Think&Said to Myself
日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw
動揺 3 ~どうしようもなく揺れる心は~
うさぎ病(前ログ参照)はひどさを増すばかり。
こんなときは美しい音楽に浸るに限る
というわけで、1枚のアルバムに浸っている。。
i Tunesの中に取り込んだまま、しばらく存在さえ忘れていた1枚だった。
112「Hot & Wet」
その中の「Slip Away」
イントロからピアノの旋律にメンバーの声が映える
涙を、その旋律のせいにして私は少し落ち着きを取り戻す。
でも、
だれかに
となりに
いてほしい。。。
「動揺」続編。





私は担当のP.T.に自分が知りえる限りの事実を話した。
未熟児だったことから、そこでの病院の対応、今までの経緯。。
オペの話を未だに両親にはしていないことをP.T.は不思議がっているようだった。
『そういえば、夜間装具を購入するかしないかの話になったときも親に言わないで自分で買うから就職するまで待ってって言ってはったよねぇ?話せないのはやっぱりお母さんが否定的やから?』
「それもありますけど・・・弱い人なんですよ、すごく。元々医者嫌いってのもあるし。心の成長が途中で止まってしまったような人やから。重い現実は受け止められへんのです。目の前に確かに見せ付けられても、いやいやをするような感じで、絶対認められないと思います。お父さんには心配これ以上掛けられないし、だから自分の事は自分でやるしかないんですよ。まぁ・・・否が応でも、3ヶ月以上入院しなあかんってなったらバレるんですけどね」
P.T.とはかなり打ち解けてきているので「父」や「母」のように改まった言い方をすることもあるが、「お父さん」「お母さん」という言い方をすることも増えた。さすがに家で言っている「親父っち」「おかん」という言い方はしないけれど・笑
3日に1度は用がなくても掛けてくるから・・・の一言は飲み込んだ。
それはただのグチだ。
『お父さんは(障がいを)肯定的に受け止めてはんのよね?』
「少なくとも私の前では。でもやっぱり当時の対応とか腑に落ちひんと思ってしこりを残しているとこはあると思う」
しかし、私の前では肯定的にいてくれたから、私は卑屈にならずに生きてこれたのだ。
「本人は私の知らんとこで苦悩してるんかもしれませんけどね、案外子どもの側は脳天気なんですよね。別に自分の持って生きてかなあかんものに対して何らマイナスの感情を持ってない。後天性のものなら嘆いたりもするやろうけど、物心ついたときから、これが自分やしねぇ。(一応私の場合も後天性ではあるのだけど)」
「こう言うと、意外に思う人が多いんですけどね、私別に治ってほしいとは思ってないんです。これも含めて自分やから、なんかアイデンティティの一部ってかそんな感じで。たとえば誰か、どんな願いでも叶えられる人に何かをお願いするとか、とてつもなく神の手を持つ医者がおったとしても『治して』とは言わへん・・かなぁ。なくなったら自分じゃないから。今以上に悪くならなければいい。欲を張るなら、一番状態がよかった6年生の頃のコンディションに戻れたらいいかなw」
『よくそこまで、受け容れられてるよねぇ』
そうかなぁ。癒し系P.T.の大学生クランケ(最近顔を合わせれば喋っている)もだいたい同じ事考えてんじゃないかなぁ。
ふと、私の頭の前方にいる癒し系P.T.に意識を集中した。
今の話、聞こえてたかな。別に聞こえてたら何ってもんでもないけれど。
自分の考えをちょっと知ってもらいたい・・・なんて願望もある。あわよくば共感してほしかったり。。
癒し系P.T.の治療のスタンスがどういうものか私にはまだよくわからないから何とも言えないけれど、もし、
<治せないけれど、出来るだけ完治に近い状態に持っていく>ところにあるのだとすれば、私はそんな思いをバッサリ斬り捨てるクランケなことだろう。
だって、「治らなくてもいい」って言い切ってるんだもんな・・・
私の発言が彼の士気を下げるものでない事を祈るばかり。
そして今週末。 そのP.T.は公休日だった。
もう切り離している筈なのに、落胆したのをはっきり自覚した。
呆れて自分に苦笑する。
その仕事への情熱を、クランケとして静かに心の支えにし、生きる。
そう強く思った筈なのに、自覚した感情は「落胆」ともうひとつ。
寂しさ。。
さて、これは尊敬の範疇におさまってくれるものでしょうか。
我ながらわからない。
そして厄介。 「動揺」 完。

i Tunesの中に取り込んだまま、しばらく存在さえ忘れていた1枚だった。
112「Hot & Wet」
その中の「Slip Away」
イントロからピアノの旋律にメンバーの声が映える

