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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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『続』

もう…頑張られへん、と心が叫んでいるのを無視して、私は今日もクルマのエンジンを掛け、職場へ向かった。

有給はまだ余裕を残して余っているが、さすがに2学期も差し迫った今日、しかも小学校と合同での研修がある日にしゃあしゃあと休むわけには行かない。

今日も、いつもと同じ時刻に目が覚めた。しかし、準備をする体に一向に力が入る気がしない。服を着替えるのも5分、10分。一旦座り込んでしまえば、そこからまた立ち上がるのに長い時間を要する。

いつもなら7:20には家を出られるのだが、そんなこんなでようやく私がクルマのキーを回したのは7:50だった。
夏休みだから、10分、20分くらいは誰も咎めないが、それでもいつもならこれくらいの時間に出ることがあれば、前の車を煽る勢いで道路を疾走している筈なのに、アクセルを引く手も、力があまり入らない。


本当は今日も休んでしまいたかったけれど、研修がある、と言うのと、副担任との打ち合わせを今日に延ばしてもらっているという諸々の事情から、動かない自分の体に気力を振り絞ってムチを打ち、職場へ向かった。
ふだん、清らかでエレガントな副担もさすがに2日連続「すいません休みます」となったら、にょっきにょき角が生えかねない・苦笑


階段をのぼるのも1段1段踏みしめるようにだし、「あ、先生やーおはよぅ」と声を掛けてくる生徒たちにも咄嗟に能面のような顔に貼り付けた笑顔しか出せなかった。


25日は元々休暇を取っていて、何日も前から映画を観にいく予定にしていたが、起き上がる気力が出ず、結局1日ほとんど飲まず食わずで寝ていた。トイレに起きる以外は寝てたかな

死にたいと思った。
でも私の「死」への願望は、いつだってI WANNA die.であり、I SHALL die.ではないのだ。
詰まるところ、それは、その裏に『生きたい』と言う思いが強くそこにある証拠だ。


次に、私は死ねないと思い、でもとてつもなくしんどいので仕事を辞めたいと思った。これから先ずっとこの仕事を続けていったときの負担を考えるとめまいがしそうだった。
辞めた時、どうして暮らしていくかを考えた。私が生きていく道など非常に狭かった。

良い仕事に就いたと喜んだ親戚の顔が浮かぶ。
『ほんまにしっかりした娘さんをもって』と褒められたときの父の照れくさいような誇らしいような顔が浮かぶ。

辞職と言う決断が、どれだけ彼らをがっかりさせるかを想像するのは容易かった。

私と似た状況で、不登校になった生徒の顔が浮かぶ。私だから理解できることもあるかもしれない。まだ、あの子に顔さえ見せてもらえてないのに、辞めてしまったらダメだ。
お母さんが涙を流すほどの重圧を思う。私はいけなかった時、母親に行かないのを責められたのが辛かった。彼女が責めていなければ、私の学校復帰はもう少し早かったはず。
その子のお母さんの苛立ちの矛先が、その子に向かないように、お母さんの不安なんかを聞いて差し上げるのも私に出来る微々たることだ。

障がいを持つわが子の将来を心配するお母さんの話に耳を傾けるのだって、私に出来ることだ。

行きたくても行けない子の気持ちとか、障がい者を取り巻く環境とか、自分の周りにそういうことがあまりないものだから、判っているようで判っていない人も多い。

私が辞めたら、そういう人たちをも投げ出してしまうことになってしまう。



辞めるわけには行かない。でもこのまま2学期を続けていくのは、色々な面で酷だと思った。出来るものならたとえひと月でも休職したい・・・と本気で考えた。しかし、今の私に休職できるような理由があるわけもなく、万が一そこに病名がつくとするならば心因性のもので、心因性疾患で休む同僚に対し、周囲の目がいかに厳しいかは実際に見ていて思い知っている。
仮に休職できたとして、職場復帰したとき、そんな棘だらけの視線の中に平気でいる自信はない。

心因性疾患で休職する教員が増加する昨今だが、そういう同僚に対して、労わりはないに等しい。病んだら負け、みたいな風潮がまだある。



『死』から『辞』、そして『休』にハードルが下がった。詰まるところ、その次のハードルは『続』


続けること以外にない。


でも、本当に体が重くて言う事を利かない。辛いなぁ、しんどいなぁ。。

せめてこのダルさだけでも解消できれば・・・と、仕事の合間にネットで自宅と同じ市内の病院を片っ端から検索した。
2学期が始まるまでにどうにかしたいと、この土日で診てくれるところはないか、片っ端から電話を掛けた。

今日の明日で、しかも初診で診てくれるところはあまりない中、ようやく1件見つかった。
ネットの口コミでも『親身になってくれる』という声が多かった。



『続』

そのハードルを蹴飛ばしてしまわないように、私は今、助走を付ける。


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