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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

カテゴリー「バイト♪(終了カテゴリ)」の記事一覧

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言葉のおもさ

このところ、バイトへと向かう足取りが重い。無力感に苛まれ、それがストレスになる。
しかしそういう気分の乗らないときも、ずーーーんとしていては「先生」なんて務まらない。学生バイトだって、誰かに「先生」と呼ばれるのなら、それ相応の自覚はしなければならない。

仕事をすることが億劫だと感じる日も最近はある。そういうときは「仕事だ仕事とにかくこなせ」と自分に言い聞かせ、目の前にある物事を半ば機械的に処理する。
どんだけ気乗りしない日でも、やっぱり私にとって塾講師のバイトは重要な位置を占めている。それに私は稼がねばならない。

値上がりしたリハビリの診療代をまかなったり、最近通っている歯医者だって、なんだかんだ言ってお金を取る。サクッと一度で治療してしまえば良いものを何度にもわけるので、再診料も余計に掛かる。あのイケメン歯科医、なかなか策略家だ

なんだかんだと生活費をやりくりするにはバイトをしないわけにいかない。


でも「仕事仕事」と言い聞かせてこなしている自分がいた日には、必ずあとで少し自己嫌悪に陥る。


私にとって「仕事の一部」かもしれないその時間も、生徒たちにとっては貴重な「人生の一部」だから。そんな貴重な時間、一生懸命になる子たちに対し、「仕事」と割り切るのは良くないと思う。


久しぶりに自分を誰かに評価してもらいたくなった。「良くやってるね」と頭をなでて欲しくなった。

私の力不足が悪いんだけど、成果が見えないと不安になる。だから誰かに見ていて欲しくなる。「大丈夫。前に進んでるよ」って言って欲しくなる。


なんてワガママなの。




友達に「死ね」と平気で言える子。

何があってもそんなこと言うもんじゃないと諭す私に、「だってあんなヤツ死ねばいいもん」とまるで邪気ないかのように言う。
「死ね」という言葉の意味を、本当にわかっているのだろうか。
人が死ぬということが、どういう事かわかっているのだろうか。


おそらく彼女には理屈で言ってもダメなのだろう。身を以て理解しないと。でも核家族となっている今、人間が老いて一生を終える場面にまざまざと遭遇することもできなくなった昨今、本当に命の大切さを訴えるのは難しい。挙句の果てに「私も死ねばいい」なんてあっけらかんと言う。

ほんまに意味を理解して発言してるのか、という疑問が沸く。

「死ね」という言葉は、私が最も嫌いな言葉の一つだ。

きっと彼女は「ダルい」っていうのと同じ感覚で「死ね」という言葉を口にするんだろう。親は聞かないのだろうか。それとも聞いても注意はしないのだろうか。

私にそんなことをぺらぺらと話すくらいだから「死ね」という言葉が悪いのだと、理解できてないのかもとも思う。
でももう中学生。わからない年頃じゃない筈。。


授業を聞いていないという堂々の自己申告も憂うべき事態だが、上記のようなことはもっと深刻だ。
世の中には勉強を武器にしなくても生きる道はたくさんあるが、人と触れ合わないで生きる道はないに等しい。


そういったとき、彼女のこの性質は明らかに不利だ。


まるで言葉の通じない宇宙人に語りかけているような感覚に陥る。彼女が「悪い」と思っているなら話は早いがそうではないのだ。

お弁当を食べる友達がいないという一方で、友達はいらないという。



でもね、あなた一人では生きられないんだよ・・・


人間、所詮最後は独り・・・でも独りで生きるにも絶対に人の助けがいる。


学校の授業も聞くものとすら思っていない彼女に、時折学習障害を疑うこともあるが、それよりも情緒面でもう少し年相応になってほしいと思う。
このまま大人になれば、彼女は独りのままだ。


彼女の母親は、私の上司と面談中、あまりにも人の話を聞かない彼女をしかろうとしなかったそうだ。見兼ねた上司が彼女を叱責したら、母親もあわてて彼女に注意したという。
これだけ聞くと、叱れないお母さんという感じがするが、彼女の話だと家ではたたいて怒るんだとか。

私もたまに見兼ねて「今度したら本気で怒るよ」と彼女に告げることもある。そのとき彼女は必ず、

「どうやって(怒る)?たたく?」と尋ねるのだ。それを聞くと彼女が哀れになる。


彼女の言い方にもよるから、どの程度お母さんがたたくのかはわからないが、それにしても躾の方法として日常的にするのは不適切だ。
見た感じ、しっかりしてそうなお母さんで、躾が下手そうには見えないのだが、考えていて思った。

彼女の母親は、「良いお母さん」に見られたいのかもしれない。

さかのぼれば「良い妻」「良い娘」に。


声を荒げて叱ることが彼女の母にとって美徳ではないとされる場合、人前・・・つまり塾で叱らないでいたというのもわかる気がする。叱ってみっともないと思われはしないかと杞憂しているのかもしれない。

几帳面そうな感じのお母さんで「天真爛漫」な彼女とは真反対な印象を受ける。「良い子」になりたかったお母さんは彼女のそういう周りの目を気にせず行動できるところに、イライラするのではないか。さらにその彼女の注意力散漫を学校でも指摘され、塾でも指摘される。それで一向に勉強しようとしない彼女に当たる。


まぁこれは仮説だけど。
母にとって娘とは、血を分けた子であり、ライバルなのだ。
うちの母も普段はまるでファッションなど気にしないのに、私が大阪で買い、着て帰る服などは妙に細かく見ている。下着の色柄までどんなものを持ってかえってきたのか、洗濯するたびに細かく見ている。
で、彼女の独自の理論で、これまた批判する。言いたいだけ言わしておくけどね

まぁうちの母の場合、女性としてのライバル意識から服装に細かいのか、子どもや旦那のことはすべて把握しないと気がすまないという精神からなのか、判断がつきかねる。

うちの母は父の服装にも気を配らないので、気づけば父のたんすの引き出しは、穴の開いたアンダーシャツやパンツ、靴下しか入っていないこともある。。「穴が開いてるから新しいのを」と父も言えばいいのだが、父は言わない。穴が開いた靴下でも履いて仕事に出かける。職業柄、素足での作業は危ないからおそらく仕事中に靴を脱ぐことはないだろうが・・・つま先に鉄芯の入った安全靴を履いて出かけることもしばしばだし・・・だいたいそんなもんで保護しなきゃならんような何が足元に落ちてくるんだろうとも思うけど。

そんな父を見兼ねて、私は帰省するとまず父のたんすの引き出しをチェックする。穴の開いていない靴下が何足で、伸びていない擦り切れていないシャツやパンツが何枚あるのか。
減っているようならその分を買い足して、引き出しに入れてまた大阪に戻る・・・という具合だ。

