそよそしい。なんなんだろう。不思議な感覚だ。
自分が使っていた靴箱も、既に誰かのものになっていて、うまく言えへんけど、なんか色に例えるならセピア色って感じ。
そもそも『セピア色』って色を知ったの、初代のプリクラやわ。
まだ16分割のシールで切り目付いてたやつねw
『来客用』の靴箱に下足を入れるのに相変わらず不思議な感覚を覚えながら、階段を登る。
めっちゃ上りやすいやん。何この階段。
階段ってこんな上りやすかったっけ?
いちいち設備の良さに感動
職員室の前で見慣れた顔を発見!
『職場のお父さん』こと、去年副担してたクラスの担任。
はっ♡→ܫ←♡
「せんせーーーーーーーーーーーっ」
心のしっぽバタバタ
すぐに破顔して、えべっさんスマイルになる先生。
この笑顔、癒されるんだよなぁ。
心がほっこりする。
『おう、元気かー?まぁこっち来て座れよ』
と職員室に通されるも、自分の机はもうそこにはないものだから所在無い。。
とりあえず、教師不在の席に腰を下ろす。
共に英語科担当だった先生2人は市内の中学校に変わられたが・・(そして2人の勤務校は同じ)
どうも大変らしい、と噂で聞いていたのでどうですか?とたずねてみたら、
2人とも口を揃えて『・・・ヤバいっす、もうーね。・・ヤバい』
なんかもう、具体的に何がどうヤバいのか訊くまでもなく、この口調の重さが物語ってるわ。
特に何回か同じ学年で働いたことのある先生は、
『隣のクラスの担任がね、●●先生なんすよ』
あ、それはそれは・・・・。
まだ駆け出しの頃(つーか今も駆け出しと変わらんけどな)、私がビビりにビビり倒していたお局様のひとり。
『よくしてもろてますわ』
なんか含みのある言い方w
確かにすんごい怖いねんけど、情はあって、腑抜けてるヤツには容赦ないけど、面倒見もめっちゃ良い人。
ただほんまに怖い。態度も高圧的なことが多くて、「イマドキの若いもん」は一様にビビりますよって人。
言い方もきついけど、陰湿なやり方ではなくて、みんなが見てようが見てまいが同じ態度で接する。
だから、怖いけど、嫌いにはならなかった。
でもだからって隣にいてはったら、ヘビに睨まれた蛙になっちゃいそう。
そして『職場のお父さん』はおもむろに紙袋からみかんを出し、
『最後のみかん、やるわ』と目の前に転がした。
最後・・かぁ。
泣きそうになったのは、オレンジがあまりにも鮮やかなせいでしょうか。
次回に続く。
口を開かなければ
- 2015/04/04 (Sat)
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新転任の歓迎会が行われた。
職場の付き合いでも大規模な飲み会は、基本歓送迎会と忘年会を除きスルーな私。
でも転勤して間もないし、打ち解けるにはお酒の席がいいだろう、と今回行くと返事をした。
お店は前任校の校区。
バイト店員は前任校の卒業生。。
転勤するとこういうこともあるのね
今度の学年主任は寡黙な方で、誰に聞いても「ええ人」とか「ほんまにええ先生」との答えが返ってくるのですが・・・
寡黙な人に免疫がないもので。。。笑
何を考えてはるのかが見えない
たぶんやけど、人見知りしはる方なのかなって気もするし、口にはしなくても内側にあるものは静かにアツいってなんか滲み出ているし、
そもそも男なんて、やたらおしゃべりな奴よりも寡黙な人の方が信用できるんでは・・と思うねんけど(何のデータやねん)
近寄りがたいオーラ。
でもお酒の席では近くに座っても、「一定の距離」を保たれず近いままだし、すっごい気さく。
ふだんの寡黙は仕事向きの顔なのかしらん?
