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Think&Said to Myself

日々の日記と思いをミク●ィより赤裸々に(笑)綴りますw

カテゴリー「Said to myself(*´∀`艸)゚*。 」の記事一覧

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空っぽの箱庭

数時間前に、久しぶりにメールしたB君に、

『明日早いしもう寝るわ。おやすみ

なんて送っておきながら。。



今の今まで料理に勤しんでいた・笑 (時刻は2:20をおしらせします)



別に、B君とのメールを早く切り上げてやろうとかそんなんじゃなくって・・・断じてなくて・・・


部屋着に着替えてからふと、どうせ明日実家に帰っても、ろくな晩御飯なんてないんやろうな・・・と思ったら、なんか意地になって3品作ってしまった。

★鯖の味噌煮★ ★高野豆腐の煮しめ(with 金時人参&きぬさや)★ ★山芋と豚肉のすき焼き風煮★


気づけば全部和食やね。


この間父が遊びに来たときにロールキャベツを出したらおかわりしてたから、ロールキャベツでもよかったかもしれないけどw
きっと母が作らないから、珍しくていっぱい食べたんだろうけどね。



    


昼間、母のケータイに電話すると、母はまだおばあちゃん家にいて・・・
一抹の不安を抱えながら実家のほうは(掃除とか)どうなったのかと尋ねると、怪しげなウフフフ・・という笑い声が帰ってきた。

