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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

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Life

人の心って儚いな、と思う。
弱いんでも、脆いんでもなく、儚い。


地元の同級生と久しぶりに連絡が取れたと思ったら、自殺未遂をして実家に強制送還されていた

原因は詳しくは知らないけれど、どうも彼氏と別れたショックから・・・のようだ。

今は大阪の彼女のマンションに一時帰宅しているが、毎日のように不眠を訴えるつぶやきをし、時には『助からないほうがよかった』ということもあって、精神状態は不安定。非常に心配。

今の彼女の状態なら、ふっとまた影が彼女を覆ったとき、同じことを繰り返すおそれがある。
私が親なら、絶対に実家に引き止めておくか、一緒に大阪まで付いていくだろう。

会社の方は病休を使っているようだから、土日など少しでも気を紛らわせてあげられるようにお茶やご飯に誘えばいいのだろうけど、もう7年近く会っていないし、彼氏のことも詳しくは知らないから、私ごときが誘っておこがましく話を聞いていいんだろうか・・・とも思う。


眠れないのなら眠剤を、気持ちが沈んで絶望に浸るなら安定剤を飲めばいいけれど、彼女の場合、少しでも油断すれば服用量を間違う可能性だって無きにしもあらず。 安易にすすめられない。


でもまだ、つぶやくくらいの余力が残っていれば、そう言っているうちは実行しないと思うけどね。

そう言って、誰かに止めてほしいのだ。
そして自分がまだ誰かに必要とされているのを確かめたいのだ。
特に恋人と別れるなんていう、自分の存在を見てくれていたはずの人が離れる経験をした後なら尚更。

本当にこわいのは何もそういうアクションがなくなって、周りが彼女が何を考えているのかわからなくなったとき。



少し線の細い子だな、っていう印象は当時もあったけれど、しっかりした子だし細身でスタイルもよくて、顔も昔からきれいだった。 ちょっと強気な表情が印象的だった『かわいい』というより『美人』という形容が似合う子。

だから、人生におけるちょっとした失敗で、自分の命を絶とうとするタイプだとは思わず驚いた。

人って本当にわからない。


どちらかと言えば、『私と別れた男に女を見る目がないのよ』的に考えそうな子だし、そう言っても厭味にはならないくらいの美人だ。中身もそんな悪い子ではない。 性格が合うか合わないかの問題だろう。人間的には良い子だし。


恋愛ってほんまに、自分の努力だけでは完結しないし解決もしないからね

相手の気持ちも絡んでくるやん。
しかも人間関係と違って、その子が良い子か悪い子かとかだけではかられへん。

どんなに性格が良くて、顔も良くても惹かれない場合だってあるし。
理屈抜きな事も多いでしょ。

タイミングもあるやん。 
あーあともうちょっと早く告ってくれたら付き合ったのにみたいな。(私コレ言われたことある)
これはほんま悔しいで。ちょっと早く言ってたら彼女なれたんか!みたいなな。



第3者の目から見たら、男なんて星の数ほどいるし、
だって、理論上は生物はオスの方が往々にして弱いから、いっぱい生まれてくるはずなのよ
クラスの男女比見たって、男子のが若干多いクラスが多いし。
三毛猫にオスがほとんどいないってのも、オスが弱い証拠でしょ。

なんや比較対象違うやんって思った方、敢えてそこには触れん方向で行こ(さりげに誘導)

そんなんあんたと別れるなんて、あんたの魅力に気がつかない、その程度の男やねんから、次もっとええ男探したらええねんって。


友だちとして励ます言葉なら、いくつでも出せる。

でも彼女が今求めているのは、そんな安っぽい励ましではないだろう。こればっかりは本当に癒えるのは時間に任すしかない。

だって二人がどういう時間を共に過ごしてきたかなんて他人が知る由もないもの。
知らないのに軽々しく、『はよ切り替えて次いこやー』『よかったら合コンのセッティングするしー』とか『他にもええ男いっぱいおるって』
なんてのは、他人事でしかないんだろうな。