でも話が学校とか仕事のことになると、アツいねんな、これが
ほんでイケメンやし(寡黙な三浦知良みたいw)、筋肉もすごいし、たまに見せる笑顔が素敵だったりで・・後輩ちゃん(大学出たての22歳)が目ぇハートにするのもわかるわ。笑
『パパかっこいいわ』だとさw
40代半ばは「パパ」ではないよ・・というアラサ―のつぶやきはさておき、まぁ20代前半なら、パパ世代なのねん
ただ、専門がサッカーと言うことで、野球観戦派な私にはサッカーの指導理論とか語られてもちょいと付いていけなかったけど・・笑
転勤してから数日。
昔一緒に働いたことのある先生はもう心得たものだったのだけど、初めて一緒に働く先生の方が圧倒的に多くて、過剰に気を遣われるのがちょっとしんどくて。
たとえば自分で持てる荷物でも運んでくださったりとか、立っていられるところでも椅子をすすめてくれたりとか。
それはもちろん嬉しいことだし、有難いことやねんけど、すっごい気疲れしてしまって。
ちょっとしんどかった。
その日も飲み会を開いたお店がお座敷の席だったので、同僚の先生がすごく心配してくれて。
でもね。
確かにずっと正座はしんどいけど、できないわけじゃない。しんどくなってきたら崩したりするし。
それより少ししんどくても、できることはできるだけみんなと同じようにしたい、と言ったら、
隣で寡黙な主任がジョッキ片手に静かにうなずいてくれていて。
なんか、言葉が少ない分、その頷きに重みがある気がした。
あ、やっぱり口に出さなきゃわかんないんだよな、と。
ごくまれにすごく気持ちをくみ取ってくれる、すごい人もいてはるし、考えていることがわかってしまう相手もいる。
けれど、ほとんどの場合、自分も誰かの出てこない部分はわからないし、それは周りにだってそうなのだ。
やっぱ『口を開く』って大事だなと思った。
災いの元なんてことわざもあるけど、知らない人にはまず知ってもらわねば。
帰り際、偶然にも同い年だとわかった先生が、
『あんたとこれからもっと話がしたい。
この間何人かでメシ食いに行ったとき、あんたの後ろを歩いてたら、気ぃついてないかもわからんけど、テーブル席に座っとったおっさんが、あんたのこと、こんな風に見てん。』
とそのおっさんの目線を再現し、
『俺それ見たときに、この人は今までもこういうことがたくさんあったんかな、普通に生活しているだけでこんな目に遭うのをどない思ってるんやろとか考えて、あんたが何を思い、何を考えて生きてきたんか知りたいと思った』
後々すごく頼りにすることになるお姉さまには、
『先生は教師になるために生まれてきたと思う!』
と。
あ、私ここでもひとりじゃないな、そう思えた。
相変わらず前任校の先生方や生徒たちのことは恋しい。
でももう、心細さはない。
ここでも頑張って行かなきゃ。
★いちご豆乳チーズマフィン★
ただし、いちごオンリーのパックはお高いので、苦肉の策。
パインやらぶどうやら、みかんやらを少しずつ詰め込んだ『フルーツバラエティ』的なものにも最近はいちごが紛れている。
それを買ってきて、春満開のマフィンに仕上げましたw
焼く前の写真しかありませんけど・・w(数分で完食w)
まだ昨秋に来たオーブンの特性がつかめていなくて、何度も焼き時間調節した
どうもこのオーブン、途中でてっぺんにアルミ箔被せたらな上ばっかり焦げて中は生焼けになるらしい・・・。
いちごの甘さとチーズのほのかなしょっぱみがいいです
書きたいことは沢山溢れていますが、リアルタイムから4か月遅れです。
頑張って実際の日付に追いつきます!
新たなはじまり
- 2015/04/02 (Thu)
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全然実感が湧かないまま、車のエンジンを掛ける。
前任校から歩いて15分ほどしか離れていない。
『前任校』かぁ。
たった1日の違いで呼び名が変化する不思議。
いつもの交差点を抜けてしばらく・・
右にウィンカーを出しそうになってあわてて引っ込めるw
あ、もう今日からあの角で右折しなくていいんだ・・・
すごく不思議な気持ちで、その角を直進。
学校の規模は、前任校とそんなに変わらない。
1学年7~8クラス。
教職員数およそ60.