彼女がこんな声で笑うときと言えば絶対罰が悪いときなので。


掃除ができていないのは絶対


『換気扇は掃除したのよ、お父さんと。でね、お風呂はね、半分やって、まだしてない』

「あのさ、半分やって・・じゃなくて、そういうものは一気にやってしまわんと」

わかった、と幼児のような声で返事が返って来る。


父に確認すると、風呂掃除は父がやってしまったらしい


「私明日そっちに行くねんけど・・・」

半ば呆れながらそう言うと、

『えぇ明日まだ全然片付いてないわよぉ』


知るか苦笑


私が帰る帰らないに関わらず、師走も終わろうかっていうこの時期に、人ひとり泊められない状態ではいけないと思う。

そんな私の部屋もえらそうなことを言える状態ではないけれど、それでもガスコンロや窓ガラスはマジックリンを買ってきて、一応ピカピカにした



暮れと年明けの準備など、まったくできていないであろう、実家。

今に始まったことではないけれど、私は結構こういう季節季節の行事を大切にしたい方だ。



みすぼらしい実家が目に浮かぶ。

「ただいま」と言うころ、近所からは夕飯のいい匂いが。もちろん私の家からは無臭。これは今も昔も変わらない。

きっと朝か昼の残りの冷ご飯しか、炊飯器にはなく。

おかずは干からびたきゅうりの糠漬けしかなく、『買いに行ってきてよ』と3人分には到底足りない金額を渡される。

スーパーでカゴに放り込むのは、独り暮らしの大学生みたいな出来合いの惣菜の数々。

そして母の予算からはみ出た分は私が払う。


そんな光景がありありと、浮かんでしまう。





脳裡に浮かぶ光景を振り切って現実に戻れば、それとは対照的に、大手スーパーに行けば家族連れがたくさん。

大きなカートに正月用品やら、お鍋の材料やら、親戚が来るのに備えてのお菓子やら・・・溢れんばかりに入れていく人々。


そういうものを見ているといたたまれなくなる。


ひとりのクリスマスも虚しいが、家族が居るのに果てしなく虚しさと孤独を抱えてしまう年末年始は、いつしか私にとって大嫌いな季節になった。


昔から金銭的に不自由していた我が家は、正月だからと言って、カートいっぱいになるほど買い物はしない。


買い物カゴにいっぱいの商品を買う、と言うのは幼い頃から今まで、ずーっとキラキラと輝く行為だった。


いいな 
あの食材を、家族みんなで団欒しながら食べるのか。


どんよりと重い部屋の空気に、
冷えた食卓。


それを見て、とても歓迎されているとは思えない。


盆正月は、帰ってこないと文句をつけるくせに、それならば何故、帰ってきたくなる環境を整えようとしないのか。


金銭を散財しなくても、部屋を清潔に保つことは出来るし、温かいご飯を出すことは出来る。

たとえご飯と味噌汁だけだって、楽しい会話があればそれで充分だ。


帰っても残り物ばかり。 それも食事中に喋るのを母は嫌う。 私と父の話し声だけがふわふわと場違いに部屋に漂い、心は空虚なままだ。


そんなものを受け止めに帰ることを思うと、足は重い。


そして、もう跨げないお風呂。ポンコツのシャワーを申し訳程度に浴びて、震えながら布団に入るのだ、今年も。


大阪でひとりでいて、スーパーの家族連れをいいなぁ・・と眺めるのはまだ我慢できる。


でも、実家で家族と居ながらにしての孤独は、そろそろ心がポッキリ折れそうだ。



私の帰る場所はどこにもない。


おせちもお雑煮も、今年はないのだろう。


せめて自分で作ったものを持って帰れば、無機質なプラスチックの容器からおかずを取ることにならなくて済む。


で、意地になって、作りまくった。


私も早く自分の家族が欲しい。   


一緒に買い物に行き、あれこれと買い物かごに詰め込んで、その食材で温かいご飯を作る。
そして、大勢でそれを囲む。


そんな当たり前のことを当たり前に叶えたい。


私の作った料理は気に入ってくれるだろうか。
気に入ってくれたなら、まだ救われる。


冷え切った家に、向かうのはもうすぐ。暗澹たる思いだけが心を満たしていく。

そこに安らぎなど、皆無。
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母親願望

女性は、子どもを産むのに適した年齢になると『子どもが欲しい』と思うようにDNAに刻まれているんだろうか・・・なんて考える。


・・・というのも、最近私の中でにわかに『母親願望』が急上昇中なのだ


今までも、子連れの家族やお母さんを見ると微笑んでしまうというのはあった。ほほえましいなとも思った。

でも最近は「ほほえましいな」ではなく、「いいなぁ。」

私もあんな風になりたいな・・・にシフトしてきたのだ。


結婚願望も子どもが欲しいという気持ちも昔からあるけれど、この最近の気持ちの変化には自分でも戸惑いを覚えている。


言うなれば母親願望。
幼児期に愛情に飢えていた私が、自分の子どもにきちんと適切なかたちで愛情を注げるのかどうか不安はあるし、自分の体のことも心配。
股関節に障がいのある人は難産になりやすいという話もよく聞く。


現実的にそんな心配もあるけれど、にわかに芽生え始めた母親願望。




先日も、配られた共済組合の広報誌の背表紙に明治●田生命の広告が載っていて、休日眠っている父親にカメラを向けている小さい女の子の写真と共に、エピソードが載っていた。

そんなんを見ても、目頭がちょっと熱くなるのだから不思議。

女性ホルモンのバランスでも崩れているのかなぁ・・・ でも私、そういうのは本当に健康そのものだしね。
ホルモンの崩れで婦人科にかかっている同年代の友達も多い中、私は婦人科のドアを叩いたことがない。



そんな中、橋本紡さんの『もうすぐ』という本を手に取った。

あらゆる角度から、出産について深く切り込んだ小説になっている。
まだ最後まで読んでいないから詳しいレビューは後ほどにするが、女性の細かな心情を自分が体験したかのように描写している。

男性作家でそこまで書けるのか・・・と脱帽した。


妊婦のたらい回し問題や、高齢出産、不妊治療・・・さまざまな話題が織り込まれていて、同じ女性でも知らないことがたくさんあった。

たとえば、産婦人科を定期的に受診して検診を受けていても、出産の予約はまた別で、予定日が迫ってから予約を入れようとしてもいっぱいで取れず『お産難民』になってしまうこととか。

普通、産婦人科受診してたら、何もしなくてもそこで産めると思っちゃうよねぇ??



うーん、自分もリアルに「子どもが欲しい」と思う年齢になってしまったか・・・(しみじみ)


ほんま早よ結婚したいわ・笑

親孝行

アメリカ留学の話をいただいた。
アメリカのどこかの州立大学に半年間留学し、英語教授法やら語学トレーニングやら、はたまた現地の大学の講義も受けられるということだった。

選抜で選ばれれば、費用はすべて外務省持ち。半年間もの留学を国費で行けるとなれば、またとないチャンスだった・・・のだが・・・・

今日中に返事して』BY 英語科主任。

ぇ。ええぇぇえぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー


受かるか受からんかは別にして是非申し込みたい!!

だけど、色々考えなあかんことかってあるやん!!!