教育実習中もシャツ&パンツ(2枚組)、靴下3足セット×2を買い足して、引き出しにいれ、大阪に戻ったところ、母から電話があり、

「お父さんとこに知らない下着や靴下がいっぱいある。誰が買ったんだろう?誰かにもろたんかな」と訝しむ。

私以外に誰が値引きされた下着や特売の靴下をプレゼントにするんだ・・・と思うが、母にはマイナスな思考しか浮かばないらしい。私が買ったと説明するまで納得しない。まぁまだレシートを見せろといわれないだけマシか


若干話はそれてしまったが、母の家族への見慣れぬ所持品のアンテナの張りようは怖い。。。



うーーーん、どういったら判ってくれるのか。。難しいナ。。。学校の授業の事はともかく、友達に「死ね」だの「消えろ」だの言うことに対しての対処は塾の業務には入らない。だから「ここまでは私の今の仕事ではない」と割り切ろうと思えばそうすることも可能だ。
でも、わかっていながら何もしないのは彼女のためにはならないから、ついお節介かもしれなくても根気良くこちらからアプローチしてみる。しかし、彼女の心には響かない。それで悩む

今は気に入った子とだけいれば良くても、あなたは必ず社会に出ねばならない日が来て、そこではどんなに嫌だと思う人間とも付き合わねばならない。自分の内側は隠して。
その日のためになるべく早く、他人に言ってはいけないことと認識するのは必要なことだ。

何の気なしに言ったかもしれなくても、またそれで友達がひとり遠のいているかもしれない。それを本人は嫌だと思わないのだから、どう伝えれば良いのだろう。四苦八苦だ。。



死ねばいい人間なんか、この世に一人たりともいないから。あなたも。


 

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素顔

だんだんと日常を取り戻しつつある。


大学の講義に出、ゼミに出、バイトに行き、都会の喧騒に紛れ・・・・・・・・。。


3週間、朝から夕方まで休む暇もなく色んな事を学び、いう事をなかなか利かない生徒達に大声を張り上げて注意する、という日々はなかなかしんどかったが、こうして何事もなくまた元の日常に戻ってしまうと妙な違和感を感じる。


実習が始まったときは「早く大学行きたーいゼミ出たーい」ばかり言っていたのに・笑



私の居ない日常に、彼らは再び慣れ、何事もなく日々を重ねていく。


私はいつまで彼らの心の中に居られるだろう。
欲張れば、いつまでも・・・・・・・・



実習終了後初のゼミに出て、同じように実習に行って来た子らと話をしたが、やはり指導教諭との摩擦は誰にでもあるものらしい。
一人は「どうしてわかってくれないんですか」と涙したとか。皆大変ね


私は泣かなかった。あの先生の下で何かあるたびに泣いていたら涙がいくらあっても足りはしないし、泣いた時点で相手に負けを認めたことになる。それにただ単に方針が合わないというだけで、私を否定しているのでは決してないと判っているから。しごきに来る先生なら、それを楽しまねば。いかに上手に猫を被りながら自分の主張を絡ませていくか。はたまた細かな指導をしてくれない場合は、いかにしてテクニックを見つけ体得するか。


それに凹凸のない人間より、そういう人の方が接していて楽しい。



今回の実習でも、仮に「好きにしろ」と言われて、当たり障りのない忠告しかしないような無難な先生であったなら、自分の理念を見つめなおしたりもしなかっただろう。
何故、自分が大事と思うことを大事と思うのか。なんて普段は考えない。

こうして自分の指導観も日々確かになっていくんだな・・・なんて思う。



他の皆は結構指導教諭にも反論したそうで、私は少し猫を被りすぎたかな・・・と後悔・笑


でもプライドの高い先生だから、それでよかったのかもしれない。


どちらの教育方針を多くの人が支持するか、ということには関係なく、教師として積んできたキャリアの差は言うまでもない。その時間の間に積み上げてきたものを安易な言葉で崩してはいけない。



卒論の活動も本格化しそうになっている中、教採も近い。最近は教採のプレッシャーで胃薬が手放せない毎日だ。
つくづく重圧に弱いなぁ



今日、実習前に糸口が見えてきた卒論の中身の事に関して先生に意見を伺ったら、先生の見解とだいたい同じだったようで自信がもてた・・・・・・・が、帰ってからまたその別の矛盾を発見してしまう。


学問て奥が深すぎる



今日は実習後初のバイトでもあった。


今まで知らなかった生徒の素顔を見た


今まで大学も、その大学は目指すもののそこで自分が何をしたいのかがわからない、絞り込めないと言っていた。


ところが今日、学校のプレゼンでテーマに選んだという「戦国時代」に関して眼をキラキラさせて自分の知識や調べたことを語る。こんなに生き生きと自分で勉強したことを語るその子を初めて見た。
その子をよく知る同僚の講師も驚いていた。



彼女は日本史が好きで、とりわけ戦国時代に興味があると言う。キッカケはゲームだったようだが、今はもうそのキッカケを離れ、ちゃんと自ら探求している。


武将の裏話もきちんと自分で調べているし、普段歴史の表舞台で紹介される武将なら勉強する人も多いが、彼女の視点はその部下の武将にまで及ぶ。
大学教授が聞けば、泣いて喜びそうなくらい、その知識は教科書より、より深い。

これは、大学で勉強しても大成するのではないか。ほぼ直感だがそう思った。探求してそれで知識を得ることを楽しいと思えるものを専門に勉強するならば、必ず大成する。


最終的に選ぶのはあなただが、日本史を専攻することも視野に入れてはどうか、と提案した。



彼女は考えると言った。



最終的に、日本史は趣味になってしまったとしても、自分の勉強を楽しいと思えるそういう分野を見つけて欲しいと切に願う



彼女にも夢中になれる事柄があると知り、なんかすごく嬉しかった



*教育実習ダイジェストは今回はおやすみします。。

The Meaning Of

中高生は続々と中間結果が返ってくる時期になった。

数学を担当している子のテストも5教科返ってきた。


英語95点

英語が専門の私からすれば嬉しい限りこの子は普段英語は受講していないが、春休みに先取り講座を受けていた。初めはローマ字すら忘れていてまともに書けなかったことを思えば、この点数は素晴らしい


私が担当する数学は72点。まぁ・・・可もなく不可もなく・・・かな。。欲張れば80以上は獲らせたかったけど


でも他の科目を聞いて唖然とした。


国語28、社会15、理科8・・・・・・・・・



理科の点数を見た瞬間、私とチーフ「おぉぉ・・・・・・・(絶句)」



これはマズい。。中1の中間だから、全科目80は取ってほしかったなぁ・・・・


まして理科と社会なんて初めは暗記系ばかりだから、単純に勉強してるかしてないかだと思うんだけど。。あんまり机に長時間向かえない子だなとは思っていたが、、んーーーー頭が痛い