前任校は市内1の大規模校であったけれど、ここも負けず劣らず。
毎年十数人は教員の入れ替わりがある。
会議室みたいなところに通されると、数人知った先生がいた。
前任校で1年だけ一緒やった先生と、同期。
向こうは私の異動を知っていたのか「おう」みたいな顔をしたけれど、私はと言えば自分の学校の内示しか見せてもらってないので、同期と一緒だとは知らず、思わず二度見・笑
職員室にずらっと並ばされて、挨拶するのはおなじみの光景。。
それから席替えをする前は空いている席を使う。
偶然にも同期と向かい合わせの席。
「同じ学校やったんやね」
『え?知らんかったん?』
「自分とこの内示しか見せてもらってないから」
『ふうーん』
同期の中でもあまり話したことがない人で、どちらかと言うとがさつなイメージしかなかったので、何を話していいのか・・・って感じだったけど、後々、彼と同じ学校でよかったと思うことは多々出てくる。
『今日メシ持ってきてるん?』
「ううん」
『食いにいこか。』
「どこにする?」
『餃子1日・・鶏肉1日・・』
「あーわかった!行こっ」
なぜか、彼を含む元A中(仮名)の同期男子三人組は王●が大好きで、給食のない日はよく通うと聞いていた。
途中で何も言わないと、このCMのくだりを最後まで言う・笑
私はラーメン屋だろうが中華料理屋だろうが、立ち食いソバ(はしんどいけど)だろうがおいしければ特にどこでもこだわりはないので、そそくさと言われたところについて行く。
同期が一緒なのは心強いけれど、前任校を離れて放り出されたような心細さは依然続いていて、会議と会議の合間とか、ふとした「何も考えない時間」に前任校の生徒や先生方を思い出して、油断すると涙腺が緩みそうになる。
その日、1年生の副担と言うことが決まり、久しぶりに単学級でなく2クラスの副担になる。
校務分掌(校内で教師がする仕事分担)はやりたかったものはできなかったけれど、ま、そんな年もあるよな。
与えられた環境で、できることを不平を言わずやっていくだけだ。
18時前。すべての会議が終わる。
転勤直後と言うのは所在無い。
自分のPCもまだ新しい組織での設定が終わっていないので与えられないし、PCがないとできることも限られてくる。
気を張っていたのもあって、どっと疲れる。
残ってする仕事もまだないので、今のうちに・・とそそくさと帰る。
知っている先生もいるけれど、どうやらこの学校、職員室内であってもお互いをあだ名で呼ぶのはNGらしい。
かしこまって『先生』とか『~さん』って苗字で呼ばれる違和感。
はじめての場所。
はじめてのリュック通勤。
色々慣れないものを抱えて、担当する部活を決めて帰る準備をする。
駐車場に伸びて咲く、桜がきれいだった。
まーち、お待たせ。
見れば愛車のリアウインドウには桜の花びらがぺたぺた引っ付いていた。
頭(屋根)も花びらまみれ。
かわいい笑
エンジンを掛け、校門を出たら、今日1日張りつめていたものがどっと緩んでいく。
幹線道路を走っている間、涙が止まらない。
心細いのか、寂しいのか、
たぶん両方だ。
でも、もう前任校に私の居場所はないのだ。
どれだけ心細かろうが、今日からは絶対ここで頑張らなければいけない。
長い高架道路を降り、長い信号待ち。
ふとスマホを見ると、通知のイルミネーションが光っている。
そういえば今日一度もスマホ見てなかった。
燕尾服を着たひつじがいつものように「未読メールがあります」と画面で喋る。
開いた。
あ。 心臓が跳ねる。
前任校の主任から。受信日時は今朝になっている。
形式的な文が数行並んだ後に、見透かされるようなこんな文章が。
『不安なことも多いと思いますが大丈夫!
先生の最大の武器は 笑顔!
新しい出逢いを大切に』
そして気づく。
今日私、愛想笑い以外は、一度も笑ってなかったやん、と。
たぶん、転勤して初めに誰もが思うこと。
慣れた場所を離れ、やり方もがらりと変わる。慣れた人間関係もリセットされ、また1から。
そんなとき、ふと湧き上がる。『前はよかったな』って気持ち。
きっと誰もがそんな気持ちを一度は経験するのだろうし、自然なことなのだろうけど、それをわかってか、前向きな言葉で激励してくれてはる。
やっぱ、先生にはかなわんな
手の甲で乱暴に涙をぬぐい、そのメールを静かに保護した。
信号が青に変わる。
明日は今日より前見て微笑むぞ。
そんな決意を明日につなげていく。。
ラスト勤務日
- 2015/03/31 (Tue)
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今日が最後なんて・・まだ信じられない。
それでも体は勝手に動く。
鍵束からひとつひとつ鍵を外し、名札を返し・・
いつも山のようにうず高く何かを積んでいた机も、もう別人のもののようにすっからかん。
3月最終日。
明日からはどこでも新年度の体制がスタートし、連日バタバタする。
その前に・・と有休を使う人も多い中、
私が最後まで話をしたい先生たちは、この日も出勤していた。
なんか朝からたくさんいただき・・・
学年の先生たちには、一人ひとりメッセージカードを。
「職場のお父さん」と慕うクラス担任の先生には少し長い手紙をしたため、机上に置いておいてんけど・・・
普通そういうのって、帰ってから読むやん?