例えば、留学自体は本人負担はないにしても、留学中の給与はどうなるのか・・とかね。
向こうでの生活費も負担してくれるとは言え、その間の日本の家賃やらまーち君のおうち(P)の家賃やら、毎月返している奨学金やら車のローンやら、生活してなくても飛んでいく固定支出は山のようにある。

それに今の段階で、半年PTを放っておいて何もしなくて体は大丈夫なのか・・とか、そもそも歩きにくくなっている今行けるのか・・とか色々相談しなければいけないこともある。


それなのに!
今日中に返事って無理

結局、そんなこんなで今回は未練たらたらだが見送った。


その話を父にすると、

『そうかぁー。せっかくのチャンスやったのになぁその日聞いてその日に返事せえて、いくらなんでもなぁ』



ちょっと意外だった。
大学に入った頃から、私の選ぶ道にはとやかく言わなくなり、面と向かっては言わないが応援してくれていることが伝わってくる。
だけれども今回のような話でさえ、私の立場にたって『せっかくのチャンス』と思ってくれたことが嬉しかった。


親が自分のエゴでなく、子どもの道を応援するのって一番必要なことではあるし、子どもは一番求めていることではあるけれど、なかなか親にとっては難しいものだと思う。

やっぱり、こうであってくれたら・・とか、こうしてほしい・・っていう願いはつきまとう。


エゴを押し付けず応援してくれるというのは、すごく満たされた気持ちになる。

自分の判断を信頼してくれている証拠だし。


父の『せっかくのチャンス』発言で、親は自分が思う以上に自分のことを考えてくれているものだな、と考えを改めさせられた。    今更だけどね


自分も親に何かを返していかなければな・・・漠然とだが、そんな思いが芽生え始めた。




・・・つづきはこちら

So Empty

母親との会話はいつも消化不良で終わる。 
物心ついてから、それは変わることのない習慣のようなものだ。

相容れないのはわかっているのに、相容れたいと願ってしまうのはやはり親子だからなのか。

彼女が黙って私の話を聞き、応援してくれるなんて、私が芸能人と結婚するくらいありえない確実なのにね・笑



結局通帳は見つかったらしい。

でも『ほら、いつも結局出てくるもん』なんていう、危機感のない態度が私を苛立たせる。


金銭を管理するのもアスペルガーさんの苦手なところだとわかってはいるし、子育てそのものが神業に等しいことも頭ではわかっているけど。

でもその先を求めるのは、親だからなのか。

身内であることは否定したいほどの人物でも、やっぱり私は親に対して親像を求めてしまうのか。


自分が余計苦しくなるだけ。
求めなければ、苦しむこともない。

でもやっぱり欲しいのだ。
親から信頼されているという感覚。
親に護られているという感覚。

25のいい大人が何をほざいてるんだよって、自分でも思う。

自分より子供な彼女に対して、それを求めるのは自分も彼女も不幸になるとわかってもいる。


でも、何で求めちゃうんだろうな。

その穴を埋める術を探しにカウンセリングにだって通っているのに、結局同じところに同じものを求めっぱなしだ。

違うところに突破口を探さないと、自分がいつまでも幸せだと思えないままだ。

相手を変えるのも神業に等しいんだから、それを抜きにしても自分が満たされてぐらつかない術を見つけなければいけない。


最近しんどくてもなんだかんだ更新しているのは、とにかく自分の心情を誰かにわかってほしいからなのかもしれない。

自分の考えていることをそのまま曝け出すって、それ自体は簡単なことのようでも相手によってはすごく難しいことで、誰にでも出来ることではない。


ちょっとヒートアップした脳を鎮めに、コンビニにジャスミンティーでも買いに行こうか。

もう2時だけど、まぁいいや、休みだし

結婚の良さ

新シリーズ・第2弾!



笑うと目の横に皺が寄る、人の良さそうな作業着のお兄ちゃんが視界に入った。

傍らには奥さんとおぼしき同年代の女性、そしてその胸には生後2、3ヶ月くらいと思われる赤ちゃんが抱かれている。

(かわいい)

もちろん、赤ちゃんが・・・と言うのもあるけれど、それ以上に私が好感を持ったのはその旦那さん。

子どもを抱っこして両手がふさがっている奥さんが何も言わなくても、当たり前のようにレジ袋に食品をせっせと詰めていく。
そうしながら、会社であったことを下校したばかりの小学生みたいに矢継ぎ早に話し、奥さんも笑顔でそれを聞いている。