・・・どうしたものか。数学も数直線の1目盛りがいくらか・・・も何回やっても読み取れないし。。これからxやyが出てきたら尚更難しくなるし



中1からずっと担当している高校生は初め、SVOCにだいぶ苦戦していたが、特訓の甲斐あって文型のところは全問正解していた


でも「英語は追試なさそう


レベル低っ笑  前は90超えてるカモなんて言ってたのに。もっと高みを目指してください

まぁいいゎ同僚のO先生曰く「あの子はめぐさんの弟子やからなぁ」


弟子ならば、鍛えて見せよう、我が生徒(ホトトギス調で読んで下さい・笑)

Kさん覚悟してね、ぷろふぇっしょなるにしてやるぅ~~




来週から1ヶ月近く教育実習で塾には勤務できなくなるので、生徒達には色々言ってあります。大抵は「実家に用事があるから」と告げておくんですが、弟子のKさんには4年近い付き合いだし、もう高校生だし、彼女もしっかりしているし・・・というわけで実習に行くことを伝えておきました。


頑張ってこいと言われたので、パワー全開で行きます


そんなKさんは部活対抗リレーで超足の速い先輩の代わりを務めねばならなくなったらしく、

「プレッシャーやし」「陸上部に『打倒バスケ部』って言われたし」とひたすらまくし立てて帰っていきました・笑

大丈夫、走れるて



4年近くも付き合いがあると、やっぱり思いいれも強くなってしまうもの。
英検も秋には準2級に挑戦すると言っているし、微笑ましい。何より私より10cm以上低かったのが頭の位置が私と同じになり、言うことも表情もしっかりとしていく様をありありと見せられると、人の成長ってすごいなぁと思わずに居られない。







A先生に「先日の就職懇談会にご両親はいらしてましたか?スタッフに『先生のゼミ生の親御さんです』と言われて名簿を見たらめぐさんのご両親だったのでお名前をお呼びしたんだけど、個別相談に来なかったから」
と言われた。


・・・・やはり来なかったか。



去年の懇談会には自分から来なくていいと言ったが、今年はA先生が就職支援担当という事もあり「ゼミの先生も話しはるからおいでよ」と言っておいた。

出席に○をして返信したというから、来てくれるものと思っていたが。。


その朝、父に電話したらしんどそうな声だったので、父は来ないだろうと思ったが、母も電車で来ようと言う気は起こらなかったようだ。


所詮、「行く」なんてその程度かよと思ってしまった。


母と私は背負うものの大きさが違う。

この間もつい「落ちたらどうしようと欝になりそうだ」と漏らしたら、「そんな事考えるの?繊細なのねぇ~」


えぇ、貴女よりはずっとね母は自分が失敗することによって、背負うものの大きさというものに直面したことがない。母にそれを理解してもらおうなんていうのが無理な話だ。その馬鹿みたいな無神経さや脳天気さが、今は羨ましくさえある。

教採の現状も知ってもらういい機会になればと思ったが・・・。。



先生には「えぇ具合が悪かったようで・・・」と言葉を濁しておいたが、母に尋ねると「気になってたのよ~うまい事言っといてくれたのね


お~ま~え~


母も充分頑張ってくれていると思う。生存権も保証されないような生活の中で、私を大学に通わせてくれているんだから。ほんま、お金の面では欲しいものも買わず充分ガマンしてくれている。。。けれど、私はエゴではなく、私を個人として尊重しながら精神的に大事にされたいと思う。


それがないから、どこまで行っても私は独りで、基盤が脆いのだ。



他人は何かしらのメリットがないと、私の事を好いてはくれない。たとえこの先、誰か別の人と家族になったとしても、夫婦もメリットがなくなれば、紙切れ1枚で解消されてしまう脆いものだ。


私が、背伸びすることなく私のままでいることで、強くない私も脆い私も、それも認めて私と居てくれる人は、この世にいったいどれほどいるだろうか。。




今日のBGM Mario 「How Could You」


The Way You Go

塾でバイトをしていると、本当に様々な生徒がいるものだと思う。


先日から担当し始めた高3生は、お姉さんが元塾生で、私と同じ大学・学部で哲学を専攻している。学年は違うが発音マニアS先生のクラスでも同じになり、よく知っている。

姉妹で高校時代にNZに留学していたこともあり、二人とも日常会話は何不自由なく出来る。


しかし、高校時代の留学と言うのは実りも大きいがリスクも大きい。高校で習う文法事項が欠落するのだ

私の友達にもオーストラリアでの留学経験をネタに自己推薦で入ってきた子がいるけれど、時事英語のディクテーションなんかは、言っていることの意味は解るのに書き取ったスペルがまるで出鱈目だった・・・ということも往々にしてあった。


その生徒もそうで、基礎の基礎である文法事項すら解っていない。しかし留学経験のある子には「英語が話せる」という自信があるので、なかなか自分の文法能力については問題にしない。

話し言葉と書き言葉は違う・・・とつくづく思う。



その生徒は私やお姉さんと同じ、関西の某大学を狙っている。

問題は、ウチの大学の入試(特に英語)はエグい・・・ということ。。A先生が作成すれば尚更だ。
今の偏差値では、難しいだろう。。まぁまだ夏前だから、これからの努力次第で変わっていくけれど



成績は本人の意思・努力で伸びていくが、心配なのはモチベーション。


「なぜウチの大学に入りたいのか」という問いに、彼女は「親が●大にしろって言うから」と言う。じゃぁ貴女はそこでしたいことがあるのか、と聞くと「何を勉強したいのかがわからない」と言う。



本人の希望ではどちらかと言えば芸術系なのだが、親は断固反対したという。それはそうだろう。大成する可能性が狭いところよりは広いところに行ってほしいというのが親心だ。
それに正直私も、彼女が芸大や音大に行くのは反対だ。余程頑張らなければ素質開花はないだろうし、飽き性だから大成する前に「やーめた」なんてことにもなり兼ねない


でも私や彼女の姉と同じように文学部を第一志望にしている彼女だが、正直文学部での勉強は好きでないと続かない。彼女が大学に何を求めているかにも拠るんだけど・・・・。

彼女の姉は合格した際、塾の講師研修会でも講師の涙を誘う合格体験記を発表したが、彼女に聞くと、

「お姉ちゃんは『何となく』哲学専修に居るって言ってた」


・・・・少しガッカリしてしまった。。どこまでそれが本心なのかはわからないけれど、「なんとなく」って・・・悲しい


別に勉強だけが大学のすべてではない。でも卒業するときに「この大学に入ってほんまによかった」と思って社会に出て欲しい。だから、自分が一番いいと思う選択をしてほしいのだと彼女に告げた。


滑り止めは受けないという彼女。でもそれはリスクが大きすぎる。滑り止めの大学を受験することは、単に「保険」としてだけではなく、受験の雰囲気に慣れるという意味でも大いに有益である。多少受験料は掛かるが、それにも事欠くような家庭ではなさそうだし。