・・・その場で開封・笑
トイレから戻った私、びっくりw
もう読んでるやんっ!!!!!
これは突っ込んだ方がいいのか。いやでもハズいぞ、、今ツッコミに行ったら。。
『俺イラチ(せっかち)やからな』っていう言葉が背中から聞こえてくるようだった。
そして主任には・・
先生方や子どもたちに宛てた手紙を託し、その中に主任への手紙も。
今までの数えきれないくらいの感謝、私は天邪鬼だから文にする方が素直に書ける。
「先生・・例のブツです」ニヤリ。
『あー、ありがとう』ニヤリ。
なんやねん、このくだり。笑
そして定時。
その場にいた全員にお礼を言い、職員室を後にする。
ああ、もう、ここに来ることはないんだな。
来てもその時は「お客さん」だ。
そう思うと、まだまだ実感なんて湧いていないのに、寂しさがあふれる。
「職場のお父さん」が、扉の向こうの階段の前で待っていた。
『(駐車場まで)一緒にかえろ』
そう言って、えべっさんみたいな優しくてあたたかい笑顔を向ける。
いつもよくしてくれて、親父ギャグを言っては皆がリアクションするのを待ちきれずに自分でニヤニヤして、いっつも気にかけてくれて、家でとれたお野菜などをよくくれて・・・
何よりそのえべっさんみたいなにこにこスマイルを向けてくれるのがめっちゃ嬉しくて。
通常副担は2クラスの副担を受け持つことが多いが、今年は先生のクラスだけの単クラスだったから、クラスにも深く関われたし、先生も独占・笑
「クラスの子からあったかいカードもらって・・・ありがとうございます」
『いやぁ、俺なんも知らん。あいつら知らん間に用意しとったんや。ほんま、ええクラスやったわ』
『いよいよ・・やなぁ』
「もうーーーーめっちゃ怖いんですよっ!!!」
『そらこわいよ。初めてのとこ行くんやから。大丈夫、すぐ慣れるて!』
『段差多い学校やから、ほんまに気ぃつけえよ』
がんばれよ、と言い残して先生は帰って行った。
先生の車が見えなくなるまでそこにいた。
今生の別れではない。同じ市で教師をしていればいつか絶対会う。
でも定年まであと数年の先生が、この学校を離れることはおそらくなく、ここで教師生活を締めくくられるのだろう。
会うことはあっても二度と同じ職場で働くことはない。
私が、この学校最後の年に、先生のクラスの副担として働くことができたのは奇跡だったなと改めて思う。
先生が私を思いやってくれているのは、それらしいことを言わなくても伝わってきたし、心で理解することができた。
そうすると、不思議だ。生徒にも同じように自分の感じた優しさを分けたくなる。
そういう気持ちを教えてくれた一人だった。
私のふがいない噂はたくさん耳にしていたろうに、最後まで私を信じてくれはった主任。
おかげで私はのびのびと仕事をすることができたし、自分の教師としての存在価値、今の私の存在価値に気付かせてもらえた。
最初に『あんたを軸にした学年にしたい』と言われたときは嬉しい反面戸惑い、
いつも子どもらを前にしている話をし終わった後に、『ありがとう』と差し出された手をおずおずと握り、握り返されたその力の強さに希望を見た。
掛けてくれはったすべての言葉が尊く、私を救いあげていった。
先生の言葉は後々、私の新天地での大きな大きな力になることになる。
何より、今まで尊敬の念を抱いた人には直接は言えなかったから、きちんと尊敬していることを伝えることができてよかった。
あの日、思ったものだ。
ああもうこれでいつ南海トラフがズレても後悔はないな、と。笑
(地震は恐怖材料)
大きな感謝を胸に、校門を出る。
まーち、明日からはここで(駐車場)お留守番しないんだよ。
何だかそれも信じられない。。
でも初任校がここだったからこそ、明日からも頑張れる。
それだけは確信している。
春からの相棒
- 2015/03/30 (Mon)
- しましまとドット |
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バリアフルな校舎に備えて、いつ、転びそうになっても両手でかばえるように・・と、
リュック通勤デビューを決めた。
リュックってキャラじゃないし、結構いいお値段がしたセミオーダーのあの鞄を眠らせることになってしまうのは惜しいけれど、ケガをしては元も子もない。
リュックってなかなか、私の中で軽んじられがちなグッズで(笑)
基本、遠足とかの時にしか持っていかないし、アウトドア目的でしかないので、3000円もしない適当なやつを箪笥の肥やしにしていて、いるときだけ引っ張り出してくるって感じだったけど。
遠足の日ならともかく、遠足向きでしかないリュックをアラサ―女子が普段使いするのにはたぶんに抵抗があり、通勤時テンションも上がらない。。
思い切って買うことにしました
ゾゾってしまいましたよw
これを
最近注目のカナダのブランド「ハーシェルサプライ」とBEAMSのWネーム!