作業着には、国民的企業の刺繍と名札。

私がブリやら、鶏肉やらを袋に詰めている中、その赤ちゃんがぐずりだした。

奥さんはあやしながら、のんびりと『眠いんかなー?』と言う。

『えっまだそんな時間ちゃうやろ?』と返す旦那さんの顔は目がない。


かわいくて仕方がないんだな・・・という様子が伝わってくる。


なんか良いもん、見たなぁ
ほほえましい反面、独り身にはちょっとツラい・・・のも本音。


*******************

4つ年上の先輩。 奥さんは養護教諭。結婚して1年とちょっと。

このところ、にわかにその先輩が垢抜けていく。

服装も髪型も、特に独身の頃とは変わっていないが、確実に彼の中の何かが変わっている。

持っているオーラとか、雰囲気とか。

なんか、角が取れていい意味で丸くなったって言うか。
話しかけやすくなったし。

同じ仕事を2年間一緒にやっているけれど、最近なるほど、女子が『カッコいい』と言うのがわかるなぁ・・・なんて思うようになった。
先輩が結婚したときは泣いた女子生徒もいるらしい・・・と聞いて、当時は嘘でしょなんでそんなに人気なの理解不能。と思ったほどだったけど。


そんな先輩の変化を見ていて、あぁ、結婚のプラス要素って、こんなところなのかもしれないな・・・とふと思った。
伴侶があると言う事は自信にもつながるのだろう。

私も結婚すれば、ちょっとはこのカクカクした感じ、どうにかなるのかな・笑


日常の中のちょっとした場面で、結婚っていいなぁというシーンを最近よく見かける。


ぷりーーーーーーーーずまりぃーーーーーーーーみーーーーーーーーーーー

管理能力

『通帳がない』と母が言う。

普通なら、尋常ではない事態だけれど、尋常であってしまうのがまた、こわい。

きっと家のありえない(普通は絶対通帳など置かないであろう)場所から発見されるのだろう。


母の脳神経と体はまったく連動していない・・・と思う。

何気なく置いた(体)のを、意識(脳神経)していないのだ。だから、どこにあるかわからない・・・が頻繁に起きる。


『だからごめぇん。あんたのお金借りた


もちろん私も給与の振込口座や自分の貯金用口座は、母の自由にはさせていない。
通帳もカードも私が持っている。


でも、何かあったときや緊急に双方にお金を送りあったりする必要があることを考えて、1口座、母には通帳、私はカードで管理しているものがあるのだ。

双方・・というかほとんど、私から親への送金がメインなんだけれど。


別に、そこに入ってるお金なんて、大学生の小遣い程度だからどう使われてもいいけれど。

本人曰く『借りた』と言うのならば、借りる前に了承を取るのが筋ってもんでしょ、なんて思ってみる。

どうせ『借りた』と言っても言葉だけで返さないのだから、ならば『使ったよ』と言ってくれたほうがこっちもよほどスッキリするのに・・・と思う。


通帳がどこにあるかわからない・・という事態が普通ではないという感覚を身に着けてほしくて、色々こちらも口を出す。悪用されてからでは遅いのだ。

「いつも決まった場所に置けば問題ないんやんか。自転車の鍵もそう、家の鍵もそう。(母がなくすものワースト3)」

『それが、知らん間にどこ置いたかわからなくなるんだもん』

「自分で管理できひんねやったら、親父に管理してもらい」(名案やん笑)

『大丈夫。なんとかするわよぉ』

母の大丈夫はこれで何度目か。
母の、以後気をつけますの後、同じことが何度起きたか。

こちらもいい加減に信用できなくなっている。


物の管理ができないのも、段取りを立てて時間通りに動くのができないことも、ADHD傾向のあるアスペルガーのものだとわかっている。

本人が、自分について理解していて対策を講じようとしているなら、ここまでガミガミ言わないが、管理できていないのに尚、意固地になって自分で何とかしようとするのかわからない。


きっと今頃、能天気な声を電話で受けた父が血眼になって探しているのだろう。
この間なんか、野菜室に入れられてたからな
きっともう片手にレタスなんか持ってたせいでしょ。(そうなんか)

もうちょっとしっかりしてよね・・・何につけても金銭が絡むものについては。


私のストレスは減りはしない。
ほんと、一人じゃ何もできないんだから。最悪。。

Not ANYONE But SOMEONE

新シリーズ・『恋とか愛とか、結婚とか』 本日よりスタート 
今日は第1弾w


*************

前シリーズ『Think about the wall of over 25』もまた気が向いたら再開したいと思いますが。
このシリーズでは、ますます赤裸々に語りたい・・・と思うので、お子様は見にこないでね的な内容もあるかもしれません。 まだどんな方向に持っていくか全然決めてないし