私は受験のとき、3校出願し、うち2校を受験した。3校目は確実に安全圏内であったが、そこの受験に至る前に今の大学から合格通知を貰った。10も20も受けている子に比べれば、金銭的負担は少なかったがそれでも受験料だけで10万近く掛かってたんだなぁと思うと、世の中カネなのか・・・なんて思うゎ苦笑


とにかくウチの大学以外の大学を詳しく知らないようだったので、知ってる大学のHPを見てみて少しでも興味があれば資料や願書を取り寄せ、よく色んな大学を知るというのを宿題の1つにした




もうひとり気に掛かるのが、今春から担当を始めた中1のYさん。

まず集中力が続かない。15分じっとしていられれば良い方。まだ立ち歩いたりすることはないのでいいのだが、あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ・・・私が少し目を離した隙にケータイをのぞいたり、授業中に「トイレいっていい?」と平気で言う。ケータイの件に関しては殊更キツく注意し、2回注意してもなおさなければ(しまわなければ)私が授業中預かるからね!と言ってある他はこっちも多少のことには目を瞑るのだが・・・親御さんや小学校での教育はどうなっているのだろうと思わずに居られない。


親御さんが余程のびのび育てたのか、勝手に本人がそう育ったのかは定かではないが、自意識過剰。自分の言う言葉と行動が一致しない。それだけならまだしも、学校で友達に「ブサイク」なんて平気で言っているようだ。
それについて私が指導すれば「友達は笑ってるから傷ついてなんかいない」と主張する。

「顔で笑って心で泣いて」って言葉をまだ知らないか・・・・・


しかもその子は机にチョークで「死ね」などと書かれることもあると言う。


・・・・・・・・・・・・いじめ。



でも今回のケースの場合、友達や周りへの対応を少し改めれば、改善の余地は充分ある。自分が悪気はなく言っている言葉でも、誰かを傷つけてしまうのだということをYさんに判ってもらわねばならない。



相手の気持ちを想像し、思いやること。いつからそれが難しくなってしまったんだろう。自分本位でしかモノを考えられない子が増えたんだろう。




なかなか癖のある生徒が、私の担当には多い。笑


明日もがんばろ

My Place

文学部の1号館、通称A棟が今春建て替えられた。


教室の作りから何からまるで違うので、たとえば新入生に「すいません、A601ってどこですか?」って訊かれても、「601やから、とりあえず6階行って探してください」としか答えられない


前の重厚ある古い1号館に、文句を言いつつも、こうして何の変哲もない普通のイマドキって感じの学舎になってしまうと何か寂しいのは、やっぱり慣れ親しんでいたんだろうな。


壊れてから、なくなってから気付くことってよくある。


昔のコの字型(?)の1号館の中庭が好きだった。それもなくなるまで気が付かなかった。


人間の思考って、なんて曖昧なんだろう。。


教室のレトロなドアノブとか、教壇の床が歴史を感じる赤色だったり。黒板があったり。新しく出来る教室は白墨が精密機械に影響を与えないようホワイトボードになる。
ホワイトボードは蛍光灯をよく反射するから、メガネを忘れた日にはとても見辛い


エレベーターが新設されたのは私にとってはすごくありがたい





昨日は、サボり癖のある生徒と対峙する日と思っていた。運よく、1:2の相方の子は用事で欠席をしていたので諭すのには都合が良かった。


生徒指導の鉄則。生徒が悪い事をして指導する場合には、職員室等の大勢の人の目に触れるところではせず、一目につかない場所で。次は特に男性教師に多いことだが、異性の生徒を指導する場合は、信頼のできる生徒と同性の先生に立ち会ってもらうのが理想。

女の子は頭もキレるから、後で「セクハラされた」なんて怒られた腹いせに言う恐れもあるからだ。

まぁ女性教師も例外ではない。悪知恵が働く子もいるし、女性教師の場合は自分自身が直接的な被害者になりうることも考えられる。


まぁ塾では常に誰かの目が行き届いているから、ここまで神経質になることはないけれど、逆に人目(他の生徒)の目に触れられないように・・・というのが極めて難しい。

どんなに悪やってる子も、人前で叱咤されるのは誰だって快く思わない。



そう言う意味で、できるだけその子の近くに人がいない状況を作りたかったし、その日は後ろのブースでもその時間授業は行われていなかったので、声を荒げなければ、聞こえるといえば教室チーフくらい。



まさに諭すには絶好の環境。


しかし、その子は5分の遅刻しただけで教室に来た。


5分でも遅刻は遅刻だが、その子にとっては劇的なことだ。いつもは授業終了15分前とかにしか来ないし。


顔を見た瞬間、「叱るのはやめだ」と思った。折角早く来た日に叱っては伸びる芽も摘み取ってしまうことになりかねない。


生徒の心を殺すも生かすも教師次第。


いつもより早く来たことをとりあえず生徒が引くほど褒めちぎった。


そして、早く来てくれて嬉しい旨を伝え、「いっつもなぁ~●●くん来るん待ってんねやからな~今か今かとさぁ~来ると思ってこーへんかったら寂しいねんで」


その一言にすべてを込めた。自分を待っている人がいる。それを知ってほしかった。受け止める大人はいるよ。


が・・・やっぱり教科書の1冊もカバンには入っていない。。


「何しにきとんじゃーーーーー」と言いたいのは山々である・笑   しかし、ここは忍耐だ。早く来た。今日はそれだけでいいじゃない


「もう~1冊は持ってきいや~。しゃあないな、何かプリント刷るわ」


そう言うと、すいません、とはにかむ。


前々から、鉛筆以外もってくることは稀だったし、その都度「辞書貸して」「なんも持ってきてへんから何か用意して」とねだるのは、もしかしたら甘えなのかもしれない。かまってほしいのかも。

いつも寂しそうな哀しそうな眼をしている子だし。親からもあまりその行動に信用されていないようだから、そうなるのも不思議ではない。

プリントの進度が遅くても、根気よく待った。一旦話し出すと、なかなか止まらない。


この子は話をちゃんと聞いてもらったって感覚が、未完成なのかもしれない。


私も同じ。今でも何か変わったことがあると人に報告してそれを聞いてほしいと思う。私が幼い頃、母は私が呼んでも背をむけたままか、片手間でしか話を聞いてくれなかった。


幼少期に自分の話をじっくり聞いてもらったという満足感を養うのは、とても大事だ。



自分の身に起きたことを誰かに話すことで共有する喜び。


私が早く結婚したいと思うのは、それかもしれない。  


母は、あれから十数年経った今も、私の話に本当に耳を傾けることはない。一方的に電話を掛けてきたかと思えば自分の言いたいことや、現代社会には合わない独自の理論をまくし立て、「そいじゃ」である。