最初はフレドリックパッカーズっていうのん気になっててんけど、まさかの1万越え・・・
リュックにそんなには出せない。。。
この先オークションとかで出たら買おうかな。安ければ。
てわけで却下され・・・
でも結果的にこれ、めっちゃ使いやすかったからいいねんけどな
ハーシェル、名前は知っててんけど、リュック興味なかったからめっちゃスルーしてまして
リュック買うってなって、たまたまBEAMSの前通り掛かったら、
あのリュック――――!!!!と一目ぼれしまして
素材や強度確認して、中のポッケとかもチェックし、お兄さんの熱心な営業トーク聞いてるふりして・・
それなのになぜ店舗で買わなかったかというと・・
その日荷物が多かったうえに電車で帰らないと!やったからっていう。。。
リュックって絶対そこそこ大きなショップバッグに入れられるでしょ?
ほな玄関まで持ってきてくれる方にしちゃえっていう・笑
なんとゾゾ様すばらしい
1日で届くそう
新年度、間に合うわ
春からリュック女子デビューします、地味に。
初訪問その②
- 2015/03/30 (Mon)
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『あーおはようございます先生っ』
よく見てみると、校長先生ひとつひとつの動作が、とてもかわいらしい。
こんな言い方目上の人には失礼だけど、でもふっと微笑ましくなってしまう。
『あ、上履きはね、ここで脱いでね。あ、ドア持ってた方がいい?
何か手伝うことある?』
といきなり質問攻め。。
喋り方も物腰もやわらか~いので、現場時代は小学校の先生だったのかしらん。
(*のちに元中学校教諭と判明)
『ここねえ、バリアフリーにぜんっぜん対応してないから、いやもうほんと先生には申し訳ない』
と、←こんな汗が目に見えそうな程『申し訳ない』を繰り返す。
『あ、もうどうぞ、座って座って!』
ソファ、でかっ!!!!
『なんならね、もう上履きはここに置いて帰ってくれていいからね。荷物になるでしょう。
1日まで保管しとくから』
矢継ぎ早にめっちゃ色んな事を・・・笑( ・ิω・ิ)
はい、とかそうですね、とかありがとうございます、を何回かリピートし・・・
『実はね、あんまり自慢できることじゃないんですが、うちの学校あんまり人権的なことが発達してなくてね、先生にとってはちょっときついかもしんない』
えーー開口一番、そんな話 という心の嘆きはもちろん顔には微塵も出さず。
まぁでも子どもは仕方ないよね。
今まで障がい持った人を見たことない子だっていっぱいいるんだろうからさ。
そこはなんぼでも挑戦させていただきますよww
それが私の使命の1つでもあるからね。
大人が大丈夫なら。大丈夫。
ここ数年で、同じ物事を捉えても、教師の人権感覚って非常に重要やなと実感している。
何かあれ?と思った時に、それを教師がどうとらえ、どう反応するかで、子どもも変わってくるのだ。
こちらが人権感覚をしっかり持っていれば、ゆっくりでも子どもはそれを見て何かしら変化する。
でも大人にだって、理解をしてもらわねばならない。
どう理解してもらうかで、受け止める側も違ってくるし、その後の考えも違ってくる。
前から知っている先生も何人かいるのは知っている。
でも圧倒的に初めて出会う先生の方が多い。
そんな中で、どう自分を理解してもらうか。
理解してもらうためにどういうアプローチをするか。
そこは私が熟慮しなければいけないところ。
新任の頃は、障がいがあっても、健常の先生と同じように何でもできなければこの仕事をさせてもらう資格はないと思っていた。
だからむずかしいことがあっても、あまり人に頼らなかったし、うまくできないことで子どもたちはなんでやねん、となる。
でも、そんな中でも挽回しようとしてどんどん一人で抱え込み、結局同僚ともギクシャクするわ、子どもとの関係もうまく行かないわで、それはもう二度と戻りたくない!と思うあの1年。
今は思う。
自分にできることは手ぇ抜いたらあかんけども、できひんところは素直にできひんとか難しいって言ってもいいやんか、と。
その分私ができるところで、その力を存分に出す。
他の先生かって、そういう部分があるはずで、私の場合は人より身体的な部分で、少し多くのことが加わっているのだ。
そうだんだんと思えるようになってからは、職員室でも声を出して笑い話をするようになったし、子どもの手も借りれる時は借りる。