私も今、兄ちゃんに『あんたは俺にとって、タダの客やわ~』なんて言われようもんなら、しばらくダダ凹みなんは想像に難くないし。


万葉集の時代から取り上げられるほど、男と女は奥が深いし、ややこしい。
だから張り合いも出るし、精神的に疲労もし易い。

陰にも陽にもどちらにも、莫大なエネルギーを使わせる。
そうまでして面倒な事をせんと子孫を残せないのか、人間は・・って思うけど、面倒やからこそ素敵でもあって・・・

あひみての のちのこころにくらぶれば~ むかしはものをおもはざりけり とかね。
(実はおばあちゃんの影響で昔は百人一首をほぼ空覚え。今はだいぶ忘れたけどw 学校の大会では毎年5位以内に入ってた)

かけじやそでのぬれもこそすれ・・・とか切ないっすよぉ(でもこれって恋の歌だっけ??)



でも、たとえどれ程傷ついても絶対自分の命は絶ったらあかんよね。

もう少し彼女が周りの忠告を受け入れられる状態になったら是非言いたい。

一旦捨てようと思って、捨てた命が、助かったのだ。
それはまだ『死んではいけない、生きろ』ということなのだ。 手当てが早かったから、医者の処置が的確だったから・・ではない。生きているのは、まだその人が現世でしなあかんことがきっとあるから。
だから生かされた。
宗教的な意味ではなくてね、やっぱり命はある以上『生かされてる』んやと思う。

生死の境を彷徨うような経験をした人は特にそういう風に思う傾向が強いと思う。



そこで死んでもいいような命なら、とっくに持っていかれてるしね。


だから辛くても絶対生きて欲しい。 どんだけそれが彼女にとって苦行でも。
それが彼女の義務だ。


元々素敵な人だから、これを乗り越えて、またこれからの人生を切り開いていってほしいなぁ。

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『鳴らない電話』

金曜ロードショーで、『エヴァンゲリオン』やってたでしょう。 

金曜は久々に朝からごっつい神経遣って、しかも絶賛色ボケ中のせいでなかなか寝れないわで、めっちゃ疲れた&眠くて 20時前には寝てしまったんだけど、思春期の頃社会現象になったアニメの映画版だし、そんな真剣に見るほどこれに熱を入れてもないけれど、とりあえず・・・と録画しておいて・・・


さっき見たんだけどね。


結論: 消化に悪い。笑

今日の晩御飯、超食欲そそられるメニューやったはずやねんで

麦ごはん・豚しゃぶ(with野菜onごまドレ←onの使用法違うw)・かぼちゃサラダ

私の好きなものばっかりやでちなみに豚しゃぶは、豚肉シリコンスチーマーで蒸したから余分なカロリー落ちてんで


半分も食べられへんかったで・・・



あれ、90年代後半に社会現象にまでなりましたねw

でも大人の世代でハマってるのはオタクさん層ってイメージがあった。違ったらごめんなさい

私がちょうど中学生くらいの頃かなぁ。

私は当時声優になりたくて、

そう、小学校から中3までは声優になる!と思って疑わなかった子なのよ
どこでどう間違えたんか中学校の先生とかしてるけど(むしろこっちが正解)笑


当時は林原めぐみさんが神だと思ってたから、(今もすごい声優さんに代わりはないけれど)
綾波役で声入れてはるから一応観てたねんな。


今も昔も『使徒って何やねんオイ』やし、

ってかむしろ、なんで襲ってくんのんって話やん。 ってか生命の危険を曝してまで、ロボットに乗って戦う意味あるんとか。(それ言っちゃ番組全否定)
しかもしかも、対決してて家とか車とか吹っ飛んでんのに誰もパニクってへんし
しかも非常事態宣言みたいなんちょくちょく出る割に、街はゴーストタウンじゃね?とか・笑

時代設定は近未来な筈なのに、ケータイの機種とかごっつう古めかしいし

カセットのウオークマンとか今そんなん化石よ


たぶん私がギモンに思ってることとか、ツッコんでることへの理由はすべて劇中で語られてるんだろうけど、真剣に見てないからわからん。
だって真剣に聞いてもわからんねんもん。。笑

とりあえずよ、
シンジくんが、化石のウオークマンを持ち歩いてる理由はわかったわ。(そこだけ?)