対話ができない。虚しさ。。


おかあさん、私は貴女と話がしたい。でも貴女は自分以外の考えを受け容れようとはしない。それでは貴女は誰とも相容れない。。 そこ、わからないかなぁ。

考えが偏屈すぎ、なかなか周りに友達ができない母。でもそれは自分に原因があるとは思っていない。挙句「相容れなければ引きこもればいい」


それでは世の中、うまくいきません。


母をこのようにしたのは一体何なのだろう。


誰でも過ぎ行く時代に哀愁を感じるものではある。変わりゆくものに一握りの未練を残し、それでも人も変わってゆくから適応せねばならない。


逃げることから得られるものなんて何もない。あるとすれば一時の楽。だが、その楽は決してプラスになりはしない。


それでも「今が良ければいい」?   笑わせないで。


話は若干それてしまったが、その子もそんな私と似ているのかもしれない。


なかなか1:2だとゆっくり話に耳を傾ける余裕は生まれないから、偶然が重なってよかった。


別に私のことは「うさんくさい先生」でもいい。ただ、自分に対して心開く人に心閉ざさないでほしい。


誰かからの愛情やぬくもりは待っていても得られないもの。得られるよう、少しの努力も必要だからね。

もう少し我が儘に生きても良いと思う。周りのことなんか見てない子がほとんどの今。そんな中、人のことをよく洞察し、気持ちを考えて行動するのでつい自分の気持ちは後回しにし、しんどくなる。


そのしんどさも通ってきたから判る。でもきっと「もう少し我が儘でもいいよ」と言われてもわがままになんてなかなか生きられない、そう言う子は。


でも気持ちをよくよく考えて行動するというのは、必ず長所になる。そこにかかるしんどさを自分がどうとらえるか、その方法を今は模索してほしい。


私はただ見守る。

今日は長いので続く。。





課題

最近悩みの種になっている生徒がひとり居る。

別に特に言う事を利かないわけではない。


ただ、よくサボる・・・。わざとらしい言い訳で遅刻してくるのは茶飯事で、授業が始まってから欠席連絡なんてこともしょっちゅうある。


別に、その生徒が遅刻しても欠席しても私には実害はほとんどない。強いて言うならば、数百円のコマ給の変化だけ。

でもコマ給云々なんてほんまどうでもいい。その子がサボって私が生活できないわけではないから。
それよりも来ると思って待っている私の落胆は大きい。


何よりその子にとって良くない。


自分のために待っている人がいるという事をその子はわかっていないのかわかっていても遅刻や欠席をするのか。
私にはまだそれはわからない。


個別指導の塾とは、ある種「約束」の上で成り立っている。

何曜日の何時から来る、ではその時間に先生も待っているという「約束」。


その約束を何回も破ることになっては、その子の信頼が崩れていく。
それは塾に限らず、実際の人間関係だってそう。今はまだ塾だけだからいいかもしれないが、実際の人間関係においてそんな事が続くと、その子の評価はどんどん低くなる。


損をするのは、その子自身なのだ。


そうなるのがわかっていて見過ごすわけには行かない。

父親からの押さえつけがキツいようなので、頭ごなしにガミガミ言っても余計反発するのはわかっている。さぁて、どうするか。

厳しい親の元に生まれ、反発したい気持ちはわかる。私だってそうだったしね。でもその反動の向け方は間違っている。

特にいけないなぁと思うのが、言い訳をすること。

遅れて塾にやってきてもとりあえず「すいません」とは言うものの、そこには誠意が見られないし、その後は言い訳の嵐。


「部活で」・・・・21時を過ぎても、大会前でもないのに部活をさせるなんて通常はありえない。
「電車が遅れてね」
「人身事故で~」・・・そんなニュースなかったけど。。



すべきことをしないで自分を正当化する。何考えとんねん
今はよくても、社会に出たらそれでは通用しない。


それを教えていかねばならない。人を諭すって力が要る。



勉強の方でも、自分の中の満足度合いが低い。求めれば望めば、もっと伸びる。その能力はある。集中して勉強しているときのその眼が物語っている。
でもその7割くらいで自分が満足してしまって「この辺まででいいわ」と頑張ることをそこで諦めてしまう。可能性はたくさんあるのに勿体無い。



その辺も伝えれたらいいなと思う。


それまで作戦を練らないとな。人を「諭し」たり「叱っ」たりするのは初めてだ。



大人への信頼感も薄いように感じる。高校生の頃なんて、まだ世界が狭いから自分の身の回りにいる大人がすべてだと思いがち。例えば親や、親戚、学校の先生たち。

でも、その大人たちがすべてではない。

それはこれから多くの人に出逢う中で身を以って判っていくだろう。でもそのとき、受け容れてくれる大人を撥ね付けていては一生学べない。


その子にそうなってほしくはない。自分を見ている人間は自分の予想以上に多くいるものだと知ってくれたらいいんだけどな




私も昔はそうだった。

小学校3・4年のとき、母に「1千万円出したら、あんたを育ててくれるって人がいるんやけど、あんたどう思う?」といわれた。
そのとき私は「勝手にすれば」と言ったと思う。まだ1万円も大金だった頃(今も大金だけど・笑)1千万円という金額の現実味さえ、ピンとはこなかったが、この人は子どもをお金で売ってしまえるのかと傷ついた。

母親としては「勝手にすれば」なんて言う子どもがかわいくないと思ったのかもしれない。

今でこそ親を赦せるようになったけれど、大阪に出るまで母も周りの大人にも負の感情しか抱かずに育ってきた。


高校で尊敬すべき先生に出逢い、こんな大人もいるのかと衝撃を受け、私の理想の教師像は定まった。
40人も生徒がいて、それを何クラスも受け持っていながら、私が元気のないときには気が付くし、欠席がちだったときに、「理由のない欠席の多い者は、欠点(成績で1。これは単位として認定されない)にするぞ」と言った時も後で呼び出され「あれはお前のことじゃないから。気にしてたら悪いと思って」とわざわざ言ってくれるような先生だった。ただのクラスのひとりなのに、よく見ているんだなぁと思ったものだ。


大学に入って、A先生のような先生にも出逢ったし。先生はいつの日も「頑張れ」とは言わない。「頑張っている」と言う。でも、そう認めてもらえることで、もっと頑張ろうと思うから不思議だ。


自分がすべきことをしていれば、認めてくれる、見てくれている大人はいるものだ。それがたとえ少なくたっていいじゃない。ひとりでもそんな人がいれば、頑張れるよ。



私も生徒にとってそんな存在である先生になりたい



その子と向き合うために今は鋭気を養っておかなければ。
きっと押さえつけられてきた分、不満もあるに違いない。諭すだけではなく、そこにも耳を傾けなければ、私のことも信用してもらえない。

頑張るぞ


怒涛の日々の始まり

学校が休みに入り、息つく暇もなく始まるのが、



冬期講習。。



受験にいちばん近い講習ということもあり、みんな必死だし、何しろ9コマ単位なので生徒も講師も大変なのだ。
今回講師不足が顕著で、他の教室から先生を借りたり・・・なんてことが日常的に行われている。