*************



最近周りがにわかに結婚ラッシュだ。やはり・・・というべきか何なのか、女子が多い。
男子はまだまだ・・・って感じである。
まぁ、男の26なんて、ようやく仕事がノってきたところだから結婚どころではないのかもしれないけどね。


26かぁ。
自分が中学や高校だった頃は、自分が26になる姿なんて浮かべてもみなかったけど。


そういう友達に触発されたわけではないが、私もこのところ早く結婚したいなぁなんて思う。

正直、焦りもね、ないわけじゃない。


頭ではわかってるのよ。26なんて、「まだいい」って時期でもないけど、焦る時期でもないって。

でも、なんかね。 私は特に恋愛下手だから、うまく行くのか・・・って不安がある。


兄ちゃんのことだって(すっかりこのブログでは『兄ちゃん』になってしまったな)・・・
きっと私がその深さを知るのが怖いくらいに、惚れているのに。なかなか前に進まないし。

昔、恩師に手相を見てもらったときに『20代後半ですっごく好きになる人が出てくるわ』って言われたけど、当たってるし・・・怖っ

************

他の人はどうか知らないけれど、私は最近、ひとりに限界を感じた

だから彼氏がほしいと思うし、結婚もしたいと思う。


ひとりに限界を感じたって言うと、色んな解釈ができるんだろうけど・・・単純に寂しいとか、そんなんでもない。

もちろん寂しいっていうのもある。 
仕事から帰って、ただ誰かの声が聴きたくて、親以外に誰かに電話できたらいいなぁ・・とか、たまには部屋に電気が点いていて、誰かがお帰りって言ってくれたならいいなぁ・・とか。

そんなんもあるんだけれど、でもそれだけでもない。


なんていうかこう、ひとりで生きる人生に意味を見出せないん・・だわ。

気楽でいいことはいい。
起きる時間も寝る時間も食べるものも観るものも、誰にも干渉されないのは楽だしある意味いいことなのかもしれない。

でも。

たとえば休日。無意識のうちに色んな友達に連絡を取って予定を埋めているとか、
そうでなければ死んだように寝ているか、無心に家事をしているか。

とにかく目的なくぼーっとするっていうのが、学生の頃より無理になった。

でもそういう瞬間って、結構な頻度でやってくるもので。

そういう瞬間に、心底意味を見出せないのだ。 


仕事の毎日と、予定のない休日。その繰り返しが恐ろしく空虚。 
何が楽しくて、今ここにいるんだろう・・とか別に病んでもいないのに考えてしまう。
私ひとりで何をしても、それに何の意味も見出せない。

その空虚をひとりで何とかしようと思うのはもう無理だと最近思い知った。


誰かとともに生きるってことは、自分の存在意義を確かめることに等しい。


                            TO BE CONTINUED.......

重い影

参観日を目前に控え、ちょっと余所行きの服でも買おうかと郊外のアウトレットに向けて国道を南下中、違和感が私を襲った。

折りしも日曜の夕方。国道沿いには多数の飲食店が並んでいるので道も混んでいる。車間距離が自ずと狭くなるため、目の焦点も近くなりがち。


ところが。
近くに焦点を合わそうとするとツラいのだ。 何が、どんなに、とは説明しにくいが、より目になったみたいな感覚になり、自然にピントが合わない。

さらには。
手足の痺れを感じた。


遠くばかりを見て近くを見ない運転というのも大変危険なので頑張って焦点を合わそうとすればするほど、何とも言えない疲労感が広がる。

何かがおかしい。


最近抜けない偏頭痛も脳裏をよぎり、もしや、脳系の疾患からきてるんじゃなかろうか・・・なんて杞憂する。


ただの疲れや肩こりのせいであってほしいと、肩を揉むと多少は楽になるものの、不安な黒い影が私を見て笑っていることに変わりはなかった。


慌てて、アウトレットまではあと15分・・・のところで急遽Uターンし、引き返す。


昔、自律神経失調症に掛かっていたころは、心因性の不調が多く、いちいち大きな病気ではないかと不安で気が気じゃなかったけれど・・・大学に入ってからはそんなこともなくなっただけに、久しぶりに心配になった。


脳疾患ではないという確信を得たくて、信号待ちの度に、両手を水平にして目を瞑り、手のひらをパンと合わせてみたり、目を上下左右に動かしたり・・・いずれも異常なし。

さらに確信を得たくて、ろれつが回っていることを確かめるべく、マーチの車内で・・・


「あめんぼ 赤いな あいうえお」
「柿の実なったよ かきくけこ」
「ささの葉さらさら さしす・・・」 (元演劇部裏方)