相変わらず、紺色の髪をしたおねーさん(名前覚えてないぞ・・)の飲みっぷりはよかったしw
(絶対エビスなんよな、あのねーさん)
よくわからんペンギンは相変わらず入浴して、オヤジのように首からタオルぶらくって、酒飲んどったしな・笑

ってか、ペンギンの分際で、エビスなんか飲むなよと思わへん??笑
ここぜったい私言いたかってんて笑  海遊館のペンギンかてイワシで我慢してるちゅーねん。。

私らこないだ、旅行行ってもう7年ぶりにエビス飲んだしな(細かい年齢の計算はせんで下さい)
それも贅沢してエビス買ったんじゃなくて、ナゼか私の好きなキリンラガーを差し置いてエビスが10円安かってんw あのセブイレ絶対価格設定おかしいわ。


でもってシンジくんは相変わらず女々しかったし。


うーーーん、でもあれは、90年代やったからこそ社会現象になった気がする。
なんか改めて観てたら、色々考えさせられるわ。


まずね、映像描写がグロすぎじゃない?血ブアァーーーー出てるやん。あれ、ほんま消化に悪い。アニメでも。

大人が顔をしかめるのがわかったわ、今。


でもなんでなんやろう。思春期の頃って、ああいう映像をグロいとすら感じなかった。


思春期の頃って痛みの感覚鈍ってんのかな~??


だってもし自分の子どもがあんなアニメを平気で見とったら、「この子大丈夫かな思春期外来連れて行こうかな」って思っちゃうと思う!

でもそんな私でも当時は平気で見てた。これってなんでなんやろな。


テーマも重いし。
友だちが使徒になっちゃう・・・とかさぁ。 殺さなきゃ自分が殺されちゃうとかさぁ。もっと平和的な解決ないのコレ。

しかもBGMが『♪いーつの日も♪』とか『♪いまーわたしのー♪』とかで、しかも素人が歌ってるっぽく見せてる歌声でその素朴さが逆に重さに拍車を掛けてるっていうね・・・

色んな意味でスゴい映画ですわ。。。


まるで、第2次大戦中の特攻隊みたいやな・・・ってふと思った。しかも中に乗ってるエヴァのパイロットって、10代のまだまだこれからな子達やん。

大人のエゴで国の安全のために戦わされるっつうのが、特攻隊とカブるよね。
もしかしたら、そんなメッセージ性も含んでるんかもしれないなぁ・・・と思ったり。


中学ん時から、シンジくんは女々しい女々しいと思い続けてきたけれど、確かに女々しいけれど、でもあんなんさせられたら逃げたくもなるわな。

『逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ』とか言うてる間に私やったらダッシュで走るわ・笑(結構覚えてるもんやな)


これもちょっと戦争神経症と似てない?PTSDみたいな。

戦争に対する、平和に対する、何かメッセージを込められてるような気が、改めて観て、した。


当時はバイキンマンと戦うアンパンマン的なノリで(それはちょっと軽すぎ)観てたけど。。


これを観て、痛みのわからない頭の弱い子ちゃんになるか、色々考える子になるかは、その子のポテンシャル?それとも育て方?


うーーーむ。。


とりあえず、食欲は湧かないよね。


これ観て、塩ラーメン&ご飯2杯としょうが焼きなんて食べてた中学時代の私がこわいわ

I Believe in U

・・・昨日自分が書いた日記を見て、つくづく自分に嫌気が差した。

自己嫌悪って、たぶん正しい使い方はこういう時よ。



【自己嫌悪】・・・自分で自分がいやになること   「広辞苑」より。


国民的辞書は何とまぁわかりやすいw(感心してる場合か)



臆病も度が過ぎるとタダの嫌な奴だ。
いっそ、消してしまおうかと思ったけど置いておくことにした。

人間って自分の都合の悪いことから順に忘れていくものだもん。何かしら考えていたことを残しておくって便利だ。いいか悪いかは別にしてね。

よくお年寄りが、昔の記憶ほど鮮明に覚えていて、近くなるほど忘れてしまうってあるやん。

あれってやっぱり脅威の自然のメカニズムだと思う。
(脅威って変換しようとしたら『教委』って出てきた職業病おつ!苦笑)