私も普段は1日4コマと、まぁまぁな勤務体制(でも約6時間塾にいっぱなし)なのだが、特に講師が足りなくなる30日は連続7コマ、時間にして約12時間塾に篭る。今から一抹の不安である。
途中1コマ休憩が入るものの、昼ごはんどうしよう・・・教室の間取り上、生徒に見られずにご飯を食べることは不可能なので、どうしても外食せざるを得ないかも


9限目の1:1の癒しは、昨日の突然のレギュラー生徒変更によりなくなり。。結局、ヘミングウェイの「日はまた昇る」の原書を平易な単語に置き換えたものを予定してたんやけど、する事はなさそうですお正月に自分で読もう~


その生徒の変わりに担当する事になった生徒は関学志望なんやけど、過去問がエグぃ・・・・

関学って、こんな難しい英語出してたっけ?と思わず目を疑った。。


久々にガッツリ予習して授業に挑むことになりました入試の英文って、もっと面白い内容にでけへんのかなー?まぁ文法問題とかの関係上、なかなかうまくは行かないやろうけど。。


その関学志望の生徒、最近私によく似ているなと感じる。


まず「病みやすい」とその生徒自身言っているし、完璧主義、なのに結果オーライでそこに至るプロセスは結構適当・笑  ついでに、確か血液型も一緒やった気がする。。


彼女を見ていると、自分の良くない部分が投影されハっとすることがある。


受験を前に、過剰なほど神経質になっている彼女。何にでも完璧を追い求め、その姿は時折他の人から見たら、若干窮屈に感じてしまうんじゃないか、と思う。でもそういう部分は私にもあり、私もまた時に他人に窮屈な思いをさせているかもしれないのだ。


彼女を見ていると、自分を客観的に分析できる。なかなか自分の持って生まれた性質を急に変えることは難しいが、私ももっと、いい意味でゆるく生きられるようになりたい。結構自分自身をも追い詰めていたりするから。


月曜日も過敏性に襲われ、午前中はあまりの痛みに熊のようにうなっていた。今回正露丸は意地でも飲まなかったものの、トイレで危うくぶっ倒れるところだった

最近自分ではストレスは溜まっていないつもりだったけど、やっぱり何かあるんかな・・・。とにかく冬期前に大きい波がきたので冬期中は心配なさそうだけど


とんかつなんて食べる気も起こらず、今日も朝からいそいそと作っていたのは豚大根

どうも今回、腸の問題に加えて胃も調子が悪いらしく、消化不良なのだ。食後に酵母菌の入ったサプリを摂りながら毎日頑張ってマス





今年のクリスマスも結局バイトで、帰りにコンビニでクリスマス用のケーキを買って帰って、一人で食べました
顔見知りの店員サンの「お疲れ様です」という言葉が嬉しかった。


「帰る家」ほしいなー「おかえり」と言われ、部屋はきちんとあったまっていて、おいしいご飯なんか出来てたら最高なんやけどな・・・。いや、そこまで望まない。「おかえり」と言ってくれ、その日あったことをただ聞いてくれる人が居ればいい。

家から漏れてくる匂いで「あ、今日はカレーや」・・・なんてのが憧れだったりする。

私の家は、帰る場所としては存在していても、その中での家庭的な営みは完全に機能不全だった。


精神的にすっかり自律してしまった今も尚、子どもの私が心の奥深くのどこかに棲み、与えられなかったものを求めて手を伸ばしていて、大人になってしまった私は、それを横目に見てみない振りをする。


案外、インスタントな愛情や安心感などというものはたやすく手に入るのかもしれない。---そう、ビリージョエルの歌のように。


でもそれは所詮インスタントなものに過ぎず、本物には叶わないだろう、きっと永遠に。


久しぶりに「甘えたい症候群」に陥っています。。別に今はそんなにひどく病んでいるわけじゃないけど、なんかこう欠けた一部を求めるように彷徨っているのかも。


休みになった今はもう、落ちそうになる度、記憶の中のミッキーさんを頼りにテンションを保っている。

ほんまはあかんねんけどね、こういうの。
でもやっぱ私は月のような人間だと思う。自ら光を出すのはとても難しい。人間って誰しもそうなんじゃないかな。誰かによって認められるから、自身を認められるし、誰かに優しくされるから優しく出来る。

誰しも誰かにとっての太陽であり、誰しもひとりではただの月に過ぎない。

パラドクス&成果☆

生徒の模試の点数が20点上がった嬉しいのと同時に、少しほっとするというのが本音。

正直、受験生を担当すると胃の痛い日々である(まぁこれはあくまでたとえだけれども・・・)生徒の人生の方向性のひとつが我々に懸っていると言っても過言じゃないから。

勿論、受験が英語だけで決まるわけじゃない。国語もあれば社会もあるし、数学だって理科だってある。
でも自分が英語を担当したからには、確実に伸ばしてやらなければならない義務がある。

楽しいだけではない、この仕事。それでも今日みたいに、

「自己採点したら過去最高~」なんていう言葉があると、もう胃がいたいのも何もかも忘れてしまえる。


応援で行ってるS教室も早いもので半年を過ぎた。こちらは週に1コマしか行かないので、いまだに担当の生徒以外は、

(この人顔見たことあるけど、何しゃべったらええねん)みたいな感じで私を見ているし、私も業務が終われば、それ以外にそこでしなければならない仕事もないし、S教室の同僚とは、そんなに世間話もしない(し、皆次の授業やその準備があるのでしている暇がない)のですぐに帰ってきてしまう故、専属のA教室のように教室に入ったら誰かが話しかけてくれるっていうことがなく、それが少し寂しい。。


S教室も出来れば早く抜けたいというのが本音なんやけれど、(17:00入りって学校行きながらだと結構キツいのよ・・・)でもやっぱ、担当の生徒とも少しずつ信頼関係が出来始めたから、

「あぁやっぱ年度末までは見たいなぁ」と思ったり。


ほんとの本音を言えば、年度末まで見たい・・・なんやけど、学校や就活なんかで、なかなかキツキツのスケジュールになってしまっていて、「見たい」と「抜けたい」という相反する本音が喧嘩をしている、そんな状況


ううーーん、難しい   ほんま身体がふたつほしいわぁ


冬期講習も生徒の受講状況から見て、担当希望をもっと増やさなあかんかなぁと思ってたんやけど、「どうせ増えるから」などなど同僚達の助言も参考に少なめで出すことにしたでもほんま授業を見たい生徒がたくさん居すぎて困るんだぁでも自分の体力や時間には限界があるし・・・そこが辛い。。
ここ2週間ほど、教習所にも全然行ってないし・・・・せめて年内には1段階終えたいんやけどなぁ。。


やっぱりでも、自分を受け止めてくれる人の存在を渇望する今日この頃。。
さっきも親から電話が掛かってきたんやけど、私はとりあえず話を聞いてるフリだけでもいいからしてほしいのに、