噛まずに言える。

でも尋常ではない体調不良に不安もひとしお。


けれど、

万が一、大きな病気であったにしてもこんなところでどうにかなってたまるか


何が何でも絶対に無事に帰る


そう固く心に言いつけて、ハンドルを握りなおす。
相変わらず焦点は合い辛かったけれど、運転できないほどのものではない。まるで路上教習の頃のように、普段の神経の数倍をつぎ込んで運転し、無事家に着いた。


このときの安堵感ったらない。


ドアに手を掛け、出ようとしたそのとき。

ケータイが振動する音がしてディスプレイを見れば、母の名前。


(こんなときに何の用よ・・・)


『もしもし』
「はぁい、何


『あのねぇ、今日ねぇ、おばあちゃんに行ったらって言われて○○(地名)に吹奏楽部のコンサートに行ったんよぉ。』


声のトーンも喋り方も、小学校低学年。(実年齢63歳)

語尾に「ね」や「よ」をつけるのはうちの地方独特のものだが、それにしても『せんせいあのね』か!とツッコみたくなる。
私はあなたの担任の先生ではないのだよ、オカン・笑


『でねぇ、結局見ないで帰ってきたんやけどね、パンフレット貰って見たらねぇ、』


話が見えない。緊急ではなさそう。でも。


「結論から言って」


『高3のときのS先生が、○○高校吹奏楽部のね、顧問になってあるんよ』


S先生。久しぶりに聞いたその名前。

生物の教師で、若いのに禿げた頭が気の毒で、当時見合い10連敗の末に11戦目で奥さんになるMさんといい感じになり、息子のK君も産まれた。あのS先生か。


うちの高校に居たころは山岳部顧問だったのだが・・・なぜまったく畑違いのところに。


久しぶりに懐かしい名前を発見して興奮しているのか、彼女のトーンは冷めないまま舌足らずな口調でマシンガンのように話す。


ついさっきまで、脳に何かあったんじゃないか・・・と心配し、無事に帰ってこれたことに心底ほっとしていた私には、その「せんせいあのね」トークに付き合う余裕などまるでなかった。


彼女の前では常に強がらなければならない。
何があっても。
彼女が崩れるから。


熱が出てもバレるまで隠し通し、吐き気がして今にももどしそうでもリハビリには引きずられ・・・
体調が悪いのをひた隠しにしたって 所詮は子ども。すぐバレる。
そのあとの母の動揺ぶりが、私をたまらなく不安にさせるのだ、昔から。


でも余裕を持って話を聞く余裕すらなかった。無事に帰ってきた安堵はあったが、今も体調が改善されたわけではない。


いらっときた。本当にイラっと。


「うっとーーしーねん!!!いっつも空気読まんと掛けて来て。迷惑や」


と言い捨てて切ってしまった。


不安な中、さらになぜ親に強がらねばならないのか、それを考えたらとても情けない。


私も誰かに『大丈夫。何も心配するな』って言われたいよ。
誰かに言うばかりではなくて。

前略 お母様

過去ログ、「Groove」 第2弾。

長い長いメールを送った。最近、母はメールを見ることはできるようになったが、まだまだそれに対して返事を書くことはできない。



母はまた、私が教師という仕事を選んだことについても『よかったのかどうかわからない・・・』と思案する。

めちゃくちゃ腹が立つ。

何って、私が決めたこと。それをあたかも自分が選んだように思案すること。。



私は誰に強制されるわけでもなく、増して不可抗力でもなくこの仕事を選びました。
確かに心身ともにとてもしんどい仕事やけど、あかんと思ったらとっくに辞めてる。まだ続けているのは私がこの仕事をしたいからです。履き違えないで。

私がほしいのは、背中を押してくれる人であり、頼んでもいないのに勝手に手を引いていく人ではありません。
私は無難な生き方はしないし、何でも自分で決めます。


私や家族に依存して、アテにしてしか生きられないあなたを見るのはしんどい。
しっかり自分の足で地に立てるようになってください。
自律してください。

私のことばかり心配してしかすごせないのではなく、他に関心事を作りなさい。

私はあなたと違い、気にかけること、かけたいことが他にもたくさんあります。
あなたの暇つぶしや話し相手に四六時中なるわけにいきません。
私には私の生活があり、世界があるのです。