やっぱり人間て、自分が良かった頃のことを覚えてたいんだろうな、・・・と。

お年寄りにとっては最近の、『やれ膝が悪い』だの『やれヘルニアがどーの』だの『●●さんとこに3人目の孫が出来た』だの(これはめでたい話だが)『××さんの血圧が高い』だの、『嫁の態度が気に食わない』だの、『若い研修医がイケメン』だの(関係ない)・・・

そんな事よりも、若かった頃や働き盛りだった頃のキラキラした時代を覚えておく方が心にも絶対良い。


きっと私が年寄りになって鮮明に覚えている記憶は、大学時代なんだろうな・・・と思う。
私の黄金時代だったから。


皆様、私が80を過ぎて『チョムスキーの生成文法がどーの』やら『ミッキーさんの隣の席を今日こそGETする』やら言い出したら、もの忘れ外来直行です・・・笑


まぁ、話はそれたけど、ブログって案外いいのよね。備忘録には。

元々は、誰にも言えない気持ちを吐き出すために始めたブログだけれども、最近はいえない気持ちのはけ口という意図よりは、誰かに伝えたいと思って書くことも増えてきたし、単に文章作成欲からの自己満だったりもするけれどww

何よりここにしか吐き出せないと言う事もちょっと減ってきた。

昔の私の日記を読み返すとすごく面白い。(「funny」ではなく「interesting」の要素で)
元々、小説チックな文体で書かれているものも多いけど、素になって関西弁で書いている文もたくさんあったし、キャンパスライフを存分に楽しんでいた様子がわかる。

そんな時代があったことを普段は思い出そうともしなくなるから、こうして留めておくのはいいことだ。


前言撤回(できるように努力する)

こわいけれども、自分の直感を信じたい。

私の事を(どういう意味でか知らないけれど)気にかけてくれる、そのあったかさを信じてみたい。


こわいけれども、これで受け止められたなら、私はまたひとつ、人を深く信用できるようになると思うのだ。


終わりの理由を探す症候群

Think about the wall of over 25 その

ふと、もうあと半年もしないうちに26歳になるのか・・・と考えて、

(26かぁ・・・26なぁ。。『ええ年』やんなぁ・・・)なんて改めて思って(というか気付いて)

気分的にすっかり重ーーーーーーくなってしまったあはは



・・・つづきはこちら

パズル

心の中の躍動する感情。
跳ね回る気持ち。

それらを目に見えるカタチで紡いできた筈なのに・・・
適切な言葉が見当たらない。


種類で区切ることの出来ない感情たちを、限りある言葉で表現しようとすること自体、傲慢なことなのかもしれないけれど。。

今まではそうやって、暴れまわる思いたちをうまく外に出していたのに・・・


やっぱり、忙しい毎日のせい?
積み重なるストレスのせい?


裏の顔は詩人ですwなんて言いながら、自分の思いの1つさえ掬い上げることが出来ていない。


・・・つづきはこちら

冷静と情熱のあいだ

けたたましいベルが朝の訪れを知らせる。

そっか。今日から仕事やったゎ・・・

目覚ましの音でそれを知るなんて、社会人としてどうよってなツッコミはご容赦願いたい・笑
ついでに今日のタイトルも思いっきりパクりやんけっていうツッコミもなしで・笑

         

大阪府では、夏の間に自分の好きな日程で5日間の休暇を取ることができる。これがいわゆる『お盆休み』の代わりとなり、夏期特別休暇と呼ばれている。

私はいつもお盆前後の月~金の5日間を夏休として取り、前後の土日も引っ付けて9連休にするwというセコい()休みの取り方をしていた。


てなわけで、ほぼ10日ぶりの出勤。休みボケを引きずって体はダルいし、気分も重いことこの上ない。

有給を取れと、悪魔は囁くが、今日はそうは行かない。
生徒会の行事の準備のために仕事が山ほど待っていた。 自分1人で解決する仕事なら時間休でも取ってゆるりと出勤したいところだけれど、生徒会のかわいいかわいい奴ら(笑)が待っている遅れるわけにはいかない。