助けてもらうことは増えたのに、それにしたがって大人にも甘えれるようになったし、子どもにもすごく自然に接することができるようになった。
いい意味で、すごく仕事をするにあたって、気持ちが楽になったのだ。
同僚からの信頼を肌で感じ、子どもとの距離も近くなると、もっともっと組織の為にできることをしよう、とか、子どもの笑顔の為に何かほかにできないだろうか、など、自分の周りの人のことを考える余裕もできる。
信頼されてると感じられることは、大人にも大事なのだなと実感したし、
もしこの先、うまく行かなくて空回りしている後輩とかがいたら、その子の可能性を信じてあげられる先輩でありたい、と思う。
身体的にだけじゃなく、まだまだ教師としての力量も未熟だけれど、必要以上に自分をよく見せようとすると失敗する。
それを新任の頃の失敗から学んだと思う。
知らない先生の方が多い中、同じ失敗は繰り返すまい、そう思っていた。
何事も出だしが肝心である。
でもそんな諸々に気付くことができたのも、今の主任をはじめ周りの先生方がすごくあったかい空気を作ってくれて、そんな中で伸び伸びさせてもらうことができたおかげだ。
しばしば一人で複数の生徒を、40人近い生徒をコントロールしていかなあかんこの仕事。
不安なこともあるし、どうしてもソリが合わない子、指導に乗らない子ってのも出てくる。
そんな時でも、今こんなんで心配している、とか、こういう子がいてるねんけどどうすべきだろう、とか、こんなことあってんけど、全然あいつが言うこと利かなくって・・とか、時に自分にとって弱いところをさらけ出さなあかん相談ごとであっても、
言ったら一旦受け止めてもらえる
私って言う人間そのものは否定せずに改善策を示してくれたり、
こうやってあかんかったら俺からも話するわ、、などなど、
だれの責任とかじゃなく、何かあったら自然と助け合える教師集団って理想で、その理想の雰囲気を私たちが醸し出していたからこそ、大変な子が多い中でも、そこまで崩れることなくいられるのだと思う。
大人がギスギスしてると絶対子どもらって勘づくもんね。
それを身を以て学ぶことができたのも、色々あったけど、6年今の学校に踏みとどまった賜物かな。
今はもう教師やめたいなんて思わないし(*´▽`)
その後、入学後、子どもらに配りたいと思っている、自分の体のことについて書いてるレジュメやらを渡したり。
校長先生に校内を案内してもらったり・・して終わった。
ぐるっと、学校をひとまわりしてみて思ったが、ほんまに段差が多い。それも意味わからん場所に・・・。
なんでここだけ、無意味に飛び出てるんだろうと思う段差やら。横の校舎に入るところにも段があり、横には申し訳程度にスロープ。
聞けば車いすの生徒が入学した年にあわてて付けたそう。
鉄製なので、雨の日に湿気を帯びれば絶対滑る。。。
確かにバリアフルだった。自分が段々と慣れていくしかあるまい。
そして一気には無理でも、少しずつ改善を求めていくしかない。
わずか1時間ちょいの滞在だったが、慣れない場所のせいか、どっと疲れ、勤務校の門をくぐった瞬間、里帰りしたようなほっと感を味わった。
それに気づき、感慨深い。
この門をくぐるだけで憂鬱で仕方ない日もかつてはあったというのに。
今や、ほっとするなんて・・・
6年間の大きさを実感した日となった。 初訪問 終
初訪問
- 2015/03/30 (Mon)
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『じゃ、この日に来てね来客用の駐車場に停めてくれていいから~』
と言われ、環境整備用のジャージを脱ぎ、スーツに着替え、次の赴任先へとおもむく。
今まで研修会とかクラブとかでも訪れたことが一度もない今度の学校。
場所は知っているものの車がどこから入ればいいのかとか全然わからない。
それとなく職員室で「どっから行ったらええねんー」とつぶやいてみると、即座に何人かが教えてくれて、数秒で解決w
えーっと、この交差点をこっちで、曲がってすぐのここの道に入ってぇ・・
うわっ何ここ、道せっま!!! プーーーー(クラクション)
なんやねんもううるさいな、こんだけ寄ってんねんから通れるがな。
なんて車内でぶつぶつ言いながら・・・笑
無事到着。
まだクラブの生徒もそんなに着ていないようで(8時半過ぎ)・・
え、職員室・・つーか校長室どこ??そもそも校舎にどっから入るねん!