本当の意味で、自分で生きられる力を身につけてください。


そんなようなことを、書いて送った。理解できたかはわからないけれど。。

心のキャパが狭い彼女は、電話で説教をすると、何の前触れもなく突然電話を切る。
何度経験してもむなしさ以外何も残らない。

電話では最後まで言えないから、ならばメールにしてしまえ・・・ということで。
なんで今まで思いつかなかったのだろう・笑

読んでくれるか否かは保証はないけどね 




ふた月ぶりのカウンセリング。

『お母さんがアスペルガー的傾向にあるなら、そのお母さんが子どもを育てられたっていうことが、もうそれだけでスゴいことですよ!! 特に乳幼児期の子どもは言葉で気持ちを表現できないので、こちら(大人)が汲み取ってあげないけないでしょ。気持ちを汲み取るということがそもそもできない状態で、よう子育てしたな!と私は思いますけどね』

『まぁでも、それであなたが納得できるというのはまた別次元の問題ですけど・・・』


ご尤も。


やっぱり人として、多少の感度の違いはあれど『人の気持ちを考える』って能力は必要だよね・・・・
本人も周りもつらい。

神様はなんで、こんな障がいを作ったんだろう。 

最近にわかに増えている気がするんだけど。診断される人が。

Groove ①

『早く自律してほしい』

こう願うのは本来、子どもの役目であってはいけないのだ。



23時過ぎ。
鳴り続けるバイブ音に、液晶を見ると彼女の名前。忙しいし疲れている。放っておいたが一向に鳴り止む気配がない。

彼女は最低でも1分超、長いときは2分以上出るまでコール音を鳴らし続けるのだ


半分ストーカー並の行動やん


もしもし、の代わりに「あんたも暇やねぇ」と嫌味で出てやったが、彼女は意にも介さず、

『うふふ』と芯のない気持ち悪い笑いを漏らす。 私は芯のない笑い方をする人が、昔から嫌いだ。

母親も然り。道端で遭遇する、甲高くぶよぶよした笑い声の男子も然り。


「で、何?こっちは今仕事中なんやけど」

『あーそうか。いや、元気にしてるかなって』


昨日も掛けてきたんちゃうんかコラーーーーーーーーーーーー
1日でそうそう、体調変わるかーーーーーーーーーーーーーー
こっちは死ぬほど忙しいわーーーーーーーーーーーーーーーー


は、頑張って呑み込んで、

「忙しいねんけど、あなたと違って」


自分でももっと優しい言い方ができれば・・とは思うものの、彼女がまったく人に配慮する気配がないのでこういう言い方になってしまう。はぁ


『ねぇ』

「はい?」

『それであの人は?』
「あの人ってどの人?」

『だからあの人』
『だからあの人ってどの人?』


無論、誰かわからないわけではない。
私が絶賛色ボケ中な例の彼だ。


でも、わざとはぐらかす。 
名前を言わないのは、名前を忘れたからでも、周りに誰かがいるからでもない。

認めたくないのだ、娘が夢中になっている相手だと。だから『あの人』とはぐらかす。それがわかっているので、こちらも意地を張ってみる。


私と母は親子でありながら徹底的に価値観が違う。理解しあえるところなんて到底ない。
いや、理解は可能かもしれないが、少なくとも彼女は私がまったく異なる考えをすることを認められないし、自分の価値観を「いいもの」として押し付ける。

その代表的な違いの1つが恋愛観や結婚観だ。


ついこの間も『あんまりのめりこみすぎなや。あかんかったときに苦労する』


それを聞いて心底がっかりした。げんなりした。


娘の考えを尊重して応援する。。。ってことが、彼女にはやっぱり高度なことなのだろうか。

私は一度だって母に背中を押されたことがない。どんな物事でもそう。難しそうなことや、自分の考えに反すること・・それ以外でも私が決めたことはまず初めに『やめときなさいよ』から入る。