朝から超テンションが高い生徒会の面々。いつもは冷静で淡々と仕事を進める会長でさえ、長い休みの中、たまに出てくるとテンションがおかしい

そんな彼らに容赦なくツッコみを入れつつ、時には適当にあしらい、時には意図的に無視(いちいち応じていると彼らのすべきことがいつまで経っても終わらない・笑)して、作業をせかしている間に、時間はあっという間に過ぎていく。


一息ついて、お弁当を頬張りつつ、気持ちは急いていた。
早く夕方にならないかなぁ。終業時間が来ないかなぁ。。

単に仕事を早く終えて帰りたいという単純な理由じゃない。


いや、それよりもっと単純な理由かもしれない

・・・つづきはこちら

帰省物語2011 その2

全然関係ない話だけど、ウチのマンションの角部屋のキレイなお姉さんも、実は学校の先生なのではないかと思う。
いつもは私と出る時間が同じなのに、休みに入ってからは30分近く遅い出勤だ。

もしかして、もしかするよね 


     


私は家の中を見回し、言った。

「これ、掃除したん?」

『したよぉ。ほら、この辺とかキレイでしょう』

どこが!?といいそうになるのを必死でこらえ、「全然」と返した(おんなじや)笑


熱を持った熱い玄関扉。鉄製なので、猛暑の日には膨張してなかなか鍵が閉まらないこともある。

ざらざらした砂壁、古びた畳、主のいなくなって久しい水槽、母の嫁入り道具のタンス、使われてないデスクトップのPC、反抗期に散々私がぶち破った襖。

それらはいつもひっそりとそこにある。

確かに母の言うとおり、部屋の中央部は何もないこざっぱりとした状態が保たれているが、四方にはいるのかいらないのか判別のつかないものまで、ありとあらゆるものが置いてある。

(単に散らかってたモノを周囲によじめただけやろ)

母曰く『どれを捨てていいのかわからない』らしい。やっぱりADHDもちょっとあるのかな~。
ってか私の眼から見れば、要る物なんて3分の1くらいで後はガラクタだけど。
でも勝手に捨てると怒るからなー


ここに来ると、私はいつも、ここでは安心して暮らせない・・・と思ってしまう。
単にあらゆるものが古いとか、家が狭いとか、そういう物理的問題でなくて・・・ね。


ひっそりと存在する数々のものが、常に私を世界の端へ追い込もうとするのだ。
今はまだ大阪に自分の城があるからいい。

けれど、過去は・・・帰る場所がここしかなかった過去の私の心細さが一体彼らにわかるだろうか。


「ここでは、この人たちでは私を守ってくれない」

というか、守れない。 本能的なレベルで、私は幼い頃からそれを理解していた。親に心を預けたことなど一度もない。
自分のことは自分で守らなければ、ダメだった。

常に心の糸を張りっぱなしの幼少時代。


今、見回せばTV、冷蔵庫、電話機、炊飯器、父の髭剃り、トースター、ノートPC、プリンタ・・・そのいずれもが、私の学生時代のバイト代であったり、給料であったりボーナスで買ったものだった。

正直、自分の生活さえ自分で完結させられない彼らが時々重荷になる。
駆け出しの社会人が援助をして、ようやく人並みのその中の底辺の暮らしが出来る両親。


私は彼らに守ってもらうことのないまま、彼らを守る立場になっていた。

言ってもはじまらない思いが、生まれては消えていく。


いつもここに来ると心細い。
お金がないのは構わないけれど、精神的に『ここにいれば大丈夫』みたいな場所を彼らに提供して欲しかったが、それは叶わなかった。
彼らといても、私の不安は募るばかり。安心して笑ったり、ご飯を食べたりできないんだよ。


冬のボーナスが出たら、洗濯機だな・・・今度こそ全自動にしてやる。
ぼんやりとそんな事を考えながら、恒例のマット類徹底洗濯をする。


1日足りとも隙間を空けず、スケジュールを入れまくった。
父はたまには家でのんびりしろよ、お前も忙しいやっちゃな。と言ったが、のんびりなんてここではできない。

そして帰ってきては、洗濯をしたり、料理の下ごしらえをしたり、溜まっていた出来事をブログにする作業が続いた。
睡眠時間はたっぷりすぎるほど取っているのに、疲れは一向に抜けない。