と、とりあえず校舎の壁伝いに歩いていると、開いてるドア発見!
どこから靴脱いだらいいのよ、この校舎!!
普通、入り口には生徒用の下足箱とか、来客用のがあるはずなんだけど、見当たらない。
のちに2Fにそれはあると判明するのだけど、この時は・・
でもここから「室内」やんねぇ?
と律儀にそこでパンプスを脱ぐ。。笑
校内案内図を見るととりあえず2Fに行けばいいらしいことが判明。
築50年強の学校だが、階段には明らかに最近つけられたとみられる手すり。
お、ちゃんと手すりあるやん。
「職場のお父さん」という位置づけで懐きまくっていた担任の先生の言葉が甦る。
『市教委も何考えてるんや。あんなとこにあんたを行かせて。あそこな、建物も古いから段差はあるし、地形の高低差もあるし、大変やぞ!』
とまるで自分のことのようにプリプリ怒ってくれたのが、とても嬉しかったのだ。
これまで親とか親戚とか、私を怒ることはあっても、私に関することで誰か他の人に対して怒りをあらわしてくれたことがなかった。
そういう気持ちを表に出さなかっただけかもしれないけどね。
こういうのを目の当たりにすると、あ、心配してくれてはんねんなって肌で感じることができる。
そういう経験が私には乏しいのかもしれない、、とそんな先生の態度を見て思った。
全然「バリアフル」じゃないやーーーん、と、調子こいて階段登ってると、鼻歌歌えそうなのは最初の踊り場までで。
踊り場の向こうから先は、ぐっと握れる丸状の手すりでなく、一枚の板を渡しただけのレトロな手すりが出現。
しかも階段の片側しかない。
持ちにくいねん、この手すり。
しばらくそんな形状の手すりで上り下りしなかったので、慣れてないせいか異様に怖い。
これ、春休みで生徒がいないからいいけど、生徒が何も考えずにだーーっと階段を駆け下りてきたら、この手すりじゃ手できちんと体が支えられない。
ぶつかったらかなりの割合で大けが確定。
そんなところも頭に入れておく。後日生徒にどこが危ないか説明するためだ。
が、まだ、あればいい方だった。
のこり数段、というところで、手すりが切れていた。。。
・・・なんで??
いっそ最後までつけてよーーーーもうーーーーー!!(心の叫び)
何もない白い壁が私に冷たく・・・
持っていた愛用の仕事用革鞄を最上段にまず置き、両手で冷たい白い壁に圧をかける。
いやいやいや、まじ怖いでしょ。
この時点でへっぴり腰。
これ、今ここで落ちたら公務災害認定されるの?(んなこと言う前に落ちないようにしろ)
ちょっちょ、バリ怖いやんこれーーーーーーーーーー
こんな心の叫びを誰も知らないまま、決死の覚悟で最後の数段を上り w
そんなこととはつゆ知らない校長先生に超笑顔で出迎えられる。。。 次回に続く
焼き付けたい笑顔と感謝
- 2015/03/25 (Wed)
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とか言うてる今は、もうお盆も近いねんけれど、あくまでも春先にリアルタイムで書いてることとしますのでww
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誰の上にも、時間は平等に流れて、ついにやってくる3月24日。
そう、終業式。
クラブとかに来る子は別にして、帰宅部の子らとは事実上今日がお別れ。
でもまだ異動のことは言えない。
朝、HRの時に廊下で立ち番していても、ぜんっぜん実感が湧かなくて。
今日が最後の子もいるなんて、ほんまピンと来ない。
近くに歩いてきた主任に、
「ぜんっぜん実感わかないんですけど・・」って言うと、
そんなもんやで、と言われた。
『寂しいけどなぁ、徐々に徐々に・・(実感がともなう)やな』
そうなんやぁ。
個性の強いクラスだったけれど、弱い子に陰湿なことする子もいなくて、足を怪我した時もみんな気を遣ってくれて、ひとつ間違えたら大変って子もいるけれど、ベテランの担任の先生がうまく手のひらで転がしてはって(その技術!私も欲しい!!)、あとは周りの子の底抜けの優しさにそういう因子がうまく中和されてるっていうか。
担任とも何度も話題にしたけれど、本当に良いクラス。
式が終わったって全然実感わかないまま、担任がクラスにシメの言葉を語ってる内容にうるうるし(もう~ええこと言うねんから先生っ)