「ねぇなんでそんなに何社も受けるの??3つくらいに絞ればいいじゃない」

世の中そんなに甘くないの。。


「いっそ教職(教員採用試験のことを言いたいらしい)だけにすればいいのに」

そうしたいよ、でも落ちたら面倒見てくれないでしょ。

「こっちに帰って勉強すれば」


そんなん3日で頭がおかしくなるぅ  そう、ウルトラマンは3分やけど、私はあの家に3日いるのが限度なのだ。その原因を作り出しているのが自分だってわかってないんやろなぁ~。。そういう鈍感なところが羨ましいとすら思う・笑


「今オークションでGUCCIの財布が激安なんやけどぉー、ご褒美に買ってもいいと思う?」と聞いてみたら


「GUCCIはやめときなさいよ~ディオールとかもっと他のがあるやろ(母はdiorしかしらない)」


解説しよう。。母の思考GUCCI・・・グッチ・・・・グチ・・・・愚痴。。。。


語呂が悪いというんである。。昔から、こういう言葉の「あや」を病的に気にするところがあって、父も私も困っているのだ。まぁ流すに限るんやけど


なかなかイイ感じの革(高級ブランドでオール革のは少ないと思う)で、しかも色もいい感じの茶色、それに何より1000円スタートってのが良心的やん展示品で多少の汚れはあるらしいけど、どうせ使ってたら消耗するんやし、あげるんじゃなく自分で使うねんからある程度キレイなら問題ない

というわけで、自分の決めた上限価格を入札額が上回らなければ、買おうと決めました。

終了は明日。明日はバイトないから、終わる直前にPCに張り込んで、絶対落として見せます。勿論今の財布もぼろぼろになるまで使うけどね。最近黒ずんできたから、手入れをしたいけど、革の財布のお手入れってイマイチよくわからん。まさかのにわか雨で所々染みになってるし・・・財布ちゃんごめんよ



実家で使うPCも比較的キレイなものを2万ちょいで落札今回はNECじゃないけど、まぁすぐに使い慣れるでしょう実家で使うPCくらい、あんたら買ってよ、と言いたいけれど、使うのが私しかいないので強く言えず・・・(チキンなんです私)
しかも念願のXP proがインストールされてて、パワポもプリインストール済み新たにソフトを買う必要がないんでラッキーさらにさらにDVDスーパーマルチドライブ搭載!!これはNo Music No lifeなめぐさんも大満足FDはあるかどうかわかんないけど、外付けのも数千円で買えるし、なくてもUSBのメモリとかに保存できるからいいかというわけでいい買い物しました

プロバイダの申し込み書も無事に実家に届いたみたいやし、今度の帰省は少し快適です

このブログも滞らずに更新できそう☆

あとは実家の自室にTVがあればいうことないねんけど、まぁこれは教育実習までにどうにかする~


この出費、お年玉で補いたいけど、今年は何人がくれるのか。。笑

年々くれる人が少なくなっている。。ハタチは超えたけど「学生サンは金がナイ」のよ~笑


*Welcome Home*



「ただいま」

今日も帰宅した部屋に響くのは私の声。帰ってくる返事がないとはわかっていても、ついしてしまう習慣のひとつ。

疲労感が増すのは、このせいかもしれない。「おかえり」って言葉の大切さをひしひしと感じている今日この頃。


「ただいま」と言ったら当たり前のように「おかえり」という言葉が返ってくる。それってこんなにありがたいことだったのだ。



今日はリハビリのあと、生徒と英検二次対策の約束をしていたので塾へ向かう。今週は週に5日塾に居た。居すぎやろ

今日は正規の勤務ではないので、いつ帰ってもいいというのがある分気が楽だったけど、1コマだけにしておこうと思ったらつい熱が入って2コマ近くしてしまった

私が中学生やった頃は英語の先生が二次対策をしてくれたもんやけど、生徒の話では先生はそういうのをしないという。

先生が怠慢なのか。それとも先生の仕事が増えたのか。おそらく2:8ってとこなんやろな学校の先生も最近は大変やし。


飲み込みが早いので、初めはまるっきり棒読みで英語らしさのかけらもなかった音読も、少し練習すれば語尾の子音の弱化、連結する音の脱落、区切りをつけて読むこと、歯擦(しさつ)音などもだいぶうまくなり、英語らしさが出てきた。この子は比較的文法の運用能力が高いので文の理解には問題ないが、そういう子ほど会話能力はイマイチだったりする。

面接官による質問で「What is 」のtの子音と次の母音が連結し「ワリイズ」となると、もう何を聞かれているのかわからないようだ。連結の仕組み、弱くなる音、落ちやすい音、それらを解説していく。少し覚えれば、脱・ジャピングリッシュww

I don't think aboutをアイ ドーント シンク アバウトなんて読んでいたのが、30分もすればアイドンシンカァバウトと読めるようになったやっぱりthだけは何回言っても直らなかったけど、中3生にそこまで要求したりはしないだろう。私だって、あのS教授の授業を(しかたなく)受けていなければ、今頃もthの発音も言えてなくhaveもhabuなんて発音してたことだろうし。最初は嫌やったけど、今はS先生の授業でよかったと思う
やっぱり教える側としては、いつ誰に聞かれても恥ずかしくない発音って大事や。けどS先生はそれに固執しすぎているのがたまに傷。 でも大学院にはS教授マニアが結構いるらしい。わからんこともないけど、なんか喋る度に「th!!!」「rが巻けてねーだろ!!」「aとeの中間音だよ!!」なんていわれ続ければ、話す気が萎えてしまう。。笑


今日はその子と同じ時間に担当している高3生も世界史を受けた後、自習で残っていて、私がイディオムの教材を見せ、「月曜までに50個(覚える)はさすがにキツい?」と聞くと、

「うーーん、やるよ」と頼もしい言葉。わずか二週間前には「英語のびひんどうしよういくとこないー」なんてヘコんでいたのに、うってかわってすごい前向きさ

「おぉぉ~言うたな、期待してんで」というと、


「だってもうやるしかないもん。●●大行きたいし。私はやるって言うたらやる女やで

こっちが逆に励まされる



その後も黙々と赤シートをしながら暗記に燃える生徒。私が英検の対策を終え、一足先に帰ろうとするとインフルエンザの注射の話に始まり、ガチャピンの話とか、世間話に発展。その後20分くらい話し込み、最後は受験に向けての渇で締めて、教室を後にした。

若いなぁ・・・なんて思ってしまう。私ももうあれから3年経ったのか。模試に終われ、その結果に一喜一憂し、がむしゃらに問題を解いた日々。懐かしい。

高1の頃には、カンカンドーリツ?サンキンコーリュー??は???やったのに、高3になる頃には関西にある大学はほとんど覚えつくした。


遠いところは岐阜や東京から興味を持った大学はかたっぱしから資料を集めた。特に愛知にある大学は何故か興味を持つところが多く、南山大や中京大に惹かれた。特に中京大はキャンパスの雰囲気が素敵だった。