最終日。

私の前に出された実家最後の食事は、黒ずんだ卵焼きと、おにぎり1つ。

「この色は何?」

『お醤油入れすぎたのよ。色は悪いけど、味は食べてみなわからんし』

わかる!この色からして絶対からい


昔はお吸い物とか、味噌汁を上手に作った。
他の料理は昔からイマイチだったけど、それでも麻婆豆腐とか、トンカツとか筑前煮とか、もっと食事らしいものをだしてくれたものだ。 


もう今では何もかも私が作るほうが上になってしまった・・・


やっぱりお母さんのご飯はおいしいわぁ。そんな事を言ってみたい。


何よりも、あんなに長時間買い物に出かけているのに娘の栄養になりそうな食材は一切買わず、最後の最後にあり合わせの卵焼きなんて。

大事にされてる気がしない。

『帰ってこいこい』と口では言ったって、彼女は人に何かしてあげようという気は皆無だ。


『よく帰ってきたね』  

そう言って、高価じゃなくていい。その場凌ぎで作ったものではなくて、心を込められたご飯が食べたい。


それはこの夏も変わらない。

帰省物語 2011 Summer

BGMはやっぱコレでしょ(ベタすぎ)





14~18まで、教頭曰く『秘境』に帰省しておりましたw

相棒のサボテン野郎(とか言うとしばかれるかな)『ぼーちゃん』をペットボトルホルダーにおさめ、(ちょうど入るサイズやねん)
今回は例のお兄さんがくれた言葉も心の拠り所にして、一路実家へ。


自分の家の近くには、阪神高速のICもNEXCOの高速道路のICもあるけれど・・・ガソスタに寄ったので、勤務先から程近いICから。
まぁこっちから行くほうが値段が少々安いねんけどなww


空港へ向かう方と故郷へ向かう方のJCTを越えたあたりで、重大なことに気付く。


あ。。
お酒持ってくるん忘れた


オヤジにしーーばーーかーーれーーるーー るっ


何を差し置いても持ってこなければならなかった、旅行土産の近江の地酒。


やってもたーーーーーー


滋賀旅、親友と行ってきたのですよww その振り返りもまた後ほどw



実家に着くなり、「おっしゃん(父)ごめんーーーーーー地酒忘れた

猫なで声を出したところで、許してくれるわけがない・笑


『お前、何が何でもそれは忘れたあかならよー(あかんよ)(私の荷物を見て)おい、ひこにゃんの饅頭とかどーでもええんよっ

確かに父にとっては、ひこにゃんの饅頭などどーでもいい・笑

「それおばあちゃんにあげるんーーーーあ、ひこにゃんって実は『ひこねのよいにゃんこ』って言うらしいでぇ」

と逸らしてみるが、すっかり拗ねてしまったおっさんは、『わい(俺)の酒ーー飲みたかったなぁ』と未練たらたらである。

「甘口らしいで。だから冷やでクっと」(オッサンか)

『持ってこん事には「冷やでクっと」もできへんやろっ


はい、ご尤も。。笑


「あれ?おかんは?」

『昼前に出てったきり、メシも食わんと何してるか知らんけど、まだ帰ってこんわ』とオヤジっちがため息を吐く。(このとき14時)

「おやじ、ごはん食べた?」

『食ったよ』

父のご飯仕度もせずに一体どこで何をしているんだろう。

狭い町だ。行き先の検討は着く。
町で唯一のショッピングセンターか、某スーパーか、でなければふらふらお地蔵さんにお参りにでも行っているか

しかも移動手段はチャリ。時間も掛かる。

「おかんにバイク買おうか?中古なら安くてあるでしょ」

と何度か打診しているんだけど、父は『しばらく乗ってないし危ない』と乗り気ではない。

母が唯一免許を持っているのが原付なのだ。

私が小さかった頃は一緒に母のバイクに乗って、(子どもでもダメやんね?ほんまは)近所に出かけたものだ。
あの頃の母は、もっと快活で近所のお母さんたちともよく喋っていた気がする。