何事もなく、放課後委員会の教室へ。
彼らが新二年になるとき、入学式で学級代表にはお手伝いを頼まないといけないので、その話を淡々として・・
教室から出て施錠しようとしていると、
『ああ、おった!先生!!!』
声の方を振り返ったら、クラスの女番長。
体も周りの子より一回りでかいし、(高校生って言っても通るほど)
まくしたてるように喋るし、わがまま言い出すと面倒くさいけど、でも、利己的なわがままはクラスのことを前にしたら絶対言わない、きちんと線を持った子だ。
わがまま言うけど、公共の福祉は大事にするっていうか。
口悪いから、めっちゃ怖いけどねw 男子が縮み上がってるわ・笑
でもそれすらもかわいいな、と思えるええ子です
よく教師に飛びついてくるねんけど、一度私がそれを支えきれずにこけてしまって。
びっくりしたみたいだったけど、次からは走ってくるときに私にあたるときは速度を加減して私がこけない当たり方したりとかするようになって。
大抵の子がそんなことがあったら、次からそういうのはやめておこう、と思うと思うねんけど、彼女は違って、嬉しかったんよね。
他の先生にしてて、私にしなかったら、それはそれでその子なりの気の使い方なのだろうって納得はしただろうけど、やっぱ寂しいもん。
それにやっぱ、この体のことで余計な気を遣わせてしまってるのかなとも思ってしまう。
他の先生と同じようにって彼女が思ったかどうかはわからないけれど、彼女は彼女なりに考えて、でも他の先生と同じ接し方をしてくれたところが嬉しいし、すごいなと思ったの。
私が彼女と同じ立場なら、こういう風にできひんやろなって思うから。
話を戻して、体全体で走ってくる彼女の手には何かが握りしめられている。
そして、『ん、これ』とそれを顎でしゃくりながら私に差し出した。
「ありがとう」と受け取ると、『クラブ行ってくるわ!』とまた全身で走って行った。
手渡されたそれを、じっくり見た。
色とりどりの画用紙を葉書くらいの大きさにカットしてあるもので、端にパンチで穴を開け、かわいいリボンで結ばれている。
どうやらメッセージカード集、らしい
今年は副担なので、まさかこんなことしてもらえるとは思わず、じーーーーん
間違えたところは上から画用紙を貼り合わせてあるのが、微笑ましい。
表紙にはクラスの集合写真と、その写真の上に「〇〇(私のあだ名)今までありがとう」と書いてあって、その写真の上には「〇〇先生へ」と正式名称で書いてある。
写真屋さんが撮るかしこまった写真じゃなく、教室の中でみんながはちきれんばかりの笑顔を向けている写真。
めくってみると、次のページから一人一人のメッセージが続く。
年頃の男子らしく『お世話になりました』とか『ありがとう』の一言のものから、画用紙からはみ出んばかりに細かい字でびっしり色んなことを書いてくれてる子、色々。
でも長さや内容じゃなく、すべてが愛おしい。
読んでてふっと笑みがこぼれる。
その中で胸の奥底にずん、とひときわ響いたのが・・・
『唯一の楽しみ』 重く響いた。
そんな言葉、思いつくのもすごいし、そういう風に思ってたのか、とも。
この子は途中、私語が多かった時期もあって、何回か注意したこともあった。
注意されればその都度素直に従ったし、反抗してくることもなかったけれど、言うてることちゃんとわかってくれてんのかな、と思う日も少なくなかった。
そんな子が態度には出さないけれど、こんなこと考えてたんやと思ったら・・・泣きそうになって、あわてて涙腺を引き締め直す。
隣の席の同僚が、
『愛がこもってるっすね』
ほんまに。私にはもったいないくらい、たくさんあって溢れているわ。
こちらこそありがとう。
あんたらに心をたくさんあったかいもんで満たしてもらった夢のような1年間。
この1年と、このカード集持って、次の学校でも頑張るからな。
この仕事をして丸6年。
こんなに先生や生徒の存在が愛おしいと思える出逢いは初めてだ。
色々あったけど、続けていてよかったな。
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プロフィール
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