それがいかに子どもの心を痛めつけているか、彼女にわかるだろうか。

高校や大学の進学先に始まって、着る服や、好きな男・・・聞いたら絶対最初は反対だ。


もし仮に私が、自我を通さない子だったなら、彼女はそんなレールの上しか通れない子を見て満足するのだろうか。
もしそうなら、親で居る資格はない。

彼女自身が誰かに敷いてもらったレールの上しか歩けない人だから、満足するのかもしれないけれど。



母は、いいなと思う異性が現われても、フラれるのを恐れ、行動には移さない女の子だった。
話しかけることすらできなかったこともあると聞く。


でも私は違う。本当に好きなら、絶対引かない。
たとえフラれたとしても、フラれるのを恐れて引くよりは余程ぶつかって砕けたほうがマシだ。

私だって、恋愛はどれだけお世辞を並べても「器用」とは言えない。
だから空回りもするし、余計なことでドジを踏む。

でもねぇ、私は気持ちを言うときは度胸すわるんだよ。多少空回っても最終的に絶対伝えないと終わらないんだから。

だめなら、そりゃ深く傷つく。
でも、恐れてばかりいたら、何も掴めない。

リスクを避けて、心底思えない人と一緒になって何が楽しいのだろう。


もし砕けても、
本当に好きな人に砕かれるなら本望だ。


『だから、車直してくれる人よ』

勝手に壊すな、私の車笑  確かに「直す人」でもあるけど・・なんか違う。

まぁ、そろそろ許してやることにする・笑

「その人がどーしたん?」

『行ったらどのくらい喋るん?』


・・・それを聞いてどうしようと言うのだ。
何分だよーって答えたところで『ふうん』で終わる。


『B君とは最近喋ってないの?』


B君の名前はすんなり出す。 そこがまた猛烈にムカつく。
・・・と言うのも、どうも彼女はあわよくば私とB君が付き合ってくれればいいと思っているらしい。

もし私が兄ちゃんにフラれるようなことがあれば、彼女は内心大喜びするに違いない。

「全然。台風のときにお互い実家が大丈夫か確認したくらいで。悪いけど期待してるような展開はないから」


彼女的に、B君の苗字が好みなのと(名前と付き合うんちゃうわ・・・)
地元が一緒で、B君にUターン願望があるから、引っ付けば一緒に帰郷して暮らしてくれるかも・・・と踏んでいるらしいのだが。


全部余計なお世話。


だって、私の幸せを心底考えてくれてのことじゃないもの。

全部彼女が自身を満たしたいだけなんだから。 自分が満たされれば、私にとっても良い結果だと思っているみたいだけれど、それは大間違い。


私はいつも誰に強制されるでもなく、自分の意思で決断する。
だから大阪で就職したのも、不可抗力でも誰かの意見でもなく私の判断だ。自分らしくいられると思うから。

それすら何十回と説明しても、理解できないらしい。


娘が好きになった人だからぜひその人と・・・とか、
娘のことを大事に思ってくれる人だから・・・とか・・・そんな視点は皆無


そりゃぁねぇ、つれてきた男が余程ろくでもなけりゃ、わかるけど・・・私そんなに見る目なくないから、付き合う付き合わない関係なく、男友達だって、そんな目を顰めるような子はいないよ。


全部自分のエゴからの視点。


もし、あのとき兄ちゃんと再会しなければ、一旦火がついてちろちろと種火になっていた気持ちがここまで増大することはなく、もしかしたら、そのままB君とずるずる友達付き合いを続け、タイミングが合えば付き合うこともあったかもしれない。


でも、私はもう一度話したいと思った人と再会してしまった。
自分の想いに気づいてしまった。

もうB君へ抱いていた親近感なんて、まるで本気じゃなかったと知ってしまったのだ。


もうこんなに人を想うことなどないと思っていたのに。



確かにB君も、文句がつけられないほど良い人だ。
でもそれだけで、恋愛感情が生まれるかと言えばNo。



自分の仕事に誇りを持っていて、
私のことを気にかけてくれていて、
大学を出ていないことを卑屈に話したりせず、
私の仕事の大変さを理解して共感してくれる

世の中の動きにも関心がある。

何より私が、今まで取れなかったような態度を取れている。


そういう兄ちゃんの姿、あなたは見てないでしょう。



母は何を思って、父と結婚したのかなぁ。

『下手すりゃ、子どもできなくなるじゃない』って、年齢のタイムリミットがあったから?

(当時は)大手企業に勤めてて年収もそこそこあったから?


それだけなら、違うじゃない。

『見合いなんて、給料と顔以外、どこを見るんよ』なんて哀しすぎるで。


もっと親父のええ部分気づいたってよ。あんたが思う以上にあるで。


最近、思う。

本当の結婚って、本当の夫婦って、どういうものか。

それを自分が彼女に知らしめてやりたいと。

自分が結婚して、その生活を彼女に突きつけることで、これが本当の夫婦ってもんよ!と見せてやりたい・・と。

自分の気持ちがいかに家族を踏みにじるものであるか、自分がいかに家族を犠牲にしてエゴで生きてるかを、気づかせてやりたいと。


やっぱり彼女は人間的な感情がどこか欠落している。

                                           続く。

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