「あ、でも最後に乗ったん15年以上前やから、今の交通法規とか知らんか。矢印信号とかさー。あれ?原チャは2段階右折やから関係ないっけ?」

『まぁ、理屈はそうやけど・・お前このへんに二段階右折するような交差点があるか?』


・・・・・・・。。ないゎ


頑張れド田舎ーーーーー



・・・つづきはこちら

白髪の原因

*今回は、男性の方には少々気まずい内容になってるかもしれません*



・・・つづきはこちら

メガネの向こうの真剣な眼差しを、私も眼鏡越しに見守る。

『あー、好きな人いてるね

・・・・・。。

「えーーーーーー嘘ぉ怖っ



掌って、こんなに時々刻々と変化するものなのだろうか。
・・・にしても怖い。怖すぎる。。

『うーーーーん、相手のことは見えてこんし・・・結婚とかはまだわからんなぁ』

「・・・そんなん言わんといてくださいっってか、見えても怖くて聞けないですよっそんなん


地区公民館の一室に冷静な女性の声と、めぐさんの叫び声が響き渡る。

すぐ前の町教委の分室に迷惑ではないかと思ったが、教え子たちが常に出入りしているこの一室では、これくらいの声は珍しくないのか誰も咎めに来なかった。


『でも言えるのは、ここしばらくあんたのこんな線を見たことがないって事やな。』
「そうなんですめっちゃ久しぶりなんですよぉ
『やろな。本気でハマったな~。 ま、この興奮はしばらく続くで』
「やぁもうそんなん、体に毒ですよっこの歳で・笑」
『ほんまやな~。でもま、あんたは決断も早いし、自分で行動できる子やからな。中には背中を押してもらってもよう伝えん人もおるし』


1年ぶりに会う恩師。彼女は趣味で手相を見るので、機会があればこうして見てもらっているのだ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦だが、時々こうして怖いくらいに真理をついてくる。


自分の気持ちを自覚してから数日。
自分の中には到底おさめきれそうにない想いを、正直持て余していた。

もっと以前の私ならば、持て余すほどの想いですら楽しんでいたし、その中で陶酔していられたけど、もう陶酔しきってしまうほど若くはなかったし、楽しめるほどのんびりとした生活を送れているわけでもない

本当に扱うのが精一杯、っていう感じ。
だから『体に毒』っていうのも、過言ではなかった




タダの客とスタッフっていうのが、もどかしくて、苦しい。
ガソリンが減るのをじりじりと待ってじゃないと会えないのも、辛い。。
それを超えてしまいたいけれど、超えてしまうには闘わなければならない。崩れる恐怖と。
うまく超えられても、ささやかな努力を日々続けていかないと、関係は向上しない。

それに相手が、フリーだとは限らないのだ。
もしかしたら彼女がいるかもしれないし、もしかしたら奥さんがいるかもしれない。いてもおかしくない年齢だし。

それを確かめたいけれど、あからさまに「結婚してるんですか?」とか「彼女いてはるんですか?」なんて聞いたら、それはつまり「私はあなたが好きです」と言っているのと同じだ。

もし相手が私に客以上の気持ちがなかった場合、確かめたが最後、普通の客としてもいられなくなる。


何とかできひんかな~。。。


恩師の言うとおり、私は今まで好きになった人に自分の気持ちを伝えなかったことがない。
日頃空回りばかりのことも多いけれど、絶対自分の気持ちを抱えたまま不完全燃焼だと、決着をつけられないタイプだ。
心臓が口から飛び出そうになる思いを考慮しても、言わないという選択肢はなかった。
だから、途中で冷めない限り、いずれは思いを伝える日も来るだろう。


昔、誰かを好きになった頃と比べればまだ、色々と計算立てて(いい意味でね)動けるようにはなってきたけれど、それでも未だに恋愛においては、人一倍不器用な私がいる。

私の心を撫でていく数々の彼の言葉に、上手に反応できないでいるし。

あーあ。。


マーチが見守る恋の行方や、いかに。



*これからたぶん、色ボケ日記が多くなると思います。不快な方は、記事タイトル下のカテゴリを見て閲覧するか否か決めてください。色ボケ日記は大抵【恋愛】にカテゴライズされています*

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プロフィール

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非公開
自己紹介:
CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw

詩を創るのが趣味。でも最近は忙しくてなかなか創作できません。

夕暮れの空が大好きですww
良い空があれば撮り貯めてますが、キレイに撮れないのがなやみ;

このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪ 

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