結局関西地方の某大に落ち着いたけど、この選択は正しかった欠点でも追試はなく、即落とされるという若干エグい欠点もあるものの、他は完璧だ☆

4年・・・長いようで、もう私も半分を切った。でもここでの時間は濃い。何もしなければ置いていかれるばかりやけど、こちらの働きかけには充分に応じてくれる手応えのある大学だと思う。ただ、もうちょいバリアフリーを徹底してくれたらもっと有難いかなー


塾の生徒にも、納得の行く大学生活が送れるところで新しいスタートを切ってほしい
行きたかった大学=自分に合う大学。とも限らないしね。私の場合は高校がそうやった。めっちゃくちゃ行きたかったのは国際科のある高校。でも高校の時、病気になっても支えてくれるクラスメイトに出逢えたのは、そこに行っていなければなかったこと。何より指針を決める先生にも出会えたし


さてさてすきっ腹にカフェモカなんて入れたせいで&疲労による貧血で、面接練習の途中から気分が悪くなっためぐさん。やっばい、脳に血がまわってない・・・教室の中は暖房で暑いほどなのに手先はおそろしく冷たいし、なんか口からからやし急遽うまい具合に、7パターンあった練習を1個減らし、そそくさと帰り支度をしていたら丁度高3生の世間話。それで少しリフレッシュして、何とか無事に家にたどり着いた☆


高3生の気合いもそやし、英検の子にしてもそやけど、励まさなあかんのはこっちやのに逆に元気もらうこんな仕事なかなかないよね
あぁーやっぱり子どもの顔見える仕事がしたい(。→∀←。) 



2コマ分の給料: 約3400円。
生徒から帰ってくる笑顔、「ありがとう」:プライスレス
お金で買えない価値がある、教育業
買えるモノはマ●ターカードで。。  

なんちってでもマジでそう思うよ。どんだけ疲れようが、この瞬間、この仕事のやりがいを実感する。学校の先生も同じなんやろうな

「先生」なんて呼ばれるほど、偉くもないし、彼らの人生のうちのほんの僅かな時間しか関わっていられないけれど、ずうずうしいのを承知で言うならば、彼らが大人になった時、

「先生の影響で英語の道に進んだ」なんて言ってもらえる日がくればいいなぁ



ここのところ、私のカバンがどんどん壊れつつあります。まぁどれも4000円もしないものばかりなんでありますが、同じようなサイズのカバンばかり壊れるので、今遊びに行く用のカバンがありませんバイト用に愛用していた黒のシボ革(勿論合成皮革)のカバンは2年ほど酷使した挙句、つい3日ほど前ファスナーがえっらいことになりご臨終・笑   飲み会やちょっとした買い物や遊びに活躍していたキャメルのショルダーもあとを追い・・・笑   学校のカバンも最近また取っ手がちぎれそう・・・気に入ってるねんけどなぁ学校用のは、私が重い物を入れすぎるからやねんけどね・・・夏なんかお茶2本はいってるし(水分めっちゃ摂る)


最近またオークションを調べまくる日々・笑   丈夫で安くて、かわいいものそしてめぐさんの酷使に耐えられる忍耐強いカバン、でもって赤っぽいレンガのような茶色(この色の小物好き)

いいの探しますww    この間はこれまた大好きなブラックウオッチのスカートをレギンス付きで1500円で落札でもカジュアル仕様なんでバイトには不向き・・・。。


バイトが週④に増え、リアルに着ていく服がないのです。。洗濯もまとめてするようになっちゃったし最近では私服は専らナチュラルカジュアルなので、そんなんで出勤するわけにも行かず、どうにかこうにかきちんとして見える服を発掘しては着ていく日々・笑

これから就活も本格化やし、カッターシャツも買い増して、バイト用のニットも買わなきゃだ・・・


ヤフオク、楽オクサマサマになりそうです最近忙しくて買い物に行く暇さえないので、預金が減るといえば、クレジットの請求。。ネットでばっかり買い物するのも面白みがない面もあるねんけどねー休みの日は寝てしまうか家事に追われてまう明日は休みを満喫しまぁーーーす!!キムチ鍋作って食べる(。→∀←。)


では皆様おやすみなさい

What Can I Do 4 U?

バイトから帰ってきて、またWhat I Needを聴いているめぐさんです

はぁ私も「Is you」って叫びてぇ


生徒が受験の事でかなりナーバスになっている。。模試の結果も芳しくなかったし。でも今回は全体的に悪くて、その子だけが悪いわけじゃないようなので落ち込むなとは言うてみたものの・・・・

自分の無力さをひしひしと感じる私は何を言ってあげればいいんだろう。私には何が言えるんだろう。

指導法や教材も、コレでいいのか。合っているのか・・・・・・。


その子の成績は英語以外はほとんど高校時代の私と変わらないくらいやから、余計に何かアドバイスができるハズやねんけど・・・。。。でも私が教えてるのは英語なんやよなぁ。。。。うーーーん


なんか何を言っても響かない気がする。言葉ってこんな薄っぺらいものやったっけ・・・・。

受験期に不安がまったくないのは、傲慢に繋がって良くないけど、でも、少しでも取り除けるなら取り除いてあげたい


模試の判定も、この時期、第一志望がD判定って、私と酷似。


自分の経験から何か言えるはず。それなのにありきたりな言葉しか出てこない。


ちなみに私の高3秋の模試では、、K大:文学部(第一志望)D B大:文学部(第二)A K外大:外国語学部( 第三)B O女子大:教育福祉学部(第四)A


国公立はいつの日もEでしたが数学の偏差値が37じゃねぇ~


第二志望をB大にしてるあたりも似てるんやけどなぁーなぜ、もっと励ませない??


人生、どう転ぶかわからない。だってこの私が今K大にいるのだ。K外大には門前払いを食らったというのに。少し言い訳をすれば、外大の入試の日がK大の合格発表やって落ち着かんかったっていうのはあれど、やっぱ実力よね。。英語に賭けてる子ばっかが集まるわけやし。

私が不合格やったのに、その昔母がそこに受かっていたというのがムカつく笑 結局母はそこではないところに行きましたが。。


中学の同級生は、12月の模試でE判定やったものの阪大法学部の合格を勝ち取ったし。最後まで結果はわからないのだ。

でも、受験の渦中にあるときはどんな話をしても不安なんよなぁー


あの子なら、すごく充実した大学生活を送るだろうから希望通りの進路が叶ってほしいもの



私は良い先生ではないな。。悩む生徒を前にして何もできない。


とりあえず明日、赤本見に行ってこよう。傾向掴んどかなきゃww





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CPと闘いながら、やさぐれた社会人やってますw

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このブログでは日常や好きな音楽、本のレビューを綴ります☆徒然なる独り言にお付き合い下さい♪ 

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