涙を、その旋律のせいにして私は少し落ち着きを取り戻す。
でも、
だれかに
となりに
いてほしい。。。
「動揺」続編。






私は担当のP.T.に自分が知りえる限りの事実を話した。
未熟児だったことから、そこでの病院の対応、今までの経緯。。
オペの話を未だに両親にはしていないことをP.T.は不思議がっているようだった。
『そういえば、夜間装具を購入するかしないかの話になったときも親に言わないで自分で買うから就職するまで待ってって言ってはったよねぇ?話せないのはやっぱりお母さんが否定的やから?』
「それもありますけど・・・弱い人なんですよ、すごく。元々医者嫌いってのもあるし。心の成長が途中で止まってしまったような人やから。重い現実は受け止められへんのです。目の前に確かに見せ付けられても、いやいやをするような感じで、絶対認められないと思います。お父さんには心配これ以上掛けられないし、だから自分の事は自分でやるしかないんですよ。まぁ・・・否が応でも、3ヶ月以上入院しなあかんってなったらバレるんですけどね」
P.T.とはかなり打ち解けてきているので「父」や「母」のように改まった言い方をすることもあるが、「お父さん」「お母さん」という言い方をすることも増えた。さすがに家で言っている「親父っち」「おかん」という言い方はしないけれど・笑
3日に1度は用がなくても掛けてくるから・・・の一言は飲み込んだ。
それはただのグチだ。
『お父さんは(障がいを)肯定的に受け止めてはんのよね?』
「少なくとも私の前では。でもやっぱり当時の対応とか腑に落ちひんと思ってしこりを残しているとこはあると思う」
しかし、私の前では肯定的にいてくれたから、私は卑屈にならずに生きてこれたのだ。
「本人は私の知らんとこで苦悩してるんかもしれませんけどね、案外子どもの側は脳天気なんですよね。別に自分の持って生きてかなあかんものに対して何らマイナスの感情を持ってない。後天性のものなら嘆いたりもするやろうけど、物心ついたときから、これが自分やしねぇ。(一応私の場合も後天性ではあるのだけど)」
「こう言うと、意外に思う人が多いんですけどね、私別に治ってほしいとは思ってないんです。これも含めて自分やから、なんかアイデンティティの一部ってかそんな感じで。たとえば誰か、どんな願いでも叶えられる人に何かをお願いするとか、とてつもなく神の手を持つ医者がおったとしても『治して』とは言わへん・・かなぁ。なくなったら自分じゃないから。今以上に悪くならなければいい。欲を張るなら、一番状態がよかった6年生の頃のコンディションに戻れたらいいかなw」
『よくそこまで、受け容れられてるよねぇ』
そうかなぁ。癒し系P.T.の大学生クランケ(最近顔を合わせれば喋っている)もだいたい同じ事考えてんじゃないかなぁ。
ふと、私の頭の前方にいる癒し系P.T.に意識を集中した。
今の話、聞こえてたかな。別に聞こえてたら何ってもんでもないけれど。
自分の考えをちょっと知ってもらいたい・・・なんて願望もある。あわよくば共感してほしかったり。。
癒し系P.T.の治療のスタンスがどういうものか私にはまだよくわからないから何とも言えないけれど、もし、
<治せないけれど、出来るだけ完治に近い状態に持っていく>ところにあるのだとすれば、私はそんな思いをバッサリ斬り捨てるクランケなことだろう。
だって、「治らなくてもいい」って言い切ってるんだもんな・・・

私の発言が彼の士気を下げるものでない事を祈るばかり。
そして今週末。 そのP.T.は公休日だった。
もう切り離している筈なのに、落胆したのをはっきり自覚した。
呆れて自分に苦笑する。
その仕事への情熱を、クランケとして静かに心の支えにし、生きる。
そう強く思った筈なのに、自覚した感情は「落胆」ともうひとつ。
寂しさ。。
さて、これは尊敬の範疇におさまってくれるものでしょうか。
我ながらわからない。
そして厄介。 「動揺」 完。
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CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw
詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。
夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;
このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪
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